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2018年10月29日月曜日

スーパーフルーツ

~栄養たっぷりサルナシ君~


 多品種果樹園を始める際に、JAからカタログを入手していろいろ選んだのですが、カタログを見るまでサルナシという果樹を知りませんでした。


 キウイに似ていましたが、リンゴやナシと違って無農薬でも栽培できると聞いて、試しに注文。今年で3年目になります。


 あまり手間をかけなくて、サルナシ君には申し訳ないことをしたのですが、この果樹も

 「わしら勝手に育ちますケン」タイプのようで助かりました。


 今日は雨だったのでとりあえず一部ですが、だいぶ収穫できましたよ。


 サルナシは最近スーパーフルーツということで、大変脚光を浴びています。栄養価も高いしおいしいし、サルナシ酒もできます。


 作るのは、最近加工にはまっている堆肥研究家です。


 期待しましょう。


2018年10月25日木曜日

うわっ!完璧。露茜の梅酒

~本当に赤くなった~


 多品種果樹園をやろうと決めた際に、こだわりを持って植えた果樹の一つが、梅の「露茜」でした。


 赤い梅ジュースができるといいます。「面白そうじゃないの」と思いましたね。


 そして4年後の今年、ある程度実が生りました。通常の梅よりも約1か月遅れて収穫できます。


 梅ジュースよりもまずは梅酒です。作ったのが8月3日です。


 そして今日。まだ3か月に満たないですが…。


 見てびっくり。色がとてもいいですね。


 梅並木の梅で作った梅酒がこちら。これも順調で、薄く黄金色に色が付き始めています。


 どちらが赤いか比べてみましょう。


 おお!露茜のほうが赤いですね…当たり前ですが。


 この梅酒、けっこういけるんじゃないでしょうか。


 いやはや面白い!じつにおもろい。



2018年10月22日月曜日

今年も出た!原木なめこ

~これが本来のなめこの姿~


 毎朝早く、味噌汁に入れるネギを採りに畑へ足を運んでいるのですが、そのついでにキノコ区画を見に行くのが日課となっています。


 昨年の今頃は既に原木なめこが収穫できたはずなのに…おかしいなあ思っていたのですが、やっと出てきました。


 とりあえず今日は籠で2つ分。


 スーパーで袋詰めにされているなめことは、似ても似つかぬ姿形をしています。

 こんなに大きいのもありましたよ。


 毎日見回りに行ったかいがあったというものです。しばらくは味噌汁の具に不自由はしないでしょう。



2018年10月18日木曜日

栗のワイン煮

~加工が先~


 私が植えた栗で作ったワイン煮です…と言いたいところですが、残念ながら違います。買ってきた栗で作りました。


 あちこちで食べてもらいましたが、「ケーキの上に載せたらどうか」と言ってくれる人もあり、とても評判がいいです。


 白磁の皿にのせてでいただきましょうか。江戸時代の輪花の皿です。



 とても上品な皿で気にっているのですが、今ではなかなか手に入らないので、大切に使っています。
 
 作り始めると止まらない堆肥研究家。栗を買い集めては煮込んでいます。


 ただ残念だったのは、某所で購入した栗は、4ネットのうち3ネット分が虫が食っていて、使い物になりませんでした。


 品質管理ができていないのですね。平気で出品するとは…。

 仕方がないので、五城目の道の駅まで出かけてたくさん購入してきましたが、こちらは大丈夫でした。


 栗のワイン煮はだいぶたまりました。冷蔵庫で1年くらい持つそうなので作りだめ。これを10瓶くらい作りました。



 しばらく楽しめそうです。


 自家製の栗で作ったワイン煮は、今年はたくさんは無理でしたが、来年に期待です。



2018年10月15日月曜日

フォトブック

~秋田名物食いだおれの旅~


 今朝の魁新聞の一面に、私がかかわった仕事に関する記事が大きく掲載されていました。少しは県民のお役に立つことができたでしょうか。

 詳しくは県のHPをご覧ください。


 さて、先月名古屋から堆肥研究家の教え子が秋田にやってきたことは拙ブログにも書いたとおりです。


 その後、親御さんからお礼のお手紙などをいただいたのですが、名古屋に戻った後数日してから、教え子たちからフォトブックなるものが送られてきました。


 スマホに、写真をまとめものをデータでもいただいていたのですが、フォトブックだとコメントも記載できます。


 タロニャンとハナちゃんも載っていますよ。


 これ、いいですね。


 「エスペランサ村物語」が始まって以来、写真は数えきれないくらい撮っています。

 毎年これに文章を記載して、フォトブックにしてみましょうか。


 私、こういうの得意です。冬の時間があるときにでもやってみましょう。


 いいアイディアを教えていただいて、ありがとうございました。



2018年10月13日土曜日

ジャンボ栗

~こんなにでっかいのが…~


 3年ほど前でしたか、大きな栗で有名な西木町に栗の苗を分けてもらえないか尋ねたところ、残念ながら分けていただけませんでした…まぁいきなりなので仕方ないですけど。


 それならと、カタログで購入して植えてみた栗の木ですが、早くも大きな実が付きましたよ。


 まだ数は少ないですが、徐々に採れ始めています。もう数年もすれば、栗を購入する必要はなくなるでしょう。


 大きさを山栗と比べてみましょうか。


 こちらが山栗です。


 そしてこれが私が植えた栗。数がそろったら、ワイン煮にする予定です。


 どっちが大きいでしょうか。


 うわっ!私のほうが大きい。これなら西木町の栗といい勝負ができるかも。


 まぁ、栗は大きければいいというわけではありませんけどね。


 山栗は小さいけれど、とても美味しいです。



2018年10月11日木曜日

ここ見て!にゃんにゃん

~ハナちゃんが教えてくれた秘密の場所~


 初めてのマルチに苦戦しています。なにしろ慣れないので…。


 今回はニンニク千個なので、失敗するわけにはいきません。


 真剣に作業を行っていると、ハナちゃんがやってきました。

 堆肥研究家の背中に乗っかって、何やらあっちへ行こうと誘っているようです。


 敷地内の木々をかき分けて入っていくと、ハナちゃんが「ここ見て!にゃんにゃん」と言っています。


 おお!アミコダケではないですか。こんなところにたくさん。


 そういえば今年はキノコが豊作のようですね。

 まぁここは敷地内なので滑落する心配もないし、遭難することもないでしょう。


 「山菜やキノコのある場所は、身内にも教えない」といわれていますが、心の優しいハナちゃんは秘密の場所を教えてくれました。ありがとね。


 今年も見知らぬおばさんが敷地内に入ってきてびっくりしましたが、そういえば大きな袋を抱えていましたなぁ。


 農作業で忙しい日々ですが、こういった自然からの贈り物はとてもありがたいです。



2018年10月9日火曜日

畝立て

~ニンニク千個の準備は続く~


 ニンニク千個を植えるために拡張工事を行った畑ですが、牡蠣殻石灰をまいて2週間、ニンニク用の肥料をまいてから1週間寝かせておかなければなりません。


 そしていよいよ畝立て。耕運機の出番です。300坪の畑用に購入したもので力強いです。



 ところがこれからが大変なのですよ。鍬で整備していかなければなりません。人力です。


 今回は初めてマルチを使うので、そのサイズに合わせて畝のサイズも調整しました。


 腰に負担がかかります。あ~~疲れた。


 私もお手伝いしたいところですが、相変わらず堆肥係です。


 既に20トン分畑に投入してもうなくなってしまったので、再びダンプで3台分約20トン運んでもらいました。


 たとえばマルベリーです。立派に育ちました。



 ほとんど手をかけていないのですが、

 「ワシら勝手に育ちますケン」

 と言われているような気がします。


 まぁそういわずに…たまにはお手入れしてあげますよ。


 樹の周りの草をむしり、そこへ堆肥を投入していきます。


 1本につき、一輪車(エスペランサ3号)で6杯必要でした。


 果樹は420本ほど植えてあるのですが、これから年末にかけて1本1本丁寧に世話をしてあげます。


 全ては「あしたのため」なのです。




2018年10月1日月曜日

食用ほおずきをどうぞ!

~6次産業化への試みは続く~


 堆肥研究家は、春は山菜ガールで秋にはキノコおばさんになります。


 そして最近は、6次産業研究家として新たな道を歩み始めました。いろんなものを作っています。


 ブログではもう取り上げていませんが、アカジソジュースの「ディープパープル」はもう定番になりました。


 他にもジャムでは「ブラックベリージャム」や「マルベリージャム」に「イタドリジャム」、それに「シソの実」「山椒の実」の佃煮や「梅干し」、果実酒では「梅酒」に「アケビ酒」「サルナシ酒」、栗を利用した「栗のワイン煮」に「栗きんとん」、サツマイモで「鬼まんじゅう」、スープでは「コリンキースープ」「ジャガイモスープ」等等…。


 おお!忘れていました。

 傷薬やかゆみ止め対策の「ヘビイチゴエキス」もありましたな効きまっせ!


 そして最近とても評判が良かったのが、「食用ほおずき」でした。本当にミルクの味がします。


 食用ほおずきをは、上小阿仁村が作り始めて今では村の特産品になっています。県も推奨しているようですね。


 道の駅等で売っていますが、びっくりするような値段がついています。珍しいからでしょうか。


 家にはもう数え切れないくらいあります。



 土縁やテーブルにごろごろ。


 試しに友人たちに配ってみたのですが、



 ゴルフ仲間の一人からは

 「…すごく美味しくて、〇〇で買ったのと比べ物になりません」

 というメッセージが届きました。


 ただ食用ほおずきを生で食べられる期間は限られているようで、とても全部消化できません(冷凍すればいいかも)。残ったものは、ほおずきジャムにしました。


 2年間作ってみて、苗には良し悪しがあるのがわかりました。いい苗を売っているところを特定できたので、来年は本格的に作ってみます。


 原価はあまりかからないので、価格破壊できそうです。


 堆肥研究家の6次産業化への試みは、エスペランサ村の特産品決定まで、まだまだ続きます。