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2015年10月30日金曜日

ベロが出てるんですけど・・・

~ハナちゃん登場~


 今年も早いもので、秋もだいぶ深まってきました。柿の収穫季節です。


 エスペランサ村の敷地内にも、なかなか色っぽい柿の木があります。拙ブログにも何回か登場した、例の柿の木です。もう実がたくさんなっていたので、高枝切り鋏で採りましょう。


 昨年一度やっているので、今年は手慣れたものです。つい夢中でやってしまいます。・・・と、目の前をなにやら動物が、すごい勢いで通り過ぎていきました。脱兎の速さで、柿の木に登っていきます。「ハナちゃん」でした。


 「にゃんタロウ」のほうは、性格がおっとりしていて愛想がよく、だれとでも仲良くなってしまいます。エスペランサ村のスター候補生です。後で紹介しましょう。


 そしてハナちゃんは、どちらかというと利かん坊さんです。



 動きが素早く運動神経に優れているようです。私が柿を収穫している2時間ほどの間に、10往復はしたでしょうか、得意げなポーズです。


 
 でも、よく見ると、ベロが出てるんですけど・・・。


  そういえば、「ホワッツ マイケル」というネコ漫画がありましたね。ネコは時たま舌を出したまま、ひっこめるのを忘れてしまうのだそうです。だれか教えてあげなければなりません。


 「お~い!ハナ、ベロが出てますぞ!」


 おもわずカメラのシャッターを押してしまったのでした。

2015年10月29日木曜日

栗きんとん

~拾った栗で作りました!~



 エスペランサ村の敷地内やその周辺には栗の木があります。毎年9月の下旬くらいになると栗の実が落下してくるので、この時期になると、堆肥研究家は必ず朝の散歩に出かけます。散歩がてらに栗を拾いに行くわけですね。


 この辺りに住む人たちは、道端に栗の実が落ちていてもあまり気にしないようですが、堆肥研究家は、「風が吹いたから栗がたくさん落ちているはず」と言っては、栗拾いに出かけていきます。今年は飽きるほど栗ご飯を頂きました。おいしかったです。


 栗で思い出すのは、「栗きんとん」です。「川上屋」と「すや」が有名ですね。


 名古屋に住んでいたころは、10月の下旬の連休を利用して、名古屋鉄道グループの友人たちと「木曽駒CC」「宇山CC」で、よく泊りがけでゴルフを楽しんだものでした。


 そして帰りに、木曽福島の有名な蕎麦の店「車屋」でざる蕎麦大盛りを食べ、中津川インターの手前にある川上屋で栗きんとんをお土産に買って帰るのです。懐かしいですね。


 でもこの栗きんとんちょっと高いのですよ。もう値段は忘れましたが、一個200円以上したような...。


 では、拾ってきた栗を利用して、栗きんとんを作っちゃいましょう。堆肥研究家が栗きんとんに挑戦です。


 ん?間違いました。これはわが家のハナちゃんとタロウ君です。

 こちらです。




 
 野生の栗100%で、甘さはひかえめ。大人の味です。防腐剤は入っていないので、日持ちはしませんが、おいしいです。堆肥研究家は、トータルでなんと80個以上もつくりました。



 昨年、「栗の木を植えても、実が虫に食われてしまう」と言われたので、今年は栗の木は植えなかったのですが、来年は栗の木を植えてもいいかも。





2015年10月26日月曜日

品質管理レビュー

~東芝の場合~


 最近テレビはもうほとんど見なくなりました。「人生の楽園」「なんでも鑑定団」もNHKの朝夕7時のニュースさえ、たまに見るくらいです。したがって、世の中の情報源は、新聞とネットの記事くらいしかありません


 ネットで見た記事ですが、東芝には公認会計士協会と公認会計士・監査審査会の「品質管理レビュー」が入っていたそうですね。


 自分で確認したわけではないので事実かどうかはわかりませんが、そう書いてありました。通常これだけの会社であれば、当然品質管理レビューが入るでしょう。私も同じ会社が2回もレビュー対象になったことがありましたので。


 監査法人に「公認会計士協会の品質管理レビュー」が入るようになったのは、今から20年くらい前でしょうか。大手監査法人には2~3年に一度くらいの間隔で回ってきていましたが、対象になるときには緊張感が走ります。


 私は監査法人に在職中に、5回ほど当たりましたが、ずれも無事にクリアしました。いやはやその時のプレッシャーは、なかなか大変なものです。なにかあったら、法人に迷惑をかけてしまいますからね。


 中でも印象にに残っているのは、平成17年3月期の某自動車関係の会社の品質管理レビューでした。


 この会社は、たまたま中小監査法人が解散することになって、後任の監査人を探していた際に、私が所属していた監査法人が受嘱することになったのでした。


 当時私は名古屋事務所長で超多忙でしたが、比較的大きい会社でしたので、優秀な人材を投入し、私も関与することにしたのです。


 監査法人の本部からは、


 「新規受嘱会社は、公認会計士協会の品質管理レビューの対象になる可能性がかなり高いので、しっかり監査してください」


 とアドバイスを受けましたが、当然私もそのつもりでした。なにしろ初めての会社ですからね。詳細に監査を実施していきました。


 通常は、公認会計士が監査業務を行うさいには、いわゆる「相当な注意」を払って監査を行うのですが、この会社に関しては、常に公認会計士協会の品質管理レビューが頭にありましたので、「相当な注意」どころか、それこそ「細心の注意」を払って監査を行ったのでした。


 もちろん、監査は「試査」によっておこなうので、すべての取引をチェックするわけではありません。数百件・数千件、あるいは会社によっては数万件・数十万件ある取引記録のうちの、ほんの一部について、抜き取り調査を行うのです。この辺が、世間でいうところの監査に対する「期待ギャップ」というやつですが。


 これはともかく、その会社の監査は、最善を尽くして行われたのでした。


 そしていよい平成17年度の公認会計士協会の品質管理レビューの実施時期です。我が法人が対象になっていたので緊張感が走ります。名古屋事務所は・・・。予想していた通り、新規受嘱会社が、レビュー対象会社の一つになりました。


 でも大丈夫。これだけ必死に監査を行ったのだから、監査業務的に問題があろうあうはずはありません。自信満々でした。


 実際まる一週間、公認会計士協会の厳しい品質管理レビューを受けましたが、全く指摘事項はありませんでした。まぁこれだけしっかり監査をやったのだから、或る面当然といえば当然ですが、でもレビューを受けるというのは、精神的に嫌でしたね。監査を受ける立場の方々の心境が、よくわかりました。


 東芝の監査に、公認会計士協会の調査が入ったとのことですが、どのような結論になるのか、いつ結論が出るのか、大変興味があります。


 これに関連するテーマは、「越麻呂日記」でもしばらく取り上げていきましょう。





2015年10月24日土曜日

手に入れたS100

~偶然が呼んでいる~


 カシオの電卓のフラッグシップモデル「S100」をどうしても手に入れたくて、いろいろ調べてみました。


 まずはアマゾンを毎日のように見ていましたが、愛しのS100は出てきません。楽天もだめでした。Netでは、かたすみに「ヤマダドットコム」に広告がありました。ではでは、ヤマダ電機に行ってみましょう。エスペランサ村から車で2~3分です。


 ヤマダ電機に行って、S100があるかどうか、顔なじみの店長に調べてもらいました。ところがS100は、ヤマダ電機全店で在庫ゼロだそうです。しまった!予感はあったのですが、完全に乗り遅れてしまいました。でも、予約注文により取り寄せはできるといいます。仕方がありません。取り寄せていただきましょう。


 しばらくすると、店長が声をかけてきました。


 「今注文しても、入庫は早くても来年1月になります。しかも、その時期に必ず手に入るかどうかはわかりません。もっと遅くなる可能性もあります。今は、発売前に予約していた人に順次届けている状況で、入庫がいつになるかは全くわかりません」


 というのですね。


 いやはやそうですか。それでもどうしてもほしかったので、注文して待つことにしました。車でもギターでも、注文してから出来上がってくるまで待っているのが楽しみの一つなのですよ・・・とほほほほ。


 8桁の電卓では仕事に差し支えるので、アマゾンで12ケタの電卓を注文しました。約2,000円。電卓を買うのは何年振りだろうか。それにしても、安くなりましたね。


 アマゾンの支払いを終えて、明日にも電卓が届くかなと思っていた昨日、ヤマダ電機から電話がありました。


 「ご注文のカシオ電卓S100が入荷しました」


 「ぬぁんだって?」


 驚いたのは言うまでもありません。さっそく今日、昼食後ヤマダ電機に出かけます。おお!愛しの電卓ちゃん!S100ではありませんか。私の手元に届きました。


 そして自宅に戻って約30分後、アマゾンに注文していた電卓が届いたのです。これも何かの縁です。かわいがってあげましょう。


 ヤマダ電機のお店の人の話によると、ごくまれにこのようなことがあるのだそうです。タイミングよく入荷しちゃったのでしょうね。


 「神の見えざる手」は、どうやら私に「本業でもうひと働きしろ!」といっているようです。


 急展開の詳細は後日!






 

2015年10月21日水曜日

改竄

~繰り返される改竄~


 人間は弱い生き物なのでしょう。悪魔のささやきがあったかどうかはわかりませんが、ちょっとした気の迷いで、ついやってはいけないことをやってしまうのです。「改竄」です。


 最近テレビはほとんど見ない生活を送っているのですが、新聞等で改ざんに関するニュースがどうも多いですね。横浜マンションの杭打ちデータが改ざんされたのだそうです。実際に住んでいる方のことを考えると、心が痛みます。


 そういえば、しばらく前にも、大阪地検特捜部で、「証拠となるデータが改竄」された事件がありましたね。食品の賞味期限の改竄もよくあることだし、昔は耐震構造データの改ざんもありました。みんなやってはいけないことをやってしまったのです。車の会社もすごいですね。


 改竄を、「新明解国語辞典」で調べてみると、こう書いてあります。


「そこに書いてある文字を、自分に有利な字面に書き直すこと」


 なるほど、自分に有利な字面に書き直しちゃうのですか。よくありそうな話です。


 そういえば、このブログには書けませんが、数年前、私の身の回りでも、この「新明解さんの解説」に該当することがありました。まさしく「自分達に有利な字面に書き直されていた」のです。


 まさかこの組織で(もちろん私が所属していた監査法人でないのは言うまでもありません)改ざんがおこなわれるとは・・・と驚いたものです。


 なぜやってはいけないことを、ばれたら大変なことになってしまうとわかっていながらやってしまうのでしょうか。


 自分の立場を守るという動機もあるでしょう。会社のため、あるいは上司の命令に逆らえなくてやむなく・・・という人もいるでしょう。組織の中で働く人間にとって、組織の論理には逆らえないでしょうから。


 また、どうしてもこいつを有罪にしてやりたいと思う人もいることでしょう。


 「名張葡萄酒事件」では、何十年も無罪を叫んでいた奥西勝さんが、89歳で先日お亡くなりになりました。この事件だって冤罪だったかもしれないのす。どんな思いでこの間過ごしてきたのでしょうか。


 言葉では到底言い表せないと思います。









2015年10月13日火曜日

税理士の出番

~本業と農業のバランス~


 この三連休は、初日の10日にゴルフをやっただけで、後の二日は、雨の合間を縫って2時間ほど刈り払い機で遊んだ以外、朝から晩まで仕事づくめでした。何しろたまっていましたからね。


 9日に秋田北税務署と税務調査の打ち合わせを行ったのを皮切りに、


 ・社会福祉法人往査調書の整理
 ・農業法人設立に関する届け出の打ち合わせ
 ・税務調査対応の修正申告資料の打ち合わせ
 ・顧問先の月次決算資料の作成
 ・産業競争力強化法の「生産性向上設備等の即時償却」のための証明書発行の準備


 等の作業を行っていました。


 一番番最後の「生産性設備・・・」は、秋田県では利用者がかなり少ないようですね。そのため今度税理士会で研修会を開くようですが、私はもう実務で経験したので出席しなくてもいいのです。


 即時償却というと、何やらすごく得したような気がします。でもよくよく考えると、今年の税金はそのおかげで確かに減るけれど、来年以降減価償却費がないので、その分税金が増えるのです。法人税率が一緒で、継続的に利益が出ている会社であれば、税金の支払いを先延ばしにした・・・要は「税金の金利分だけ得をした」、ということだと思います。「税額控除」であれば別ですが。


 でも、先のことはわからないので、利用できるなら利用したほうがいいですね。

 私はもうサラリーマンではないので、土日祝日平日全く関係なく、仕事をやるべき時にやって、後は自分の好きなことをやるという生活なのですが、昨年の今頃に比べると、農作業(といっても昨年は開墾が中心でしたが)にかける時間はずいぶん減ってしまいました。


 最近では畑関係は堆肥研究家、果樹園は私(果樹は植えてしまえば育つまではあまりやることがない)という分担ができつつありますが、畑でも果樹園でも、私の頭の中ではやるべきことが山ほどあるのです。


 本業がかなり増えてきたし、これからもさらに増えそうですので、私は本業に専念し、農業は人を雇用して、私はマネジメントだけ・・・という考えもあるかもしれません。


 監査法人を退職した人、エスペランサ村に来て農業やりませんか?


 でも、農業は自分で作業をするのが楽しいしなぁ~。どうしたらいいのか悩ましいところです。


 「複数の業務を同時並行的にこなす」というのは、アメーバ人間である私が最も得意とするところですが、農業とどのようにバランスを取ってやっていくかが、これからの課題です。



2015年10月12日月曜日

トリセツ

~苦手なこと~


 誰だって苦手なことはあるでしょう。私の場合は、取扱説明書・・・いわゆるトリセツを読みながら行う機器の設定作業です。


 今年購入した会計ソフトは、以前使ったことのあるソフトだったので、すんなりいきました。プリンターと立派なコピー機は苦労しましたね。たかがそれだけのことに、なんで悪戦苦闘しなければならないのかと不思議に思うでしょうが、苦手なものはしょうがないのですよ。よほど途中で機械が壊れていると電話しそうになりましたが、落ち着いてなんとか乗り切りました。


 さて今度はスマホと対決です。これはなかなか手ごわいそうです。どうせまたうまくいかなくて、逆上しそうになるに決まっています。
  
 新しいスマホが届いたのですが、なかなかすぐに手を付ける気になりません。でも、スマホがないと仕事にならないので、早く設定をしてしまわなければなりません。コマッチ。


 車に轢かれたスマホは、真ん中あたりが反り返っていました。液晶は三分の一ほど黒くなってしまい、見えません。残りの三分の二の画面は、昔の電波の受信の悪いテレビのように、ざーざー雨が降ったような感じで、見えたり見えなかったりしています。でも、どういうわけか通話はできました。


 最大の問題は、データの移行作業です。私はてっきり旧電話機のSDカードを新電話機に移し替えるだけでいいと思っていたのですが、これがそもそも大きな間違いでした。データは自動的にSDカードに保存されているわけではなかったのですね。


 最初に旧電話機で、データをSDカードに保存しなければなりません。でも旧電話機は画面がよくみえません。


 幸いネットでデータ移行の操作方法が、映像で見ることができたので、その通りにやってみることにしました。液晶画面の残り三分の二は、気分次第で見えたり見えなかったりしています。PCの映像で確認して、おそらくこの辺りにタップすべきボタンがあるはずだという感覚を基に、何度も何度もやり直してみます。


 そうすると、やれうれしや、「データの保存を開始します」という案内がかろうじて読めました。待つことしばらくすると、どうやらデータの移管が完了したようです。


 さっそくSDカードを取り出して、新しい電話機に挿入します。旧電話機は「これで私の役目は終わった」とばかりに、静かに息を引き取りました・・・今までいろいろありがとう・・合掌。


 さて、これだけでは新電話機は動きません。どうやら旧電話機からUMIカードとかいうものを取り出して、これを新電話機に移し替えなければならないようです。これが難関でした。


 私が以前使っていたソフトバンクの機種は、中のものを取り出すとき、スマホの横にある小さく狭い隙間に爪を差し込んで、タイミングよくカバーを空けていたので、今度もてっきりカバーを開けなければならないものだと思っていました。でも、どうしてもカバーが開きません。


 仕方がないのでカバーの開け方をネットで調べます。おお、写真で解説がいろいろなされています。なるほど、ではやってみましょう・・・でも、どこをどうやっても空く気配がないのです。おかしい!


 壊れたスマホに小さな隙間ができていたので、そこに、ギターをつま弾くために伸ばしている爪を差し込み、力づくで引きはがしてみました。でも、UMIカードらしきものはありません。いったいどうしたらいいのだ!


 はぁはぁ言いながら、新しい電話機に貼り付けられていた、薄っぺらな透明のシールに小さな文字で書かれていた文章を読んでみました。


「この電話機は、空かないようになっています」・・・・・・・・・・・。


 こんなことで行くのは、我ながら恥ずかしいのですが、もう自分でやるのはあきらめて、ドコモショップに出かけることにしました。ショップの若い女性は、こともなげに、あれよあれよという間に作業を終えてしまったのです。


 おかげさまで、電話データも写真もすべて復元できました。


 スマホはどうも苦手である。





2015年10月7日水曜日

今年最大のピンチ

~秋田県人は素晴らしい!~


 今日は朝から遠くまで行く用事がありました。車に荷物を積み込み出発です。高速に乗って約1時間。目的地に到着です。


 さて車を降りようと思って、はたと気が付きました。いつも貴重品を入れている、ハートマンの小物入れバッグ(あれはなんというのでしょうか)がありません。そこで朝のシーンを鮮明に思い出したのでした。


 今朝は、自宅とは別の場所に置いてある車に荷物を移し替えなければなりませんでした。積み込む荷物が結構多かったので、とりあえずバックを車の天井に置いて荷物を運びました。バッグを置き忘れないように気を付けなければ・・・と、自分なりに念押ししていたのです。そしてさらに荷物を積んだ後、そのことはすっかり忘れて、車の運転席に乗り込んでしまったのでした。


 狭い道に気を付けながら、車はゆっくり進みます。国道7号線に入ったら、通常のスピードでの走行です。瞬間、後ろの車との車間距離が気になったのでバックミラーを見ると、後ろの車は何かを避けるかのような走行をしました。そして、すぐ左に曲がったのです。そのことはしっかり覚えていました。


 おそらく私の車から落下したバックを発見し、それを一瞬避けて、Uターンして戻ったのではないかと後になってみると想像できました。


 すぐに自宅に電話して事情を説明し、私は来た道を高速道路に乗って引き返します。おそらくこの辺で落ちたのではないかと思われる周辺一帯を探し回りましたが、バックは見つかりませんでした。ご近所で知り合いの方も、一緒に探してくれていたようです。


 だめだろうな・・・落胆が広がります。自宅に帰ってさっそく警察に電話しました。駐在所の方からはとても親切なアドバイスをいただきました。


 バッグの中に入っていたのは、ハートマンの財布にハートマンの小銭入れと名刺入れ、それに免許証入れです。浜田麻里の30周年記念CDとブルーレイディスクをアマゾンで購入していて、コンビニ支払いをしなければならなかったので、現金はいつもより多めでした。名刺には事務所の住所と自宅の電話番号が印刷されています。わずかな可能性に期待しましょう。


 問題はケータイと免許証です。すぐにドコモに連絡しようか、免許証の再発行はどうしようか、それとも1日くらい様子を見ようかと思い悩んでいたところ、自宅の固定電話が鳴りました。


 もしや・・・と思い、期待して電話機に表示されていた名前を見たところ、私の会計事務所からの電話でした。


 ちょっとがっかりして受話器を取ったのですが、電話の内容にびっくり。バッグを拾った方が名刺を見て、わざわざわたしの名刺に印刷されている住所までバッグを届けに来てくれたのでした。私はもう大感激です。


 無免許運転にならないよう、知人に私の事務所まで送っていただき、ハートマンのバッグに再会しました。そして感動しました。日本人は素晴らしい、秋田県人は素晴らしい。救われました。


 その方は、幸い事務所に名刺を置いていってくれたので、さっそくお礼のご挨拶に伺いました。とても感じのいい方でした。


 もし自分が同じ場面に直面した時に、はたして彼と同じ行動をとることができただろうか、「わしには関係ないけんね」と「無関心的けんね症候群」に陥っていなかっただろうか・・・と、いろいろ考えさせれらました。


 話によると、私のバックは一度車に轢かれたらしく、スマホはもう使い物にならなくなっていました。でもそれだけで済んだので、今こうしてブログを書いていられるのです。


 それにしても、もし「マイナンバーカード」でも紛失していたら、大変なことになっていたでしょう。


 怖いです。





2015年10月3日土曜日

刈払い機

~なぜ刈払い機なのか~


 昨年の今頃は、果樹園や畑にする予定の敷地約4千坪ほどを、必死に刈払い機で草刈りしていました。


 懐かしいですな・・・と、のんびり構えているわけにはいきません。昨年ほどではないにしても、今年もある程度時間をかけて草刈りを行わなければなりません。


 昨年の自分はといえば、一宮にあるコマツの教習所で刈払い機の7時間コースを受けたとはいえ、実践は乏しく、ただひたすらやみくもに「前進あるのみ」といった感じで突き進んでいました。


 ところが助っ人のFさんが草を刈った後は、秩序整然と刈った草がまとめられていたのです。刈った草を後で片付けやすいようにするためだといいます。まぁ結局は刈った草はそのままにしておくのですが、でも刈った後は美しく、景観的にもいいので、私も早くこのように草を刈りたいものだと思っていたものでした。


 今年草を刈っていて、なんとなくそのコツが呑み込めてきました。


 以前「山茶花はなぜ『さざんか』か」という本がありましたね。もう内容は忘れてしまいましたが、名前を付けられるからにはそれなりの理由があるのだということです。


 なぜ「リスクアプローチ」なのか、なぜ「循環取引」なのか、なぜ統合報告」「二重否定の監査意見」なのか・・・何事もその理由がわかれば、物事の本質を理解することができます。


 今年の秋、私は刈払い機は「草刈り機」ではなくて、刈「払う」のだというのがわかったのです。新発見でした。


 草は、刈った後で「ほいっ」と刈り払い機の回転している丸い刃に乗せるようにして左横へ払います。そして、Uターンして今度もまた「ほいっ」と左横に払うと、両方から払われた草が、双方から集められるというわけです。


 刈払い機の刈払い機たる所以がわかりました。


 「越麻呂さんも、ずいぶん草を刈るのがうまぐなったすな!」といわれて、私もいい気分です。


 それにしても「カメムシ」はなぜ「カメムシ」なのだろうか?





2015年10月2日金曜日

秋冬物の野菜

~大根は欠かせない~


 夏のビールのつまみは、誰が何と言っても「エダマメ」「串カツ」「冷奴」ですね。今年の夏に食べた枝豆の量は、我が人生で最も多かったことでしょう。串カツは自家製というわけにはいきませんが、「肉のわかば」というお店を紹介していただいたので、そこから仕入れてきます。


 そして、秋冬の日本酒の友は、当然ながら鍋物です。こちらでは「きりたんぽ」が有名ですので、たっぷり味わうことにしましょう。


 それとは別に定番として「おでん」があります。私の得意料理のひとつです。おでんに大根は欠かせません。さっそく植えることにしましょう。


 畑は作るものによっては連作障害を起こすため、同じ種類のものを毎年同じ場所に植えることはできません。今回大根の種を植えたところは、春にジャガイモを植えた場所です。


 タネを植えたらすぐに芽が出てきました。



 これを一部間引いて、味噌汁の具にします。食材は決して無駄にはしないのです。

 なぜか今の時期、レタスの苗も売っていたので、ついでに植えることにします。こちらはサラダ用です。


 
 今年の冬は、自家製の無農薬の大根で、とことんおでんを楽しむのです。


 おいしいおでんの作り方は、また別の機会に。



2015年10月1日木曜日

監査対象

~意外と多かった監査対象社会福祉法人~


 平成29年度から、いよいよ社会福祉法人の会計監査が始まります。監査をするのは公認会計士です。


 監査対象となる法人は、例えば収入金額基準でいうと10億円以上の法人です。


 秋田県内で、この基準に該当する社会福祉法人は2~3社くらいかなと思っていたのですが、過去のデータによると、すでに20法人が該当するようです。多いですね。


 今回ショートレビューをやっていて思ったのですが、社会福祉法人会計基準はそれほど複雑ではないし、IFRS(というかJFRS)は必要ないし、減損会計も税効果も数理計算を用いる複雑な退職給付会計も、それにちょっと無理感のある資産除去債務会計も必要ないでしょう。


 監査なので審査の問題をクリアーすれば、かなりの数をこなすことは可能だと思います。3人くらいのチームで7~8法人・・・いや10法人というのはどうでしょうか。


 その前に、営業をやらなくてはいけませんね。


 地元の公認会計士が活躍するいい機会だと思います。