2年前に秋田に移住してきてから3か月くらいは、朝早くから夕方暗くなるまで、ひたすら開墾作業を行っていました。
昨年1月にエスペランサ村に移住して冬を過ごし、春を迎えたころからそろそろ本業をやらなければと思ったのですが、なにしろ公認会計士としての実績は、すべて名古屋に置いてきていました。
それに秋田出身とはいえ高校卒業後すぐ離れてしまったので、公認会計士としては秋田では全く無名で、何の保証もありません。
でも、そんな心配は無用でした。
拙ブログにも書きましたが、4月に銀行からの紹介でかなり無謀な仕事をボランティア的に引き受けたのを皮切りに、顧問先が徐々に増えていきます。
県からの紹介や地域貢献的な仕事も引き受けましたが、大きな顧問先も一つ二つと増えていき、今年の半ばくらいには、本業・農業・ゴルフとちょうどいいバランスになってきたなと実感できたのです。
ところが本業のほうは、その後も増えていきます。
性格的に、頼まれれば
「よし、やってみよう!」
と、ゴルゴ13的に引き受けてしまいます。
昨日もまた一件、新規顧客のお話がありました。ありがたいことです。お引き受けしましょう。
「自分で獲得した顧問先には、自分で足を運ぶ」のが礼儀だと考えているので、職員を採用するつもりはありません。まだまだ一人で十分。
「何のこれしき」
なのです。
そんな私の心意気を察してか、エスペランサ村の理事会では、
「もっと本業で頑張れ!」という意見が続出しています。
・ゴルフの回数を減らせばいいにゃん!
・農業は私たちに任せて、越麻呂さんは本業で頑張りにゃんこよ!
・ダブルヘッダーでやればいいがにゃん!
「うにゃにゃにゃっ!(私の楽しみを奪わないでほしいのだ!)」
とはいうものの、公認会計士としての血が騒ぐのですよ。
やるときはやるのである。