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2016年9月29日木曜日

赤とんぼとポポー

~成長し始めたポポー~


 一か月ほど前、秋田CCのグリーン上に赤とんぼがたくさん飛び交っていました。


 「いやはや、そろそろ秋ですかな」

 「でもまだしっぽが十分赤くなっていませんよ」


 私は秋が深まると、赤とんぼの赤がどんどん深まると思っていたのですが、

 「越麻呂さん、赤とんぼは紅葉しませんよ」と一言。

 いやはや、そうでしたか。


 エスペランサ村では最近、赤くなった・・・ではなくて、赤い赤とんぼが無数に飛び交っています。そして、支柱(いぼだけ)のてっぺんや果樹の枝で羽を休めています。秋ですな。


 ポポーのてっぺんで羽を休めている赤とんぼです。


 そういえば、ポポーがやっと成長し始めています。

 ポポーは、植えてから最初の2年くらいはほとんど成長せず、3年目から急速に成長し始めると聞いていたので、2年間くらいは辛抱強く待たなければならなかったのですが、気が付いたら1本だけ急速に成長していました。びっくりです。



 おそらく来年には、昨年植えた残りのポポーも急成長することでしょう。

 ただ残念なのは、昨年植えた20本のうち、2本はおそらく小動物に根こそぎやられて駄目になり、2本は途中から折られていました。

 特に、一番奥のほうの最も成長が早かったのが折られていたのには、かなりこたえましたね。でも幸いまだ生きています。

 
 折られてしまったのは残念ですが、これはやむをえません。ただポポーは、この土地で十分成長できるとわかったので、来年は補充するだけでなく、一気に畳みかけることにしましょう。


 リスク管理のために6本だけ別の場所に植えていたのですが、そちらは全員大丈夫。急成長を始めたのはそのうちの1本です。


 来年に期待しましょう。

2016年9月27日火曜日

里山公認会計士事務所の悩み

~崩れてきたバランス~

 2年前に秋田に移住してきてから3か月くらいは、朝早くから夕方暗くなるまで、ひたすら開墾作業を行っていました。


 昨年1月にエスペランサ村に移住して冬を過ごし、春を迎えたころからそろそろ本業をやらなければと思ったのですが、なにしろ公認会計士としての実績は、すべて名古屋に置いてきていました。

 それに秋田出身とはいえ高校卒業後すぐ離れてしまったので、公認会計士としては秋田では全く無名で、何の保証もありません。


 でも、そんな心配は無用でした。


 拙ブログにも書きましたが、4月に銀行からの紹介でかなり無謀な仕事をボランティア的に引き受けたのを皮切りに、顧問先が徐々に増えていきます。


 県からの紹介や地域貢献的な仕事も引き受けましたが、大きな顧問先も一つ二つと増えていき、今年の半ばくらいには、本業農業ゴルフとちょうどいいバランスになってきたなと実感できたのです。


 ところが本業のほうは、その後も増えていきます。


 性格的に、頼まれれば

 「よし、やってみよう!」


 と、ゴルゴ13的に引き受けてしまいます。

 昨日もまた一件、新規顧客のお話がありました。ありがたいことです。お引き受けしましょう。


 「自分で獲得した顧問先には、自分で足を運ぶ」のが礼儀だと考えているので、職員を採用するつもりはありません。まだまだ一人で十分。


 「何のこれしき」

 なのです。


 そんな私の心意気を察してか、エスペランサ村の理事会では、

 「もっと本業で頑張れ!」という意見が続出しています。


 ・ゴルフの回数を減らせばいいにゃん!



 ・農業は私たちに任せて、越麻呂さんは本業で頑張りにゃんこよ!



 ・ダブルヘッダーでやればいいがにゃん!



 「うにゃにゃにゃっ!(私の楽しみを奪わないでほしいのだ!)」


 とはいうものの、公認会計士としての血が騒ぐのですよ。

 

 
 やるときはやるのである。



2016年9月23日金曜日

設備投資

~乗用草刈り機購入~

 農業を生業としているわけではないので、基本的に設備投資は控えてきましたが、何しろ5,000坪以上の広さがあるので、なかなか大変です。


 最初にほしかったのはトラクターでした。でもネットで調べると数百万円します。今さら借金はしたくないし、使う時期は限られているので、採算的に合いません。


 畑はやっても300坪くらいですので、300坪用のホンダの耕運機を購入。「エスペランサ5号」でした。


 次にほしかったのが運搬機。


 初年度投入した70トンの堆肥を運ばなければなりません。新品で数十万円しましたが、これもあきらめました。

 3,000円ちょっとの一輪車2台、エスペランサ2号と


 3号


 それに、ダイソーから購入したバケツ10個でやり切りました。

 人間運搬機です。


 コマツのマイクロショベルPC01もほしかったですね。

 ほとんど使わないことはわかっていたのですが、せっかく大型特殊の免許もとっていたし、運転したかったので。でもあきらめてリースにしました。


 しかし、草刈り機だけはもう限界です。草を刈らなければならない面積は、4,000坪はあるでしょう。


 敷地を購入した当初は、1か月かけて3人できれいにしました。


 昨年は3回刈りました。今年は天気に恵まれ草の生え具合がすごく、しかも刈った草がまた栄養となるので、4回刈りました。

 これを刈り払い機だけで刈るのは、もう体力的に無理ですね。しかも、時間がもったいないです。

 珍しくエスペランサ村の理事会でも、「全会一致」で承認されたのでした。


 ネットを見て、自走式の草刈り機を買おうと考えていたのですが、カタログを見ると乗用式のもあります。

 郡山から帰った当日、農機具メーカーと販売店の方からいろいろ話を聞いたのですが、何はともあれ現場を見ていただきました。すると、メーカーの方は


 「いやはや、これだけ広いなら、考える余地もなく乗用式ですね」と。


 そうでしたか。これだけの広さをよく刈り払い機だけでやっていたものです。

 最新式のものは10月にならないと納車できないそうで、それまで別の機械を貸してくれるといいます。


 二日後に到着して実際に作業をしてみましたが、なんということでしょう。あっという間にワシワシと草を刈り取っていきます。


 今までの作業は何だったんだろうか・・・。



2016年9月21日水曜日

エスペランサ村の夕焼け

~山が燃えている~


 昨日車を走らせてエスペランサ村にある自宅に戻ってきたら、空が夕焼けに覆われていました。


 おもわず部屋に入ってカメラを取り出し、撮影したのがこの写真です。


 ハナちゃんも見とれています。


 もう10分でも早く撮影できたら、もっと鮮やかに撮れたでしょうか。今日に期待です。


 そういえば、エスペランサ村では空気が澄んでいるせいか、星がきれいに見えます。名古屋にいるときは、空を見上げて星空を眺めるなんて余裕はなかったですね。

 事務所からから地下道を通って名古屋駅に着き、地下鉄に揺られて覚王山駅の出口からやっと外に出るものの、いつも考え事をしながら自宅まで歩いていました。


 そういえば、エスペランサ村では雨上がりに虹をよく見ます。こんな感じ。


 よく見ると、虹が二重になっています。



 里山生活を実感できる瞬間です。




2016年9月20日火曜日

アスパラ

~自家製の勝ち!~


 先日の台風以来、急に秋めいてきました。今朝6時ころ外へ出てみると、もう寒いくらいです。


 名古屋に住んでいたころは、秋は短かったような気がしますが、エスペランサ村では、

 「さて、本日からきっぱり『秋』いきますけんね!」

 といったかんじでしょうか。


 私の顧問先の農業法人が、今年酒米を作ったそうで、隣町の造り酒屋とコラボを組んで、日本酒を作るそうです。名前を募集しています。


 「桜の舞」なんてどうでしょうか。もしよかったら、使ってください。


 ところで冒頭の写真、なんだかわかりますか。


 「アスパラ」です!


 あっ?ブログのタイトルに書きましたね。


 アスパラは、食べられるようになるまで3年かかるといいます。そして、一度できると数年食べることができるそうです。

 私は最初、アスパラは、アスパラの形をしたものが、3年かけて地面からにょきにょき生えてくるのかと思っていたのですが、どうやら勘違いのようでした。


 エスペランサ村で昨年植えたアスパラは、順調に育ちました。あと1年半待てば収穫できるでしょう。



 それに比べて、今年の春に生協から購入した3年物のアスパラの苗です。本来であれば今年収穫できるはずですが、残念ながら10本中残ったのは4本。しかもまだ収穫できません。高かったのに・・・。


 2年ほどほかの土地で生活してきたので、いきなり環境が変わって、うまく適応できなかったのでしょうね。残念なことをしました。

 時間を買おうと思ったのですが・・・。


 「やっぱり時間がかかっても、じっくり手塩にかけて育ててあげるべきです!」と、




 タロニャンもキッパリ言っています。

2016年9月17日土曜日

兼業農家やってます!

~郡山で同期会~

 最近写真を載せていなかったので、少し。

 イチジクと



 サツマイモです。



 いずれも順調で、後日詳しく書きます。


 さて、突然ですが、我が人生でいまだに使っていない言葉があります。


 「私の不徳の致すところです」


 最近多いですね。

 「新明解」国語辞典によると、「不徳の致すところ」を、

 「・・・社会的責任を感じている旨を表明する、形式的な謝罪の言葉」と書いています。

 「新明解」さんも、とっくにお見通しです。


 「はっきり言って俺が悪かった!」を全面的に出して謝罪すればいいのに。


 「いやね、俺自身はそんなに悪くないんだけどさ、あの『不徳』というやつがどうしようもないやつなのよ。ほんとにこまったやつでね。まぁ俺も少しは悪いんだけどさ・・・」


 といった感じでしょうか。

 
 さて、郡山に到着しホテルに入ります。「日本公認会計士協会全国研究大会」と書かれた紙が貼ってありました。


 フロントへ向かう途中、明らかに監査法人所属の公認会計士と思われる若い人に、すれ違いざま声をかけられました。

 「こんにちは」

 ん?誰だろう?予期していなかったのでびっくりです。


 私も監査法人退職後、もう3年たっています。

 外見的には退職時とほとんど変わっていない(と自分では思っている)にしても、Tシャツとジーパン姿の私を見て、すぐ越麻呂だと気が付くということは、もしかして同じ職場にいた人だろうか?そういえば見たことあるような・・・。


 

 エレベーターを降りると、こちらに向かってくる人がいます。おお!東京のFsyさんではないですか。そういえば彼は公認会計士協会の理事になったのでしたね。何年振りかわかりませんが、お元気そうで何よりです。


 地域会会長の同期会は、今年でもう7回目になるそうです。

 ということは、私がNHKドラマ「監査法人」の制作にかかわったのも、また名古屋で全国研究大会が開催されたのも、もう9年も前ということになります。時がたつのは早いですね。


 各人、一人ずつ近況報告です。私はというと、もちろん

 「兼業農家やってます!」
 
  
 全国研究大会は、来年は金沢で開催されます。


 また皆さん元気でお会いしたいものです。




2016年9月15日木曜日

郡山へ!

~地域会会長同期会へ参加~

 8月は大変忙しかったのですが、それが9月に入っても続いており、さすがにきつくなってきました。

 秋田に帰ってのんびり里山生活を・・・ともくろんでいたのですが、残念ながら願いはまだかないません。

 あれもこれもとまだ欲があり、「成仏」しきれていないということなのでしょうね。どこかでゆっくり休みを取り、せっかく購入した「スキャナー」「夢プリ」の操作方法を覚えなければなりません。


 今月は、私の本来の顧問先の仕事のほかに、社会福祉法人の会計指導に5日間、検察審査会の審議に税理士会の無料相談に各種打ち合わせやゴルフ・・・今日はこの後福島県の郡山まで車を走らせます。


 ゴルフは、当初の予定より2~3回減らしたでしょうか、やりすぎとエスペランサ村の理事会の反発をくらっています。


 一昨日は椿台で平日ゴルフでした。何気なく公式ハンディキャップ表を見てみると「10.9」。おお!7月は、「77」「79」と70台が2回出ましたからね。


 もうひと頑張りでシングルの扉を開けることができるのですが、最近明らかに調子は下降気味。

 疲れているしぃ・・・練習もしてないしぃ・・・いやいや、ゴルフに言い訳は禁物なのだ!。


 公認会計士は、それぞれが、例えば東北会とか東海会や東京会などの各地域会に所属しています。以前は13地域会があったと思いましたが、今は増えたようですね。各地域会の会長任期は3年です。


 私が東海会の会長を務めていたころの各地域会の会長は、退任後も年に1回、全国研究大会の前日に集まって毎年懇親会を開催しています。

 そして全国研究大会が明日から福島県の郡山市で開催されるのです。久しぶりに全国から仲間が集合してきます。


 全国研究大会はというと、私はこちらには出席しないで翌日秋田に戻り、農機具メーカーの共立の方と打ち合わせです。


 いよいよ設備投資なのです。

2016年9月14日水曜日

すったげニンニク

~昨年の1.5倍なのだ!~


 先日、社会福祉法人の会計指導で出かけていたのですが、昼食後時間があったので近くに道の駅に行ってみました。


 「食用ほおずき」が置いてあったので、どれどれと覗いてみたらびっくり。6~7個入っていて460円でした。


 エスペランサ村では食用ほおずきは、毎日50個くらい採れましたからね。460円の食用ほおずきは買わなかったのですが、よほどおいしいか珍しいのでしょう。買ってみて食べ比べてみればよかったかな。


 食用ほおずきはは、来年はやめようかとも思ったのですが、やっぱり作ることにしましょう。


 10月から新しく顧問先になる会社と今後の私のかかわり方の打ち合わせを行った後、JA湖東に寄って注文していたニンニクの種?を購入してきました。大玉です。


 昨年の納品書を見たら、購入したニンニクの種は2キロでした。収穫したニンニクは、正確に数えたわけではないのですが、300個くらいあったような気がします。


 今年購入したのは3キロです。つまり昨年の1.5倍。

 とても食べきれないのですが、ニンニクは保存がきくし、なんといってももらった人がとても喜んでくれます。


 最近、「黒ニンニク」なるものがはやっているようですので、来年は挑戦してみようかと・・・。


 エスペランサ村で収穫された完全無農薬黒ニンニクを「すったげニンニク」としてデビューさせることにしましょう。



2016年9月11日日曜日

震災松のギター

~フェイスブックに震災松のギターが~


 私が一応Facebookをやっている(といっても見てるだけ) のは、ヤイリギターの筆頭クラフトマンであるゴッドハンド・小池健司さんのギター制作過程を見たいからなのです。


 以前は、ヤイリギターの公式HPのなかの「46な日々」というタイトルのブログで、小池さんがギターの制作過程をアップしていたのですが、小池さんはフェイスブックに移行してしまいました。

 もちろん今でも「46な日々」は毎日欠かさず見ていますが、小池さんを追っかけなければなりません。


 さてその小池さんのFacebookをみていたら、「震災松で制作したギター」が、一時的にヤイリギターの戻ってきたそうです。


 この小さなボディからは、想像もできないような大きな音が出ると書いてありました。


 そうなのですよ!


 震災後、地元の中日新聞の夕刊でしたか、一面にカラーで大きな記事が出ていました。確か

 「漂着松でギターを」

 というタイトルだったと思います。

 小池さんが制作した漂着松のギターは、私が知っている限りでは3台ですが、実は私のところにも1台あるのですよ。


 新聞を見てすぐに小池さんに電話して、特別にお願いして制作していただいたのですが、津波で水を含んでいたので、しばらく乾燥させた後で制作に取りかかっていただきました。


 このギターです。



 インレイは、日本が誇るインレイ職人加藤穂高さんです。そして、イメージは私。

 「奇跡の一本松に、希望の星が降っている様子を描いてください!」




 松自体は、一般的なギター材に比べるとかなり細いので、大きなギターは作れません。でも、小さなギターにい合わず、とても大きな音がします。


 小池さんと加藤さんに新しく命を吹き込まれ、ギターとして生まれ変わって、震災松も喜んでいるのだと思います。



2016年9月7日水曜日

夏野菜の終わり

~「オランチトマト」に「パプリカ」ちゃん~


 そろそろ夏野菜も終わりに近づいてきました。ミニトマトは、最後の力を振り絞って実を生らせています。でもまだまだ採れそうです。


 トマトは雨に弱いので、通常はビニールハウスで育てるようですが、エスペランサ村ではビニールハウスは使いません。なぜか?・・・それは村内の景観を損なうからです。


 でも大丈夫。雨にあたったトマトはひび割れたり切れ目が入ったりしますが、販売するつもりはないので、食べる分には何ともありません。自然栽培です。

 スーパーなんかで売っている、味のないへなちょこトマトに比べたら、もうはるかにおいしいです。


 特にミニトマトは、赤・黄色・オレンジ色などがまじりあい、見た目もさわやかです。毎日朝夕十数個づつ食べています。


 エスペランサ村で収穫される、完全無農薬路地ミニ七色トマトを「オランチトマト」と名付けましょう。



 さて一方「パプリカ」ちゃんです。



 今年はピーマンが、やや小ぶりでしたがよくできました。パプリカは昨年に比べたたら多少見劣りしましたが、なんといっても色鮮やかで、食卓に彩を添えてくれます。


 青椒肉絲を何度食べたことか!


 キュウリ君もそろそろ終わりですかね。


 エスペランサ村の野菜たちよ、今年もありがとね。


2016年9月5日月曜日

自己満足

~自走式草刈機導入へ~


 昨日事務所に用事があって出かけていたのですが、車のインパネに表示されていた外気温は、驚いたことに37℃でした。なんということでしょう。


 NHKのお天気ニュースでも、秋田のほうが名古屋より気温が高いです。せっかく秋田にUターンしたというのに・・・。


 ここ1週間くらい、朝6時から刈払い機で2時間半ほど草刈りをした後、夕方6時半ころまで本業のお仕事というパターンが続いています。ちょっと体がきつくなってきました。特に今日は。


 刈払い機での草刈りは、いよいよ今日から最難関エリアに突入です。

 本来であれば、最も手ごわいところから力勝負を挑むのですが、やはり果樹の周りが優先でしたからね。


 このエリアを刈り払っていきます。左半分は比較的スムーズに終了したのですが、右半分は背丈も高いし、ツルが複雑に絡み合って密集しています。




 思っていた以上に、作業は困難を極めました。


 通常は、刈払い機を1回振れば、そのあたりの草はきれいに刈り取られ、「領土を拡張しました!と独り言を言いながら幸せな気分に浸ることができるのですが。このエリアは3~5回振り回さなければなりません。


 しかも草が刃に絡みついてくるので、力任せに振り回さなければならないのですよ。


 もう出だしから汗ぐっしょり。水分を補給しながらの作業ですが、1リットルのアクエリアスがすぐになくなってしまいました。


 本日侵略した領土です。



 草が残っているように見えますが、これは両方から刈払った草を、刈り払い機で真ん中に集めながら(というか、振り回しながら集めて)作業をしているからなのです。


 いやはや疲れましたね。予定の三分の一くらいしか侵略できませんでした。


 こんなことをやっていては、本業に影響しないはずはありません。それよりも体に悪いです。


 少しづつ領土を拡張して、自己満足に浸っているのもいいのですが、本業への影響と体への負担軽減のために、何とかしなければなりません。

 何かいい方法はないだろうか?「ブラックベリージャム」たっぷりのヨーグルトでもいただきながら考えましょう。



 それにしても、これおいしいです!


 おお!いい考えが浮かびました。「自走式草刈機」というものがあるではないですか。


 ということで、さっそくカタログを入手してきたのでした。


2016年9月2日金曜日

食用ほおずき

~食べられるんだ・・・ほおずき~


 それにしても暑いですね。とても秋田の9月とは思えません。


 これだけ暑いと日中は農作業はできません。でも明け方はそれほどでもないので、やるなら早朝です。この辺りの人はみんな起きていると思われる、朝6時頃からはじめましょう。


 早朝5時に起き身支度を整えて、6時には刈払い機始動です。エンジン(刈払い機)をしょっているので、すぐ汗が噴き出してきます。

 まだ名古屋に住んでいたころ、コマツの愛知県一宮センターで、一日がかりの刈払い機の研修を受けたのですが、そこでは「30分やったら必ず休憩し、一日2時間を限度とする」と、何度も言われました。


 試験にも出ましたからね。「私だったら、最低7時間はやる!」と書きたかったですけど・・・。



 やり始めると、領土を侵略していく気分になり、ついつい夢中になってしまうのですが、それ以上やると、白蠟病というのにかかってしまうので、やりすぎには注意です。

 6時開始で途中休みを3回ほどとり、満タンの混合オイルが空になるころがちょうど8時半です。いいペースです。

 汗でぐちゃぐちゃになるのでシャワーを浴び、朝食をとって本業開始。兼業農家は大変なのだ。


 最近北秋田市に仕事で行く機会が多いのですが、途中「上小阿仁村」を通ります。「かみこあにむら」と読みます。

 ここは、「食用ほおずき」で有名になりましたね。


 「ほおずき」と言えば、子供のころどうにかして遊んだ記憶があるのですが、あれはどうやるんでしたかね。口をすぼめて音をだすんでしたっけ?もうはるか昔のことで、おじさんは忘れてしまいました。


 そのほおずきを食べちゃうわけです。私も知りませんでした。


 今年エスペランサ村で、その食用ほおずきを栽培したのですが、採れるは採れるは、なかなか大変です。1回収穫するごとに50個くらいは取れます。




 なんといったらいいか、トマトのようなスモモのような・・・。珍しい味ですよ。