~本業と農業のバランス~
この三連休は、初日の10日にゴルフをやっただけで、後の二日は、雨の合間を縫って2時間ほど刈り払い機で遊んだ以外は、朝から晩まで仕事づくめでした。何しろたまっていましたからね。
9日に秋田北税務署と税務調査の打ち合わせを行ったのを皮切りに、
・社会福祉法人往査調書の整理
・農業法人設立に関する届け出の打ち合わせ
・税務調査対応の修正申告資料の打ち合わせ
・顧問先の月次決算資料の作成
・産業競争力強化法の「生産性向上設備等の即時償却」のための証明書発行の準備
等の作業を行っていました。
一番番最後の「生産性設備・・・」は、秋田県では利用者がかなり少ないようですね。そのため今度税理士会で研修会を開くようですが、私はもう実務で経験したので出席しなくてもいいのです。
即時償却というと、何やらすごく得したような気がします。でもよくよく考えると、今年の税金はそのおかげで確かに減るけれど、来年以降減価償却費がないので、その分税金が増えるのです。法人税率が一緒で、継続的に利益が出ている会社であれば、税金の支払いを先延ばしにした・・・要は「税金の金利分だけ得をした」、ということだと思います。「税額控除」であれば別ですが。
でも、先のことはわからないので、利用できるなら利用したほうがいいですね。
私はもうサラリーマンではないので、土日祝日平日全く関係なく、仕事をやるべき時にやって、後は自分の好きなことをやるという生活なのですが、昨年の今頃に比べると、農作業(といっても昨年は開墾が中心でしたが)にかける時間はずいぶん減ってしまいました。
最近では畑関係は堆肥研究家、果樹園は私(果樹は植えてしまえば育つまではあまりやることがない)という分担ができつつありますが、畑でも果樹園でも、私の頭の中ではやるべきことが山ほどあるのです。
本業がかなり増えてきたし、これからもさらに増えそうですので、私は本業に専念し、農業は人を雇用して、私はマネジメントだけ・・・という考えもあるかもしれません。
監査法人を退職した人、エスペランサ村に来て農業やりませんか?
でも、農業は自分で作業をするのが楽しいしなぁ~。どうしたらいいのか悩ましいところです。
「複数の業務を同時並行的にこなす」というのは、アメーバ人間である私が最も得意とするところですが、農業とどのようにバランスを取ってやっていくかが、これからの課題です。