~みんな生イチジクが好きだった~
9月決算会社の確定申告書の提出も終わり、本業にも少し余裕ができてきました。
ではでは…農作業でも…と思ったらこの雪。
明日には融けるでしょうが…今日はもう農作業はできないので…この後テレビ取材の準備でも…。
私が仕事で忙しかった11月中に、三種町の元太郎さんと隣の町内の遠藤さんが、いちじくの剪定を行ってくれました。
(最近のイチジク園)
今ではイチジクの樹はこんなに太く立派になりました。
昨年から今年初めにかけての、とても厳しかった冬を乗り越えることができたので、もう大丈夫。
北限のイチジクを超えていきましょう。
秋田県民にとって、イチジクと言えば甘露煮。
生イチジクはほとんど出回っていないし、たまに見かけても、名古屋に比べて2~3倍くらいの価格です。これではとても購入する気には…。
でも、隠れ生イチジクファンは多いということに気が付きました。そうでしたか…。
越山農園のイチジクを食べた人からは、
「いやはや…とてもおいしいですなぁ」
とよく言われます。
まかせなさい!
秋田県内の、多くの生イチジクファンの期待に応えようと思います。
来年おいしイチジクができるかどうかは、収穫後の作業にかかっているに違いないと、私は考えているのです。
枯れ落ちたイチジクの葉と、収穫されずに残った実は、冬の間イチジクにとって悪い虫の絶好の越冬場になります。
落ち葉は全部拾い集め、残った実はすべて撤去してゴミ袋に入れて捨てます。
剪定した枝にもカミキリムシの幼虫が潜んでいる可能性があるため、これも細かく切ってゴミ袋へ…と。
これらの毎年寒くなってからの作業は、とてもつらい作業なのですが、今年はパルテールさんの女性3人が手伝ってくれました。
ありがとうございます。
ここからは私が。
来年に備えて、この1年間ねかせて熟成させておいた堆肥を、根が張っているあたりに投入していきます。
この後、このバーク堆肥をかぶせて終了。
寒さ対策も万全です。ここまでやるイチジク農家は…いないと思うけどなぁ…。
バーク堆肥は春先20キロ入りを488袋購入したのですが、全部使い切りました。追加で202袋購入。
一方ピンクレモネード区画。
こちらも植えてから最初の冬を迎えるため、こもを巻きました。
作業をしていただいたのは、こちらも元太郎さんと遠藤さん。
私自身本業がかなり忙しくなってしまったので、3年前から手伝っていただいているご近所のKさんはじめ、3人がいなかったら農園が維持できません。
とても助かります。
いい果樹を作りたい!思いはだんだん大きくなるばかり。
年内もうひと頑張りです。