~山桜が見守っていた~
昨日4月28日は「よい庭の日」だそうですね。語呂合わせそのものですが…。
庭の新緑が見事です。
いい季節になりました。
さていよいよ今年も植樹開始です。一番大変そうなのは…と。
やはりぶどうのクイーンニーナですね。
何しろぶどうの棚がすでに組んであるので、バックホーが使えません。スコップで手掘りです。
しかも遠い…。
堆肥置き場から目的のピンフラッグ…じゃなかったぶどうを植える棚まで、目視で約90ヤードくらいでしょうか。
高低差約1.5メートルの上り、風はアゲインストで風速5メートル。52度のウエッジでフルショットの距離です…。
この条件で、運搬機は右手が不自由で使えないし、エスペランサ2号(一輪車)もこの距離で登りだと厳しいです。
植樹を始めたころは、細長いべニア板を50枚くらい繫げて道を作り、その上を一輪車で運んでいたっけ。
今回はバケツで運びます。
10ℓ入りのバケツにスコップで堆肥を山盛り投入し、両手に持って運びます。
いい運動になりますなぁ。
植え付けが終わると水をたっぷり注入します。
これも10ℓ入りのじょうろに水を入れ、よたよたと90ヤードを何度も往復します。
水をたっぷり注入するのは、ポット内でぎっしり詰まっている根をほぐすためなのです。
ひたむきな努力を、敷地内の山桜がじっと見守っていました。
棚までたどりつくと…おお!なんということでしょう。
アケビの花がきれいに咲いていました。
これを見ているだけで、疲れた体に力が湧いてきます。
空が青いなぁ。
一方、第一アケビ園でも、バナナアケビの花が咲いていました。
いやはや心が和みますな。
こちらは野生のアケビ。
この辺は環境的にアケビに適しているのでしょうね。
さてこの後しばらく植樹が続きます。
生活のためにお金が必要であれば本業で稼げばいいし、生イチジクが食べたければ1~2本植えるだけで十分です。
でも、なんで700本も植えていながら、今年も66本これほど苦労しながら植える必要があるのか。
と言われても…理由なんかないし、自分でもよくわかりません。
でも要するに…楽しければ、満足感が得られれば、それでいいのです。
400ヤードほど先の、直径108ミリの穴に、3回でボールを沈める…。
早くゴルフがしたい!