~よいお年をお迎えください~
今年も越麻呂日記を読んでいただきまして、ありがとうございました。
来年から2年くらいかけて、果樹園をリニューアルする予定です。
目指しているのは楽農生活!
みんなが楽しめる農園にしたいです。
ではまた来年!
よいお年をお迎えください。
~当面の事務所営業日のお知らせ~
既に土日祝日休めない状況に突入しています。
いいんです…この雪では農作業もゴルフもできないので…。
大みそかと元旦は仕事しませんが、1月2日が仕事始め。
その後2月いっぱいくらいまでは休みなしで…と思っていたら…
来年の業務日誌にすでに入っている仕事の予定を見る限りでは…
会計監査業務や大学での仕事が詰まっていて、
おそらく事務所は、「3月14日までは、土日祝日も営業日」となりそうです。
いいんです…冬の間は農作業もゴルフもできないので…。
先月も、思わぬところから思わぬ仕事の依頼があり受嘱。
「秋田の田舎町のそのまた奥の里山にひっそりとたたずむ小さな公認会計士事務所」ではありますが…
信頼して仕事を依頼していただけるのはありがたいです。
守備範囲は広いので、ご相談がありましたら、遠慮なくどうぞ。
~今年の農作業は終了です~
一昨日、窓を開けてびっくり。一面雪景色でした。
まるで水墨画のようです。
タロ君の小道も
柿の木も
コモを巻いたピンクレモネード区画もこのとおり。
間に合ってよかった。
自宅の前から道路までは、70~80ヤードくらいあるのですが、ここを除雪しなければ車を出すことは出来ません。
慌ててバックホーで除雪を行います。
除雪機もありますが、バックホーのほうが早いし面白いのです。
事務所の仕事部屋の窓を見ると、屋根から今にも雪の塊が落ちてきそうでした。
わおっ!
せっかく除雪したのに昨日もまた同じような状況で、再びバックホーで除雪。
また厳しい冬に突入しますね。
畑の残渣はまだ片付いていませんが、今年の農作業は終了です。
後はひたすらたまっている仕事をこなすのみ。
例年通り仕事納めは30日、仕事始めは2日になります。
ご相談がありましたら、どうぞ遠慮なく!
~仕事優先かそれとも農業が大事か~
毎年本格的な冬が到来する前にコモ囲いを行っていたのですが、今年は間に合いませんでした。
こんなことは、農園をやって以来初めてのことです。
ピンクレモネードはノーザンハイブッシュ系のブルーベリーではないので寒さに弱く、北東北では育てるのは無理といわれています。
それでもあえて植えてみようと思ったのは、勝算があってのこと(企業秘密ですが)。
根周りにバーク堆肥を敷きつめるつもりでしたが、既にバーク堆肥は雪の中。
せめて枝折れを防ぐために、ひもで縛るところまでは…と思っていたのですが…
この花芽を見ていると、
来年の豊作が思い浮かびます。
やはりコモを巻かなければ。
雪やみぞれの中でしたが、早朝から暗くなる4時ころまで…
昼食時に30分間だけ休憩を取った以外は全く休まず、ひたすらコモを巻いていきます。
ピンクレモネードを含め、ブルーベリーは確か185本くらいあったはず…
とても1日では無理ですが…
1本1本丁寧に…こつこつ…と。
これは大きくなって横に広がっているので、コモ1枚で囲うのは無理。
とりあえず枝折れしないように、誘引しておきましょうか。
それにしても、いい樹形です。
夕方には堆肥研究家が、私が雪の中で倒れているのではないかと心配で見に来ます…
「お~~い、生きてるかぁ?」
越麻呂は大丈夫!
黒中陸上部の厳しい練習や、監査法人勤務時代の激務を考えると…
なんのこれしき!
「仕事が忙しくて、コモを巻けませんでした」
「コモを巻くので忙しくて、仕事が遅れました」
仕事も農業も大事なので…
やるしかないのです。
~種芋65本を前にして越麻呂は考えた~
黒石中学校時代の同級生から、今年も立派な長芋が届きました。
以前拙ブログにも書いた、「ただものでない長芋」です。
毎年おいしくいただいています。ありがとね!
どうやったらこんな長芋を作れるのだろうか?
その後、男鹿で農家をやっている堆肥研究家の従兄の息子さんが、長芋(食用と種芋)を届けてくれました。
こちらも立派な長芋です。
いやはや…申し訳ないです。
長芋好きの私には大変ありがたいです。
長芋が好きなので、スーパーでもよく買うのですが…
スーパーの長芋は、皮むき器で皮をむくと、「スイスイス~~イのスイッ」とむけちゃうわけですね。
ところが、いただいた長芋は
「わしら皮なんかむかれたくないケンね」
と、抵抗してくるのです。
すりおろし器ですっても、スーパーのほうはなんだか水っぽく、「あれ?もうすり終わっちゃったの」という感じですが、
いただいた長芋はどちらも
「わしら、すられたくないと言っとるがね(なぜか名古屋弁)」
と、やはり抵抗してきます。
こういう長芋を作りたかったのですよ。
何が違うのだろうか?
土か?気候か?肥料か?
自分でやってみて確認しましょう。
今年の5月、長芋づくりに挑戦しました。
バックホーで深さ1.5メートルほどの穴を掘り
立派な畝を作って長芋を頑張って50本ほど植えました。
芽が出てきたと思ったら、つるがどんどん伸びていきます。
「お~~し お~~し これでOK」
と思っていた矢先、猪に種芋は残らず掘り返され、食い尽くされてしまいました。
「茫然自失」とはこのことを言うのでしょうね。しばらくショックで立ち直れませんでした。
猪対策は思いつかないので、来年はもう長芋植えるのは止めようかと話していたのですが…
なんと! こんな立派な長芋の種芋を
65本も持ってきてくれるとは…
これを目の前にして、
「もう、長芋作らないので…」
という選択肢は、私にはありません。
うまくいけば、毎日長芋食べ放題!
ウヒャッ!
またトライします!
~面白いと思えるか~
今日は朝から雪が舞っていました。
仕事の都合であまり時間が取れないので、決行しましょうか。
福岡造園さんが作ってくれた庭に、バーク堆肥を敷きつめるのです。
寒さをものともしないたくましい山の木だと思いますが、何しろ土がよくないからなぁ~。
堆肥置き場からバーク堆肥を運搬車にいれ、何度も往復します。
寒さで足や手の指がかじかんできますが、手袋を2枚重ねにして…と。
途中、前が見えないぐらい雪が吹雪いていましたが、
「これを面白いと思えるかどうかが、勝負の分かれ目!」
と自分に何度も言い聞かせます。
なんの勝負でしたっけ?
~羽後麦酒さんへ~
羽後麦酒さんが越山農園まで来てくれました。
「みんな大好き! 越麻呂の無花果エール」の第三弾を作るのです。
業務用冷凍庫に保管していた無花果をすべて使って、濃厚な無花果ビールを作りたいと考えています。
出荷した無花果は、約80キロ。
十分だと思います。
先日、秋田に来て仕事がまだなかった時の、最初の顧問先だった会社の社長(会長?)から電話がかかってきました。
「正月用に家族で無花果ビールを飲みたいので、販売していただけませんか?」
おお!そうでしたか。
いいでしょう! 今はないけど、近々作りますので。
酒販免許をまだ取っていないので、販売はできませんが…
お世話になったので、出来上がったら持っていきますよ~~。
無花果ビールを「おいしい」「売ってほしい」という方は結構多いのです。
さて今回は、羽後麦酒さんと一緒に、シードルを作っている「株式会社 杢」の方も来てくれました。
シードルは基本的にリンゴで作るのですが、ブラックベリーも使ってみたいとのこと。
冷凍庫に保管していた大粒のブラックベリーは、約15キロしかありませんでしたが…
試作品として持っていってください。
今年の夏、堆肥研究家がブラックベリーの収穫に励んでいたのですが、ブラックベリーの茂みに潜んでいた蛇と遭遇してしまい、急遽取りやめ。
半分も収穫できませんでしたが、行き先の当てがあれば、きちんと収穫しますよ。
羽後麦酒さんはバーを開店したそうで、おつまみにドライ無花果が欲しいといいます。
試作品があるので、少ないですが持っていってください。
私が住んでいる町と羽後方面とでは、同じ秋田県内でも距離がありますが、アイディアを出し合い協力していきましょう。