~1本1本丁寧に手入れを~
だれか…シャンクの治し方を教えてくだにゃい!
あ…ゴルフではなくて、越山農園の話でした。
ピンクレモネードは、実がピンク色をしていますが、ブルーベリーです。
ブルーベリーは秋田県内でもたくさん植えている人がいるし、本数も千本単位で植えている農家もいらっしゃることでしょう。
従って私はブルーベリーはあまり植えていませんでした。居住区に28本だけです。
でもピンクレモネードは、おそらく秋田で植えたのは私が初めてではないでしょうか。
とても珍しい品種で苗も高価なので、丁寧に植えて水をやり、周りの草を手作業でむしるなど大事に育てています…。
ここで、既存のブルーベリーたちから意見が出ました。
・同じブルーベリーでありながら、先輩のわしらがほったらかしにされているというのは、いかがなものか
・そういえば肥料を去年3回もらったのに、今年は1回きりだった。
・水だって撒いてもらえなかったではないか。
・この通り草だってむしってもらえない。
・差別ではないのか?
・そうだっ。差別だ!
そうでしたね。返す言葉もありません。
本来であれば、先にバックホーでマルベリーに堆肥を補充するつもりでいましたが、急遽順番を変えて、ブルーベリーの手入れを先に行います。
半径1メートルほどの円内の草をサンカクホウで丁寧にむしっていきます。
その後ブルーベリーの土づくり。
ピートモスと鹿沼土をこうやって入れて、ここに水を投入してかき回します。
これがゴルフには最悪なのですが、やむを得ませんなぁ。
ひたすらプラスチックの小さなスコップを使ってかきまぜた後、この土を10ℓ入りのバケツに入れて、両手に持って運びます。
ひたすらかきまぜ、ひたすら運ぶのです…延々と…何時間も…気が付くといつも夕方6時を過ぎています。
ピートモスは、50ℓ入りが100袋くらいあるでしょうか。ブルーベリーへの投入が終わったら、ピンクレモネードにも。
使い切るまで投入します。
9月以降、バックホーと運搬機で大量に積んである堆肥の投入、その後まだ300袋以上あるでしょうかバーク堆肥を投入します。
同時並行的に台風シーズに備えてマルベリーの誘引等々、700本ほどある果樹の手入れを行っていくのです。
一方畑では、10月には玉ねぎ600本とニンニク千個を植えます。なんとす落花生の収穫に原木なめこ…いちじくの収穫・販売…。
冬になる前にピンクレモネードの雪囲い…頭の中にはまだまだ膨大な量の農作業スケジュールが山積みになっているのです。
ゴルフは…さすがに…日程的にも…体力的にも…厳しくなってきたなぁ。