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2017年3月31日金曜日

楽農生活

~楽しみながら農業ができないか~


 昨日、顧問先の農業法人が、「桜名月」というお酒を持ってきてくれました。隣町の五城目町の造り酒屋「福禄寿」が造ったお酒だそうです。


 酒米を提供したのはこの町の農業法人で、こちらも私の顧問先。おお!私も少しだけですが、移住してきた町のお役に立っているわけですか。


 人口5千人を割り込んで超高齢化が進み、有権者の割合が9割を超えるこの町にとって、隣町と協力して物事を成し遂げるというのは、この町の将来にとってはとてもいいことだと思います。


 昨日お酒を持ってきてくれた農業法人は、代表者がまだ30歳代前半で、経理の方は20歳代です。以前拙ブログで、決算作業の例として挙げさせていただいた、とてもスピード感のある法人です。


 この法人は昨年の4月に設立したばかりで、秋田県の職員の方からのご紹介で顧問先をお引き受けしたのですが、経理と兼業の若い理事は、経理はやったことがないといいます。

 私は記帳業務はやらないので、その点とても心配だったのですが、ご自分でもかなり勉強されているようだし、教えると飲みこみも早く、わからないことをそのままにしておかないで、すぐに質問してきます。私も丁寧に答えます。

 いいですね。1年間やったので、もうすぐ独り立ちできるでしょう。


 昨年は東京から体験農業希望者を招いて、米作りを経験していただいたそうですが、今年は米だけではなくて、「ネギ」にチャレンジするそうです。

 秋田のネギといえば「白神ネギ」が有名で、最近すごい勢いで伸びてきています。収益性も高いそうですので、新規参入が増えてくる前に、収益の柱の一つとしてしっかり固めてしまえばいいと思います。


 仕事を続けるためには、やはり仕事をやっていて楽しくなければ長続きはしないでしょうね。単に生活のためだけとなってしまっては、仕事が苦痛になってしまいます。


 では私の場合、監査法人での生活が楽しかったのかと問われると、監査を通じてワクワクしたことなど一度もなかったけれど、「充実感」はもう信じられないくらいたっぷりありました。

 充実感=楽しんだ

 といってもいいと思います。


 今は本業の占める割合がだんだん増えてきていて、農を生業としていないからかもしれませんが、やはり農業は楽しいです。

 特に堆肥研究家は、農を楽しんでいます。決して楽ではないけれど充実感のある「農」これを


 「楽農」


 と呼ぶことにします。


 都会を離れて地方に移住する人も、あるいは私の顧問先の農業法人の若い人たちのように、成長分野として農業を選択した人も、「農を楽しんで」ほしいです。






2017年3月30日木曜日

営農開始

~まずは草むしりと追肥から~


 いよいよ春らしくなってきましたね。周りも急に動き出しました。そして我がエスペランサ村でもいよいよ活動開始です。


 すっかり雪解けとなった畑には、冬越しの野菜があります。まだ生きていましたよ、タロンペネギに大根です。


 ネギは、先端部分は一度凍ってそのあと融けたので、ふにゃふにゃ状態でしたが、土の中の部分はもちろん土から顔を出したところまでは大丈夫でした。

 もちろん姿形は販売には耐えられませんが、この厳しい冬を耐え忍んだ冬越しの野菜は甘みが凝縮されていて、とてもおいしいです。


 キャベツは夏場に虫がつくので、あえていままで栽培してこなかったのですが、冬越しのキャベツとして作るといいかもしれませんね。参考になりました。


 ではでは、畑作業を開始しましょう。


 まずは草むしりからです。



 昨年の秋に植えた玉ねぎ600本とニンニク(数は忘れましたが4~5百個)は、無事に冬を乗り越えました。



 今の時期、追肥を行わなければなりません。

 雑草が生えたまま追肥を行うと、草が元気になってしまうので、先に草を取ってしまわなければならないのです。除草剤は使わないので、すべて手作業です。


 一通り草むしりが終わったら、いよいよ追肥です。


 イボだけを差し込んで穴をあけ、そこに肥料をまいてあげます。スポット追肥というやつです。


 
 これで大丈夫。昨年並みの品質の収穫を期待しましょう。


 そういえば、東京都に在住の我がブログの読者から、昨年の秋に「ニンニクを譲ってもらえないか」という依頼を受けたのですが、大量収穫で喜んでしまい、保存方法がおろそかになってしまったので、一部が駄目になってしまいました。


 今年は収穫だけでなく、保存までしっかりやるはでね。

 待っててちょうだい。




2017年3月29日水曜日

ポポーの剪定

~被害が大きかったポポー~


 昨日は一日で顧問先を4件回り、なかなかハードな一日でした。

 この間、私にとっては本業中の本業、作家の椎名誠さん的に言うと「真実の事実!」的な仕事のお話をいただきました。そして新規に税務の顧問先も1件。

 実りある1日だったなぁ。

 おじさんはもう頑張らない!と思っていましたが、まだまだそういうわけにはいかないようです。まぁ、あまり無理しない程度に。


 結局本業に関してはまだまだ成仏しきっていないのでしょうね。もういいじゃないと思いながらもつい仕事を引き受けてしまいます。


 さて、剪定の続きです。

 一昨年植えたポポーの苗木20本は、値段も高かったけれど比較的大きな苗でした。それでも冬の間に2~3本野生動物の被害にあったことは拙ブログでも書いたとおりです。


 昨年植えたポポーは、実は苗木をみてびっくり。全体的にポポー苗の値段が高騰している割には安い苗だなと持っていたのですが、実際にいただいた苗はとても小さなものでした。

 おそらく1年生でしょう。果たして今年のような厳しい冬を無事乗り越えられたであろうか心配です。


 一昨年の苗は、やはり一部野兎に枝を引きちぎられていたので、剪定と同時に丁寧に補修作業を行いました。問題は、昨年植えた苗です。


 植えたところにはイボ竹を立ててあります。行ってみると、本来あるべきところにポポーの苗はほとんどありません。


 「えっ?どうしたのよ!」緊張感が走ります。


 嫌な予感がして周りの雪をかき分けました。ないっ!

 野生動物に根こそぎ引きちぎられたのでは・・・。と思っていたところ、何やら指の先に手ごたえが・・・。

 あっ!ポポーの苗でした。地面に真横になって寝ていたのです。


 原因は・・・よくわかりません。雪の重みで横になってしまい、その上にさらに雪が降り積もってしまい立つことができなかったのか、あるいは野生動物にひっかかれて倒れてしまい、その上に雪が降り積もってしまったのか・・・。いずれにしても、1本を除いてみんな寝ていました。


 これを1本1本丁寧に雪をかき分け、寝ているポポーの苗を起こしてあげます。



 中には根元からちぎれているものも何本かありました。


 このまま枯れてしまうのか、あるいはよみがえるのか、ポポーの生命力に期待しましょう。


2017年3月28日火曜日

イチジクの補修

~野兎とカミキリムシの被害から守れ!~


 続いて「第三区画」です。ここにはイチジクポポーベリー類がたくさん植えてあります。

 まずはイチジクからいきましょう。バケツに詰め込んだいつもの「イチジクセット」を持っていきます。


 イチジクはやはり野兎(と思われる・・・見かけたことないけど足跡で)、による被害がかなりありました。鋭い歯でかみ切られた後を、「トップジェントMペースト」という補修材で1本1本補修していきます。



 もともと手が不器用ですが、イチジクちゃんのためならそんなことは言っていられません。時間をかけて丁寧に・・・と。



  おや!これはもしかして「カミキリムシ」が侵入した穴かも・・・。



 さっそく「イチジクセット」から番線を取り出し、穴に差し込んで中をホジホジします。そのあとでカミキリムシ対策の園芸用キンチョールの細いノズルを差し込み、プシューッと噴霧します。


 でもやっぱり念には念を入れて、穴のないところまで上から切り取ってしまいましょう。


 そして同じくトップジェントMペーストで補修します。これで大丈夫!



 でもちょっと塗りすぎましたか・・・。何しろ不器用ですケン。



 先日エスペランサ村のある町を車で走っていたら、偶然イチジクの木がたくさん植えてある場所を通りました。

 すぐさま引き返して、エスペランサ村のイチジクの今後の参考にと思い、イチジク畑の様子を見させていただいたのですが・・・それほど剪定しているようにはみえないし、カミキリムシと思われる穴がたくさんありました。

 これって・・・大丈夫なの?

 あまり手入れをしていないのでしょうか。カラス対策は行っているようでしたが・・・。

 まぁ、わしらはわしらでやりますケン。


  イチジクは、手間がかからず簡単だということでしたが、いやいや結構手間がかかります。


 これだけ愛情を注げば、きっといいイチジクが生ることでしょう。


2017年3月27日月曜日

果樹の剪定作業

~まずは第二区画から~


 春が来て果樹が眠りから覚める前に、剪定作業を行わなければなりません。

 まずは、梅の露茜プルーンすももアンズが植えてある第二区画からです。


 剪定の仕方は、昨年三種町の果樹の先生である「ゲンちゃん農園」のGさんから教えていただきましたが、昨年よりもはるかに樹は成長しているし、枝もたくさんあります。


 事前に果樹の本の選定に関する部分を3部コピーして3人で打ち合わせ。いざ剪定開始です。

 どの辺から行きましょうか。



 第二区画の果樹は成長が早いので枝が太く、剪定バサミでにも力が入ります。



 太い枝はのこぎりで・・・



 そして切った後は、キズ補修用のボンドを塗ってあげましょう。



 これで第二区画は出来上がり。



 次はイチジクです。


2017年3月26日日曜日

監査法人パートナーの再就職

~パートナーの就職制限~

 先日の魁新聞に、県や市の人事異動が掲載されていました。その中に退職者の氏名も。


 私の同期は、公務員の場合今年の3月末で定年退職を迎えます。退職者リストの真っ先に、私の高校の同級生の名前がありました。大学時代も慶早でよく飲んでいた友人です。

 ずっと見ていくと知っている名前が何人かありました。みんな退職なんだ・・・。


 新聞に名前が出ていた友人に、電話やメールで退職後のことを尋ねたところ、再就職先があるそうで一安心です。我々の年代は、年金をもらうまではまだ何年かあるので、すぐに引退というわけにはいかないし、年齢的にまだまだ活躍できますからね。


 監査法人の場合はどうでしょうか。


 私の場合、56歳で監査法人を早期退職し、1年間のんびり名古屋で過ごした後、秋田で個人事務所を開業すると同時に「エスペランサ村の村長」を務めるという選択をしたわけですが、監査法人でパートナーになり、ある程度成功を治めた人は、退職後2年間経過後、監査法人のクライアントの例えば社外監査役や取締役に収まるというケースが多々あります。


 法律的には退職後2年間のブランクがあれば、その後はクライアントへの再就職が認められているわけですが、監査人という立場から会社の役員へと立場が変われば、当然考え方が会社側寄りになるのが一般的でしょうから、監査する立場からするとやりにくいでしょうね。

 それに「外観的独立性」といった面からもあまり望ましことではありません。


 日経新聞を読んでいると、「監査法人と会社とのなれ合い防止」という見出しで記事がたまに出てくるのですが、2年という経過年数にかかわらず、

 「監査法人のパートナーは、退職後はその監査法人のクライアントへは就職してはならない」

 という規定を、公認会計士協会が倫理規定で自発的に設けてはいかがでしょうか。

 それが厳しるぎるのであれば、2年をもっと長くするとか、再就職できない会社を担当したクライアントに限るとかでもいいと思います。

 少なくても、周りの見る目は違ってくるでしょう。


 影響が大きすぎますか。


2017年3月25日土曜日

冬に逆戻り

~久々「而今」と「十四代」~


 昨日の夜、顧問先の農業法人の総会後の懇親会にご招待されたのですが、帰るときには小雪が舞っていました。

 そして今朝、窓を開けてみてびっくり!一面の雪景色です。




 先週にはやっと雪が解けて、昨年より約1か月遅れでフキノトウが採れ、てんぷらにして食べました。

 18日には予定通り秋田CCで今年最初のゴルフをプレーし、その後2~3日かけて果樹の剪定を行い、イチジクやポポーの補修を済ませ、原木シイタケの種駒を購入し、ほだ木の入荷連絡を受け、1月決算会社2社の確定申告もほぼ終了し、

 「待ちに待った春だぁぁぁぁ!」

 と張り切っていた矢先だっただけに、ちょっとびっくりです。まぁすぐに融けるでしょうが・・・。


 昨日の懇親会、私の住んでいる町には居酒屋というものがないので(焼き鳥という看板を出しているお店はありますが)、場所は隣町の五城目の「なべ駒」というお店でした。


 名前の通り「なべ」のお店なのだろうなと思って事前にネットをみたら驚きましたね。一度飲んでおいしいと思い、その後自分では入手できなかったお酒「而今」「十四代」があるではないですか。


 而今は、名古屋伏見の「村上」という寿司屋で初めて飲みました。そこで仲間たちといろいろ話し合っていると、すでに日本酒に移行していた日本酒大好きの公認会計士ISBさんが

 「越麻呂さん、この日本酒おいしいよ」と突然言いました。


 日本酒大好きの公認会計士の私も飲んでみます。ISBさんと好みがほとんど一緒の私も、飲んでみてすぐにおいしいと感じました。


 翌日調べてみると、而今は三重県のお酒でした。でも・・・直接お店に行かなければ購入できそうもないし、ネットではプレミアムが付きすぎて高くて購入できません。ムムムム。


 それ以来一度も飲めなかった而今ですが、まさか秋田で飲めるとは・・・。


 おいしかったです。




2017年3月19日日曜日

若き経営者

~若者よ!頑張れ!~


 先日、堆肥研究家が名古屋に行っている間、私は「重兵衛トマト」の経営者にお会いしていました。


 本荘インターを降りると「コマツ養蜂場」の看板が!(この件に関してはまた後日)。インターの出口を左折して数百メートルのところに、私の目指す「フレッシュグリーン」がありました。


 フレッシュグリーンは、食堂を兼ねた野菜等の直売所でした。レジの横にあった焼き鳥を見てびっくり。サンデーで売っている焼き鳥の3倍くらいの大きさです。串カツもでっかいしスペアリブも安くてうまそうです。さっそく購入。


 店内で「重兵衛トマト」の経営者をご紹介いただきました。若いですね。20代の代表取締役です。前日の深夜に、大分から戻ってきたばかりだということでした。いやはや申し訳ないのだ。


 4人でいろいろ話をした後、生産現場を見させていただきました。大きなハウスの中に、重兵衛トマトの製造設備が配置されています。



 時間が来ると、定期的にトマトの苗に塩水が流れていきます。塩水でトマトにストレスをかけることによって、甘みが増すのだそうです。


 一定の糖度の基準をクリアしたトマトだけが「重兵衛トマト」ブランドで売り出されるそうで、残念ながら基準を満たさなかったものは、「重兵衛の作ったトマト」として売られています。

 基準を満たさなかったトマトでも、食べてみたところ普通のトマトに比べると格段の甘みがありました。今の時期、普通のトマトはぱさぱさしていておいしくないですからね。


 糖度をどうやって測るのか・・・疑問でしたが、光を当てるのだそうです。トマトにサンプルで棒でも差し込んで測るのかと思っていましたが、違いました。


 それにしてもトマトの花も可憐でいいですね。



 私は重兵衛トマトを事前に予約注文しておいたので、幸い20パックも購入できたのですが、これだけのトマト、ほしい人はたくさんいるでしょう。作れば作るだけ売れると思います。


 重兵衛トマトは5月~6月頃が最も旬なのだそうです。なかなか入手できないので、ほしい人は今から予約しておいたほうがいいかも。


 せっかくいいものを作っているし、作れば売れるだけの価値があるので、どうやって潜在的な需要に追いつくだけに生産量を確保できるかでしょうね。


 投資と採算制・・・私の顧問先ではないけれど、気になります。


 それにしても、お話を伺っていると、若き経営者は孤軍奮闘頑張っているようです。秋田の将来のためにも、こういう人を育ててあげなければ。

 
「若者よ頑張れ!」おじさんはもう頑張らない・・・いやまだ頑張る・・・いや頑張らない・・・。


 どっちだ!


 いずれにしても、しっかり見守ってあげましょう。



2017年3月17日金曜日

タロニャンの試み

~まずは裏庭「グミの木」の剪定~


 昨日は剪定日和でしたね。Fさんを含め久々3人勢ぞろいです。まずは裏庭「グミの木」から。


 堆肥研究家が剪定を始めると、タロニャンの登場です。


 おっ!やってますな。


 でも、タロニャンと堆肥研究家の間には、雪の川が・・・。


 タロニャンにとっては、結構難関です。ここは試案のしどころ・・・行きたいけど冷たそうだし・・・。

 よしっ!行ってみよう。


 恐る恐る雪の中に。


 「あにゃ?・・・うにゃうにゃ(あれ?・・・結構冷たい)


 「これじゃ行けにゃいにゃんこ」悪いけど、退散なのだ!


 タロニャンの一連の行動を見ていたハナポンは・・・「なさけにゃんこ」と言っています。






2017年3月15日水曜日

見回り

~もうすぐ始動~


 確定申告の時期も終わり、1月決算会社2社の申告も何とか間に合いそうな雰囲気になってきてました。

 いやはや長かったですね。

 これでようやく一段落かと思ったら、さっそく2月決算会社から連絡がありました。資料を送ったそうです。

 んだすか。でも一休みさせてください。もう2~3日数字は見たくないです。


 おとといの雨で、やっと雪解けムードになってきましたね。タロニャンもハナポンも外の空気を吸って気持ちよさそうです。



 それにしてもハナポンは元気ですね。一回り大きくなった高い庭の木に、あっという間に駆け上っていきました。


 タロニャンも負けじと上りかけましたが・・・途中から落ちてきました。


 私も畑区画と果樹区画を久しぶりに見回りです。まだ膝の少し下くらいまで積雪がありました。ハナポンも私の足跡の上をついてきます。一緒に見回りです。


 「アニャッ!しゃっこいにゃんこ!」


 今年は雪が多かったので雪面が高くなり、それが低温で凍ると、野生動物はその上を歩くことができます。


 ポポーやラズベリーはまだ背が低いので、雪で覆われてしまうのでいいのですが、イチジクの背の高さは、高くなった雪面を移動する野生動物にとっては、ちょうどいいところに食べごろの「芽?」があります。


 昨日見回りに行ったら、イチジクのほとんどは、枝の先端部分に鋭い歯で噛み千切られた跡があり、芽がありませんでした。


 ポポーは、大部分は無事でしたが・・・たぶん・・・全部見たわけではないので・・・


 でも一部で枝を引っ張られたような形跡がありました。


 自分の目で確認するまでは、どれだけ野生動物にやられているか心配だったのですが、まぁこの程度で済んでよかったです。


 明日はそのイチジクの補修作業と、果樹の選定作業を行う予定です。


 まだ雪は残っていますが、いよいよ始動なのです。



2017年3月11日土曜日

重兵衛トマト名古屋参上

~堆肥研究家が名古屋に~

 ここ数日、毎朝起きてみると雪が積もっていて、日中融けるということの繰り返しです。積雪はあまり減っていないような。

 今朝、たまった新聞紙等を捨てるために車を出したところ、外気温は氷点下6℃を示していました。もう3月中旬だというのに。


 そんな中堆肥研究家は今名古屋です。南山学園聖霊キャンパス退職時の当時中二だった教え子たちが今年卒業だそうで、生徒の親から卒業記念パーティに誘われていたのでした。

 ということは・・・もう4年たつんだ。

 私はというと・・・猫ちゃんたちのお世話です。



 せっかく名古屋に行くのだから、友人に会いましょう。何か秋田のお土産を・・・と考えて思いついたのが「重兵衛トマト」でした。

 郵送したらちょうどタイミングよく、お会いするその日のお昼に着いたらしいです。家族で食べてみたところ、やはりというか

 「こんなおいしいトマト食べたことない」でした。

 よほどおいしかったらしく、何度もお礼を言われたそうです。お土産に重兵衛トマトを提案した私としては、喜んでいただいてとてもうれしいです。


 名古屋には重兵衛トマトを食べたい人はたくさんいるはずなので、口コミでどんどん広がっていってほしいですね。


 そして今日、私は重兵衛トマトの経営者そして生産者とお会いすることになっているのです。事前注文してあるので、楽しみです。


 堆肥研究家は、友人にお会いする前に時間があったので、以前住んでいた覚王山のマンションに行ってみたそうですが、そこで知っている住人にばったり。

 「戻ってきちゃったんですか?」


 大事な畑を放り出すわけにはいきませんがな。


2017年3月9日木曜日

震災松のギター

~何かに役立てたいのだけれど~


 Facebookは、ヤイリギターの製作過程を見たいために加入しただけで、自分で何か投稿するわけではないのですが、知らない人の投稿も画面に出てきます。友達の友達です。そういう仕組みになっているようです。

 その中で注目記事がありました。


 「震災松のギター」は、私が切り抜いてある冒頭の写真の中日新聞の夕刊記事のように、2011年の11月から作られ始めました。


 私が実際にヤイリギターに行って実物を見せていただいたのは2台で、私の手元にある1台を含めて3台だと思っていたのですが、Facebookの投稿記事によると、ヤイリギターさんが制作した震災松のギターは4台のようですね。


 投稿記事によると、これらのギターはヤイリギターさんが管理していて、復興イベントに参加する希望者に貸し出しているそうです。


 実際に、被災地からの「100通りのありがとう」というミュージカルで使われていたり、また今年も岐阜の復興ライブでも使われるそうです。


 すでに拙ブログでも何回か登場している、私のところにある震災松のギターです。小池健司さんにお願いして制作していただきました。



 インレイは、加藤穂高さんに頼んで、奇跡の一本松に希望の星が降っている様子を、描いていただいています。


 このギター、私の手元で眠っているだけでは申し訳ないです。


 どこかで活躍する場所を与えてあげたいです。


2017年3月5日日曜日

シトカスプルース

~トップ材の研究は続く~


 アディロンダック・イングルマンスプルースとくれば、次は「シトカスプルース」です。

 シカトではなくて「シトカ」。シカトという言葉は気持ちが悪いので使ったことがありません。


 以前アディロンダックのことを書いた際に、「ベァクロウ(クマが爪でひっかいたような跡のある模様)」のトップは、たぶんシトカスプルースだろうと書いたこのギター



 ヤイリギターの小池健司さんに確認したところ、やはりシトカでした。ピンポンです。


 そして以前制作過程を投稿したこのギター



 [Silent Japan] もシトカスプルースでした。



 2枚目の写真のギターは、ヤイリギターの展示室に飾ってある「ライオンキング」にあこがれて制作していただいたもので、表面に軽く色を付けているので木目はわかりにくいのですが、ベアクロウの模様を除けばよく似ていますね。


 サイド・バック材と違って、トップ材の区別はなかなかわからないのですが、実際に実物を比べてみることによって、何となくわかってきます。


 これであと私が持ってないのは・・・「ジャーマンスプルース」ですか。むむむ・・・。


 ヤイリギターの公式ブログ「46な日々」を読んでいると、ジャーマンスプルースはハカランダによく合うといいます。でもハカランダは、ワシントン条約で取引が禁止されてますけんね。


 今度名古屋に行ったときにでも、ヤイリギターに行って見てきましょうか。


2017年3月4日土曜日

降り続く雪

~絶好の仕事日和~

 今朝の様子です。


 ここのところ雪解けがかなり進んで、もう大丈夫・・・と思っていたのですが、今日も朝から雪です。よく降りますね。我がケートラ「エスペランサ1号」も小屋から追い出され、活躍できずに寂しそうです。

 
 春になったら、車体に「エスペランサ村」あるいは「越麻呂公認会計士事務所」と大きく描いてあげますけんね。


 豪雪地帯である横手は昨年大雪で大変でしたが、今年は例年の半分ほどらしく、大館や合川方面も雪がもうほとんどないそうです。

 結局今年よく降っているのは、秋田市から潟上・能代にかけてで、その間にある我がエスペランサ村や五城目や三種・阿仁あたりは大雪で大変です。


 ノーマルタイヤをはいている車で、10日に名古屋に入る・・・という計画は無謀でした。延期して正解です。


 農作業はいずれにしても4月下旬からなので、いくら雪が降っても影響はなのですが、ゴルフができないのはつらいところです。昨年の今頃は、もうゴルフ場はオープンしてたのに。

 昨年最後にプレイしたのが12月24日。今日でまるまる3か月プレイできていません。3月18日の開幕予定も、今日の雪で微妙ですね。残念です。
 
  ということで、今日もお仕事です。


 私の顧問先は、一般法人ももちろんあるのですが、医療法人や農業法人といった特殊な処理を要する法人もあります。お手伝いしている社会福祉法人も。


 医療法人には「医療法人会計基準」が、社会福祉法人には「社会福祉会計基準」があるので、それそれ新たに知識を身につけなければなりません。


 農業法人も、どうやらいろいろ特殊な会計処理や勘定科目、それに申告の仕方があるようですね。しかも一般の農業法人と農事組合法人はまた別です。いずれも私の顧問先なので、なかなか大変です。


 農業は国策であるからか、税務面でも恵まれた制度があります。

 事前に申請して承認を得られれば、将来の投資にかかる圧縮記帳に備えて、申請年度に準備金を積み立てることで、損金としてみとめられるという制度です。これはいいですね。


 一般法人でこんなことができるととてもありがたいのですが、残念ながらそうはいきません。


 また農事組合法人の場合、医療法人と同様に、書類を作成して確定申告に添付すると、事業税を非課税にすることができるようです。恵まれています。


 その恩恵を受けるためには・・・別表を作成し、そのもとになる計算書を作り、決算書を添付して確定申告書と一緒に提出しなければなりません。


 必然的に、今日も一日仕事なのです。