昨日はキャッスルホテルで行われたクライアント先の総会に出席。一段落です。
本業に関していうと、最も時間的な余裕がある6月でしたが、もうすぐ終わろうとしています。
県から依頼されている業務が今年も継続になったので、7月はまたかなり忙しいでしょう…。そろそろ気持ちを切り替えますか。
その前に、昨年から構想を練っていた玉杢ギター。完成まではまだ時間がかかりそうです。
指板は漆黒のエボニー、黒檀です。
黒檀は黒ければ黒いほど希少価値が高いといわれています。
なぜ漆黒の黒檀を選んでいただいたのか・・・それはここにワンポイントのインレイを描いてもらうから。お願いしているのはもちろん加藤穂高さん。
先日図案が固まりました。漆黒のエボニー指板に、今回のインレイは引き立つはずです。
そしてピックガード。
ジャーマンスプルースのトップ材が白っぽいとてもいい色をしているので、当初ピックガードはやめようかとも思いました。
でもここで挑戦です。
「ピックガードを黒檀で」
黒檀というのはとても硬い木なので、ピックガードのように薄く削るのは無理ではないか…そもそもピックガードを作れるほどの太い黒檀は手に入らないのではないか?…。
これらの難題をヤイリギターさんは見事に解決してくれました。
ヘッドはこちらも「縞黒檀」という、最近ではほとんど入手困難な貴重な素材を用意していただきました。
縞黒檀のスロテッドヘッドに入れたいただいたのは、1960年代に用いられていたヤイリのロゴ。
いろいろ調べましたぜ!古いものはいいですな。
こちらはまだ非公開なのです。