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2013年6月28日金曜日

何事も気楽に考えてみる

~すべてを「人生は遊びさ」と昇華させる~


 先日骨董雑誌の「小さな蕾」という本を読んでいたら、面白い発想に出会いました。東海地区のK氏という人のエッセイですが、少し引用すると、

「もともと人生は遊びだと考えているのです。身の周りで起きるさまざまな出来事も、しょせんは遊びである、と考えると気持ちが楽になります・・・」とありました。
さらに続けると50歳という仏教でいうところの林住期に突入したのをきっかけに、これからの人生は、自分のやりたいことだけをやって過ごそうと心に決めました・・・」というわけです。
なんということでしょう。私と同じ発想ではありませんか。

 高校時代の友人に、「人生なんてしょせん遊びよ」などといつもかっこつけて、破天荒な生き方をしている男がいます。私もその男の生き方に共感するところがあり、若いころは少なからぬ影響を受けていました。それから時がたって私も50歳代に突入するようになると、自然にこの言葉が体に染みついてきたのです。ぜひこの東海地区のK氏という方と知り合いになりたいものです。

 「人生は遊びよ」の意味するところは、楽しいことだけでなく、失敗してしまったことやうまくいかなかったことがあったとしても、「しょせん人生は遊びだから」と考えれば、すべての出来事を消化あるいは昇華させてしまうことができますよということなのですね。

そういえば、NSPの「面影橋」という歌の歌詞に

「 楽しいことも 悲しいことも

  時が洗い流して

  すべてを思い出という

  言葉に変えてしまう   」

というのがあります。

人生を遊びと考えて、すべてを洗い流してしまうすべを身に着けたいものです。

それにしても、東海地区のK氏のエッセイ、どこかで読んだことあるなと思ったら・・・ん?なんだ、私が書いたエッセイではありませんか。



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