~一気に収穫しちゃいましょう~
ニンニクの収穫時期です。
一般的に無農薬のニンニクといっても、さび病対策の薬くらいは撒くのでしょうが、エスペランス村のニンニクは、それさえも使いませんでした。
完全無農薬!
5月の連休後はほとんど雨が降らずとても心配しましたが、ゴルフもキャンセルして毎日のように水やりをした結果、無事収穫時期を迎えました。
先日私は朝4時半に起き、5時にはニンニク掘りを開始しました。なにしろ千個あります。いつまでかかるでしょうか。
私がニンニクを掘り起こし、堆肥研究家がニンニクの根を切り取り、助っ人のFさんが葉を切って10個単位でひもで縛っていくという役割分担です。
掘ってみたら、立派なニンニクで安心しました。
天候不順で心配しましたぜ。
ニンニク千個掘るのに11時までかかりました。朝食を挟んで延々と5時間以上です。そして午後から顧問先へ。
堆肥研究家とFさんは、午後3時半までかかったそうです。
翌日は3人とも疲れて体調不良に筋肉痛。それでも朝からニンニク千個を軒下に干します。
どれどれ、立派なニンニクです。
いいんじゃないでしょうか。
昨年の秋、一部の反対を押し切ってニンニク千個のために拡張工事を黙々と行った私ですが、報われた気分です。
いまだ「志」は衰えていないのです。
~今年は豊作~
新しい機種が出るのがわかっていたので、ずっと使い古しのスマホで我慢していたのですが、やっと新しいのに変えました。
PCも仕事用に27インチの大画面のデスクトップを購入。何かと設定が大変でした。
最近は上場会社の間で会計監査人を変更するケースが多いそうですね。先日の日経新聞に記載されていました。
わが事務所も、上場会社ではありませんが、大手監査法人からの変更で会計監査人に選任されました。
「監査基準委員会報告900」に則って引き継ぎも終了し、いよいよ監査モードに突入です。
平穏な日々よ、さようなら。
私の事務所の部屋の大きな窓からは、グミの木が見えます。
今年はずいぶんたくさん実をつけました。
堆肥研究家が毎日のように食べているようですが、なかなか減りません。
エスペランス村は、いよいよ収穫の時期を迎えます。
~その前にマルベリーの収穫~
おとといの夜、福岡造園さんのブログを見ていたら、「一人親方」というタイトルで投稿がありました。
おお!私と一緒ですね。面白かったです。
監査法人勤務時代は、上場会社等の大会社であれ会社法の小さな会社であれ、チームを組んで監査を行っていました。実務経験の少ない会計士の教育の場でもあります。
監査法人で30年以上の監査実務経験を経て独立した今では、よほどの大会社でなければ、一人でも十分監査を行うことができます。
理由は、熟練した経験豊富な会計士であれば、すべて自分一人で監査を行うことができるため、トータルの監査時間を減らすことができ、チームで行うよりはるかに効率的に監査を実施することができるからです。
例えば経営者インタビューは、監査法人では主査とパートナー2人くらいで行うことでしょう。でも私一人で十分です。
監査計画やその審査、決算監査の審査も、監査法人では「一人親方」の何倍も時間がかかることでしょう。表示の監査もそうです。そしてかかった時間は、監査報酬に反映されます。
また「一人親方」だと、スタッフや主査・マネージャー等の調書をレビューする必要もありません。すべて自分で監査を実施して把握し、責任も自分で取ればいいのです。
一人だと担当が変わって何度も同じことを聞くということもないし、年数を重ねるごとにいい業務を提供することができます。もちろん、なれ合いのないよう自分を律することが必要ですけどね。
まぁそれはそれとして、マルベリーの収穫です。立派なのがたくさん収穫できました。
生で食べてもおいしいし、この後ジャムにします。おや、パセリも。
植えてからまる4年。今は収穫できるのがたった2本ですが、豊作です。
ちなみに、堆肥研究家が近所で発見した野生の桑の実と比較してみましょう。
こちらが野生で
こちらが「エスペランス村のマルベリー」です。もちろん無農薬。
どちらが大きいか比べてみましょう。
同じ皿に入れると
手前が…あ、わかりますね。
マルベリーは、桑のうちの果樹専用の品種なのだそうです。
今年39本植えたので、4年後が楽しみです。
~「目に見えない何か」の正体~
久しぶりにいい雨です。
1日3~4時間の水やりから解放されそうです。
しとしとと降っています。
そういえば40年以上前の大学生時代、「雨のそぼ降る日曜日」という歌を作ったのを思い出しました。
さて、「このままでは終わらない」という果樹園。
なぜ500本近い果樹の苗を植えてしまったのか…まだ1円の売上もないのに…まだ続けるといいます(私のことです)。
ダイエーの中内さんは、おそらく「全国の消費者に大量の物資を少しでも安く届けたい」という思いがあって、小さな商店からダイエーをあそこまで大きくしたのです。
こういった思いは、ソニーの森田さんをはじめ、現在の一流企業の創業者たちはだれもが持っていたに違いありません。
これを「ミッション」と言います。おそらく「目に見えない何か」の正体だと私は思うのです。
もちろん公認会計士としての私にも、ミッションはあります。口に出しては言いませんけど。
では、私が果樹園を始めたきっかけは何か?
「生のイチジクをたべたいけど、秋田に生のイチジクがないので自分で作ってしまえ」…え!100本も?
「ポポーという珍しい果物を食べてみたい」…。1本あればいいでしょうに。
どうもミッションとしては次元が低いですね。違うようです。
でも、今では思うものはあります。
まだ書かないでおきます。
~これで終わっていいのか?~
ブルーベリーはもう3本くらい植えられそうだとか、この辺にマルベリーがもう1本入りそうだなとかいうのはありますが、5,300坪の敷地の果樹区画に果樹の苗木は植え終わりました。
昨年の1月10日の魁新聞に、私たちの記事が掲載される際に、果樹の苗木を棚卸ししたのですが、320本ほどありました。
その後昨年の春に110本、今年の春に61本植えているので、おそらく今現在果樹は450本~480本ほどあると思われます。
一区切りついたし、7月からは仕事が忙しくなるので、もういいんじゃないでしょうか……。もう十分ですね。
「あどやめでけれ(もうやめてください)」
という声も耳にします。
自分でも、我ながらこの5年間よくやったと思います。ほめてあげましょう。
「エスペランサ村物語」もそろそろ完結です……。
ところが最近、私の耳元で目に見えない何かがささやきます。
「公認会計士が果樹園をやるといい始めたのに、その程度で終わっていいのか?」
「越麻呂さんが果樹園をやるといっていたのだから、もっとすごいと思ってましたよ」
「公認会計士だったら職業的懐疑心に則り、もっと深掘りして深度ある果樹園にしなければいかんがね」
そうでしたね。この程度で終わるはずはありませんね。
では7月から、次のステップへ進みましょう。
~ワシら勝手に生きていきますケン~
果樹の苗木を植え始めた最初の年、最後の最後に「まぁ…植えてみっか」といって購入したのがマルベリーでした。いってみれば桑の実です。
桑といっても蚕やお茶の葉用ではなく、果樹としての桑です。
「まぁ…植えてみっか」的扱いだったため、ほとんど手入れすることもなく、たまに周りの草を刈り払い機で刈ったり、そういえば…と思いついたときにだけ堆肥を補充する程度でした。
マルベリー君は、イチジクやラズベリーに対する丁寧な手入れを横目で見ながら、いつの間にかエスペランサ村の
「ワシら勝手に生きていきますケン会」
の会長に成長していました。
昨年から突然大量に採れ始めたのですが、今年もすこぶる順調に実が付いています。
マルベリーの実は、ブラックベリーと異なり生で食べてもおいしいし、ジャムにするにしても実の中に種がないので、裏ごしする必要もありません。
ブラックベリーは中に種があるので、ジャムを作るにしてもとても手間がかかりますからね。
困ったことにこのマルベリー、今とてもブームになっているそうです。
ポポーと一緒で、流行が私たちが注目するより少し後からついてきているのですが、一時的にブームになると、苗木が高騰するし入手しにくくなるのです。
今年植えた61本のうち、実はマルベリーが39本です。これだけ購入するのにずいぶん苦労しましたぜ。
昨年の秋に購入して春まで取り置きしていただいたのですが、今年の春にはもう値段がかなりアップしていました。
とてもいい苗でしたので、大事に育てています。
~まずは早生から~
玉ねぎはなるべく長い間収穫できるよう、早生のものを200本、通常の時期のものを400本植えています。
早生の玉ねぎがそろそろ収穫時期を迎えました。
この玉ねぎは昨年の秋、いわゆる一般的なマルチで苗を植えたのですが、今年の春に植えた苗は、やはり草マルチを敷きました。
刈り取った草を一輪車に乗せて集めてきます。堆肥研究家渾身の草マルチです。
さてこの時期の新玉ねぎはとてもみずみずしく、オニオンスライスにして生卵の黄身を落とし、かつお節を振りかけてしょうゆを垂らして食べるととてもおいしいです。
吊るして干して長期保存するのもいいですが、せっかくなのでどんどん分けてあげましょう。
早速父親の税理士事務所と弟の税理士事務所に、レタスと一緒に持っていきました。
どうもこちらのほうは大雨が降ったようです。なんでこの辺だけ降らないの…と言いたいところですが、現実を受け入れるしかありませんからね。
帰りに二木ゴルフの試打会へ。
長年私のクラブを見てくれている友人が、この試打会のためにわざわざ埼玉浦和からきてくれたのです。
試したクラブは、ピンの「G410プラス」に「エピックフラッシュ」。シャフトは、グラファイトデザインやスピーダー・テンセイです。
ピンはいいクラブですね。テンセイもいいシャフトでほしいですがハードです。疲れが出てくる後半は厳しいかも。
腰と膝が痛いので、現在週に3回整骨院に通っているのですが、それに仕事と農作業で忙しくなるので、ゴルフはもうやめようかなと思っていました。
でも自分が打ったドライバーの弾道に自己陶酔しているうちに、またやりたくなってきましたよ。
残ったボールでアプローチの練習をしていると、友人がウエッジを持ってきました。
「モダート」?聞いたことないけど…。
彼のお付き合いのある職人さんが、一本一本手作りで作っている削り出しのウエッジで、とてもよくスピンがかかるのだそうです。
ごろごろ転がってピンに寄っていくアプローチも現実的ではありますが、「周りが『あっ!大きい』と思ったら、キュキュッとスピンがかかってピタッ!と止まる」というアプローチはかっこいいですね。
また悩みが増えました。
~雨が降らない…~
昨日の夕方の天気予報では、夜の9時頃から今朝9時頃にかけて土砂降りの雨が降る予定でした。
これで一息つけるなと思っていたのですが、今朝起きてみてびっくり。雨の形跡がありません。道路も土も乾いています…。ムムムムム。
しばらく晴天続きの予報なので、これでは田畑や果樹はもちませんね。田んぼはやっていませんが…。
また毎日3~4時間かけて水やりをしなければならないかも。
7月から仕事中心の生活になるので、今月中に果樹の手入れを終わらせたいのですが、なにしろ450本くらいあるので大変です。
ラズベリーとブルーベリーは終了したと思ったら、よく見るとまた草が生えてきていました。根気が必要です。なんのこれしき!
先日ポポーが終了しました。
雑草を取り払い、堆肥を補充し、肥料をまきます。
今はイチジクに取りかかっているのですが、これが大変で、1本30分くらいかかります。イチジクは全部で102本。
「俺はなんでこんなことをしているのだ」とは考えないことにしています。
目に見えない何かが、私に「やれ!」と言っているのです。
~芝の手入れは続く~
南秋田CCで月に一回平日にゴルフをしようという仲間内の会があります。「南平会」です。
先日そのメンバー6人でお寿司を食べに行ってきました。行先は「宝寿司」。秋田で最も予約の取りにくい寿司屋と言われています。
なにしろ予約を取ったのが昨年の南平会の忘年会の時。半年間空いていませんでした。
そして次回の予約を取ったのですが、なんと来年の2月中旬まで予約がいっぱいだということでした。9か月後です…。
ここのお店の特徴は、なんといっても「飲むお酒は自分たちで持ち込む」ことです。
参加メンバーの中に、日本酒の酒造メーカーの方がいらっしゃったので、今回私が持って行ったのは、焼酎の「魔王」でした。
6人の内5人が高校の同窓生だったのですが、またしても次期同窓会会長の話が出ます…7月から忙しくなるので…私は…。
さて芝のその後です。目土を行わなければなりません。
専門家ではないのでよくわかりませんが、ご近所のKさんに教えていただきました。
芝と芝の間隔は、詰めないで空けたほうがいいのだそうですね。芝の間や凸凹のあるところ、芝の少ないところに目土を行っていきます。
ゴルフ場で芝を張り替えたところをじっくり観察してきたのですが、こんなにまいていいのだろうかと思うほど土をまいていました。
私のところには芝用の砂がないので、ここでも完熟馬糞堆肥を使います。栄養のある土です。ずいぶんまきましたが、こんな感じでいいでしょうか。
連日の晴天続きで、毎日水をまいても芝が茶色くなってしまいましたが、しっかり新しい芝が生えてきています。
梅雨明け後は一面緑色になるのを楽しみにしています。