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2016年12月30日金曜日

スタビライズドウッドをギターに

~十字架と指板~


 グーグルで「スタビライズドウッド」を検索すると、1ページ目に「越麻呂日記」が出てくるので、日本ではまだあまりなじみがないのでしょう。

 アメリカに比べて職人さんもまだ少ないそうです。


 以前拙ブログにも書いたように、そのスタビライズドウッドを「祈り」というテーマのギターに使いました。


 テーマが祈りで、もとになった絵が、女性が教会の中で祈っているように見えたので、ギターのどこかに「十字架」を描けないものだろうかと考えました。

 そこで出てきた案がこれ。



 ヘッドに埋め込まれた4つのスタビライズドウッドで囲まれている隙間が、十字架になっています。加藤穂高さんの案でした。


 そして指板にもスタビライズドウッドを。



 今回は寒色を用いました。


 落ち着いた色で、とてもいいと思います。



2016年12月28日水曜日

芋太郎

~石焼き芋にしちゃえ!~


 昨日までゴルフができる天気だったのですが、今日は雪でした。ハナちゃんも遊びにいけずにじっと寒さをこらえています。



 もう諦めなさいってば。


 こんな寒い日は、あったかいものでも食べたくなります。石焼き芋などどうでしょうか。


 エスペランサ村では今年大量のサツマイモが収穫できました。



 メインはブランド品の「紅はるか」ちゃんです。


 形のいいものは、ずいぶんあちこちに配りました。残った中には細い芋もありますが、近くのお店に行くと、細いサツマイモでも結構いい値で売られていてびっくりです。


 「悪いけど、ワシらのサツマイモのほうが、はるかに立派ですケン。」


 サツマイモをどうやって食べきってしまおうか・・・。


 名古屋の覚王山で売っていた「鬼まんじゅう」のようなものを作ったり、あるいは舟和の「芋ようかん」のようなものを作るのもいいですが、せっかくのサツマイモですのでやはり焼き芋を作りたいです。


 ゴルフ場の落ち葉をかき集めてきて、落ち葉焚きにしてサツマイモをアルミホイールでくるみ、その中に放り込むというアイディアもありましたが、残念ながら没。


 もしかして「石焼き芋器」は売ってないだろうかとアマゾンを調べてみたら・・・ありましたよ。家庭用の石焼き芋器が。しかも安い。さっそく注文しました。「芋太郎君」です。



 細い芋でも無駄にしたくないので、ためしに石焼き芋にしてみたところ、




 これが逆においしいです。焼くと蜜がじわ~~っとあふれてきます。



 熱いうちにいただきましょう。


 問題は・・・退職後もきっちり維持している体重です。

2016年12月25日日曜日

CD-ROM研修

~番号のお知らせ~

 この三日間、「AKTNet」(・・・あ、わかりますね。A秋田におけるK私と同じ苗字を名乗るTタックスのネットワークです)を活用したりなどで、それなりに仕事をこなしていたせいか、あとは28日顧問先へ行って、年内の仕事はおしまいです。



 ではでは、研修の単位を早くとってしまいましょう。年度内に40単位必要ですからね。


 公認会計士協会から送られてきた倫理研修のCD-ROMを聞いて、4桁の番号を入力すれば、必修の倫理研修2単位を取ることができます。番号は、研修の途中で表示されるので、見落とさないように集中しなければなりません。



 いざ、研修開始です。


 30分くらいたったでしょうか、いきなり画面の講義の先生の話が、なんの区切りも関係なく、いきなり音が途切れます。


 えっ!どうしたのよ・・・と思ったら、いきなりいい雰囲気の音楽が流れてきました。なんと場違いな音楽でしょう。左の上端には、大きな数字が表示されています。音楽は30秒くらい続きました。



 なるほど、「この数字を早くメモしなさい」ということなのですね。わかりました。いいでしょう、単位取得のためです。


 30分くらいたったら、また講義がいきなりばたっと止まって、再び30秒ほどきれいな音楽が流れてきました。これが4回繰り返されます。


 なんなのよ、これ?



 これでは、CD-ROMを流して別のことをやり、音楽が聞こえてきたらさっとPCの画面から数字を拾ってまた別のことをやる・・・。ということが可能ではないですか。



 公認会計士を名乗るからには、そんなことはしないはずだということなのでしょうが、講義が一区切りついたところで数字を表示するとか、30秒音楽はやめて、注意喚起のために「キ~ン」と一つ鳴らすとかにして、あとは研修に集中させてほしいですね。



 会員に、必修の倫理研修単位を取得させたいという気持ちはわかりますが、なんだか恥ずかしいです。



 

2016年12月23日金曜日

0.28ミリの技

~限界に挑む人~


 このギターに描かれている、優しく微笑んでいるように見える女性。


 この女性の髪の毛は、細いもので1本が1ミリくらいの螺鈿で描かれています。


 すごい技術ですね。インレイの加藤穂高さんに作っていただきました。


 そして先日、加藤さんから連絡が来ました。


 今取りかかっているギターの「ピックガード」に描かれている花の、先端の一番細いところをデジタルノギスで測ってみたところ、なんと0.28~0.34ミリくらいだそうで、埋め込んでいる「白蝶貝」の物理的な強度を考えると、もうこれが限界だそうです。


 一度実物を見てみたいものです。



2016年12月22日木曜日

たつ福の寿司

~私にとっては日本一の寿司~

 昨日・一昨日と平日にも関わらず、秋田カントリー及び南秋田カントリーはキャンセル待ちだったそうです。

 「一日でも長く一回でも多く」というのが雪国秋田のゴルファーの願いです。


 昨日、ホールインワンの祝賀会を、秋田で最もおいしいお寿司屋さん「たつ福」で行いました。


 たつ福は、秋田に住む弟の税理士が、

 「秋田のすし屋でいじばんんめや(秋田の寿司屋では一番おいしいですよ)!銀座の超有名高級寿司屋〇〇〇よりもんめっすよ(おいしいですよ)」

 というお寿司屋さんで、名古屋に住んでいるときも、お盆休みや年末年始を利用して、毎年5~6回は必ず行っていました。


 今回訪れるのは久しぶりです。達成当日一緒に回った4人と、いつもご一緒させていただいている方を含め、5人という少人数でしたが、とても楽しかったです。


 参加メンバーは、いずれも秋田の経済界では著名な方々ばかりで、秋田にUターンしてきてまだ2年ちょっとの私が、このような方々とお付き合いさせていただいているのは、大変光栄なことです。

 これもゴルフのおかげなので、来年はもっとゴルフに励まなければ。


 と思っていたら、会が始まる前に来年のゴルフスケジュールを渡されました。今日手帳に埋めていったら、50回以上になります。


 エスペランサ村のあるところから秋田CCまでは車で約30分。椿台CCまででも高速を使えば35分くらいで、南秋田CCにいたってはたった12分です。

 なんと恵まれた環境なのでしょう。今年は残念ながら67回しかできませんでしたが、来年は80回くらいは最低やりたいものです。


 それにしても「たつ福の寿司」はおいしいですね。


 写真ではこのおいしさをお伝えすることはできないので、ぜひ直接お店を訪れてください。


 私もこれからもっと足を運ぶようにしましょう。来年名古屋の友人が遊びに来たら、ご招待しますからね。


 さて、たつ福の寿司には到底及びませんが、私が作った「サトイモのひき肉あんかけ」です。こちらは写真付き。



 調味料は、ネットで入手したレシピにいろいろ書いてありましたが、量はすべて無視。調味料の種類だけわかれば、あとは「越麻呂スペシャル」です。


 投入したサトイモは35個。

 これを一個一個皮をむくのが大変でした。なにしろ「つるっ」と滑りますからね。

 滑ったサトイモは、台所をころころころころ転がっていきます。また「つるっ」「ころころ」「つるっ」「ころころ」。いやはや時間がかかりましたよ。


 まずはレシピの1.5倍のひき肉に、エスペランサ村で収穫した「すったげニンニク」を混ぜて炒めます。


 続いてサトイモ35個に、調味料として、「酒ドバドバ、みりん多め、味道楽適当」を混ぜてレシピの倍の時間をかけて煮込みます。



 最後に水に溶かした片栗粉をさ~~っと掛けて軽くかき回します。


 「すったげニンニク入りサトイモのわかばひき肉あんかけパセリを添えて」の出来上がりです。


 おいしいですよ。



2016年12月19日月曜日

設計図

~来年の下準備・図面を抱えて~

 昨日は書類のお届に、今日は裁判所での仕事のために(何もつかまるような悪いことはしていませんけど・・・)秋田市に出かけてきましたが、あれだけ降った雪も全く融けてしまいました。絶好のゴルフ日和です。週末まだできるかも。


 今朝の魁新聞の5面に、なんと偶然にも「重兵衛」の記事が、写真入りで大きく出ていましたね。



 阿部宗士さんはまだ26歳で、「前社長の退職に伴い、経営も任されている」と書いてあります。

 今のうちに、生きた経営をいろいろ経験していけば、将来きっと立派な経営者になることができるでしょう。


 秋田の若者よ、頑張れ!

 おじさんも頑張る!


 ということで、エスペランサ村でも、来年の果樹地区の計画を立てなければなりません。残った区画にどんな種類の果樹を何本植えるのかです。


 先日、あえて大雨の日の翌日を選んで出かけていきました。なぜかというと、大雨の後に水たまりがあるようなところは水はけが悪いということですので、そこの場所は果樹を植えるのには適しません。



 畑から回収した「いぼだけ」を、両手に30本ほど抱えて出かけます。ベリー類は比較的間隔が狭くていいので、2メートルおきにいぼだけを刺していきます。えいやっと。




 栗の木は大きくなるので、7メートルくらいの間隔をあけます。イチジクやポポーは5メートル間隔くらいでしょうか。ウニャッと。



 全体像を考えながら刺していきました。水はけの悪いところは避けてと。うんこらしょっ。



 いぼだけはすぐになくなります。何往復したでしょうか、図面をもとに書き込んでいった苗は、結局130本くらいになりました。


 果樹の苗を植えるのは、来年で最後にしようと思っているのですが、まだまだ隙間があります。


 どうしようか。


2016年12月16日金曜日

重兵衛の米

~おいしいお米を知ってもらいたい~


 堆肥研究家は、名古屋時代のごく親しい友人やお世話になった方々に、秋田のお米やリンゴを送っています。


 先日、今年の夏にエスペランサ村に遊びに来た名古屋のK先生からは、


 お礼のメールとお尋ねが届きました。


 お尋ねというのは、

 「送ってもらったお米がとてもおいしかったので、定期購入しようと思い、販売先の『重兵衛』をネットで検索して直接購入しようと思ったのだけど、わからなかったので教えてほしい」というものでした。


 おお!そうですか。私も試しにネットで検索してみましたが、やはりだめでした。


 こんなにおいしいお米なのにもったいないですね。ぜひ県外の方にも秋田のおいしいお米を、農家の方からの「産地直送」で食べていただきたいと思っているので、私も調べましたよ。


 わかりました!重兵衛のメールアドレスは、これです!(会社の許可済み)。

   
        jube@ikeyaku.co.jp

   
 秋田のおいしいお米が、名古屋方面まで広がってくれると、私もうれしいです。ぜひ直接購入してみてください。


 
 今年の9月頃でしたか、私のゴルフ仲間のABさんが、「由利本荘の重兵衛という農業法人が、『ミルキークイーン』という品種のお米を作ったので、食べてみてください」といって、分けてくれました。


 昨年は、由利本荘地区のごく限られた農家にだけ作ってもらったという「つぶぞろい」という品種のお米を重兵衛から購入し、とてもおいしくいただいたのですが、このミルキークイーンも米が小粒ですがおいしいですね。


 しかも、住所と名前をお伝えすれば、精米から配送まですべてお任せで、送料も驚くほど安いです。今年は重兵衛さんにお願いすることにしました。


 重兵衛というと、フルーツトマトを思い出します。6月13日の拙ブログにも登場した、あのトマトです。



 トマトにストレスをかけ、甘みを引き出すのだそうです。


 覚王山のフランテあたりで店頭に並べたら、きっと飛ぶように売れるでしょうね。


 重兵衛さんは、私の顧問先でもないし、特に利害関係もないのですが、おいしい食材をぜひ県外にもお届けしたいと思っているのです。




2016年12月15日木曜日

今朝の雪景色

~気になる税務通信の記事~


 昨日の夕方まで、エスペランサ村では雪が全くなく、まだゴルフができるかもと思っていたのですが、一夜明けてみると、こんな感じ。


 来ちゃいましたね。カキの木もこうなりました。


 木の枝も、雪で重そうです。


 でも来週は天気がいいようなので、また融けるでしょう。


 午後から顧問先のところに行かなければならないのですが、午前中は、たまっていた税務通信でも読みましょう。


 と、気になる記事が。


 「株価の高い非上場会社の事業承継がらみの節税対策に、持ち株方式を利用した場合、場合によっては否認リスクがある」ということです。


 「行為計算の否認」というのは厄介ですね。


 「一つ一つが法律に触れていなくても、全体的にみて、明らかに行き過ぎた節税目的で行われていれば、その行為自体がすべて否認されてしまう」


 という怖い規定です。


 気をつけなくては。


2016年12月14日水曜日

落花生

~身近にあった「ゼブラスイート」~


 私のブログの読者からは、畑で作ってほしい作物のご要望が、たまにあります。最初は「ラッキョウ」でした。


 食べるものに関しては、あまり好き嫌いはないのですが、実は苦手なものがあります。「福神漬け」と「ラッキョウ」です。


 能代の小学校時代は給食だったのですが、カレーが出てきた時の福神漬けがどうしても食べることができませんでした。



 給食は残らず食べなさいと先生にきつく言われて、無理やり食べようとしたのですが、どうしてもだめでした。いまだにトラウマとなっています。ラッキョウもダメなのですよ。すみません。


 続いて東京方面から「ニンニク」のご要望がありました。


 ニンニクは私も好きです。ブログにも書きましたが、今年の秋は昨年の1,5倍の種ニンニク?を植えたので、無事に収穫できたら送りまっせ!

 エスペランサ村特製の、完全無農薬ニンニク、「すったげニンニク」ですからね。



 そして「落花生」です。


 落花生というと、スーパー等で売っている、袋に入ったのを思い出しますが、ゆでて食べるととてもおいしいそうです。


 ネットで調べてみると、とてもきれいな花が咲くそうですね。来年作っちゃいましょう。


 どれどれ、落花生の苗はなかっただろうか・・・。

 今年の初めに、JA湖東からいただいた「果樹と花木苗木」のカタログを、最初から丁寧に見ていきます。そしたら・・・あにゃっ!



 「ゼブラスイート」の苗があるじゃない。しかも安い!



 もう何度も何度も目を通したカタログですが、まったく気が付きませんでした。


 これって???



2016年12月13日火曜日

伊万里の白磁

~「白磁もなかなかいいものですよ」と、
      新門前町の女店主は言った!~


 この写真や

 (ブラックベリー)
この写真

 (栗きんとん)

 そしてこれらの写真を見て、

 (イチジク)

 (原木なめこ)

 瞬間的に「おお!なかなかいい皿ですね」と思ったあなた、かなり焼きもの好きですね。


 いずれも江戸時代の「伊万里の皿」です。


 最初の2枚の写真はこの皿で、




 後の2枚はこれです。



 後者は「陽刻」といって、模様が外に浮き出ているでしょう。



 堆肥研究家が、名古屋で手に入れました。


 いずれの皿も普段使いで、食器棚に入れているのですが、一枚ごとに布巾を敷いたうえで重ねています。


 もう十数年前、京都の新門前町の骨董屋さんをいろいろ探検して歩いていた時、あるお店の女主人が言います。


 「白磁もなかなかいいものですよ」と。


 そこには白磁の皿がたくさん並んでいました。


 その当時はまだ骨董のことがよくわからなくて、何となく遠ざけていたので、その時は「ふ~~ん?そうなんだ」といいながら、たくさん置いてあった白磁の皿に少しだけ視線を落としただけで、通り過ぎてしまったのでした。


 この大バカ者!(私のことです)


 そして、そのお店のショーウインドウに飾られていた、白磁の徳利をじっと眺めていたのです。

 いい徳利だなぁと思いました。でも傷がありました。たしか10万円くらいでした。


 「なぜ買わなかったのか!」


 今考えると、おそらく初期伊万里の徳利ではなかったでしょうか。あれから何年もたった今でも、いまだに繰り返し後悔しています。


 もう秋田では、このような皿には巡り合えないでしょう。


 来年名古屋に行ったら、是が非でも手に入れたいものです。


2016年12月11日日曜日

ウメモドキ

~なんとか「もどき」~


 昨年は、12月24日までゴルフができましたが、今年はどうでしょうか、今日の椿台はクローズです。残念。


 以前このブログに掲載した、赤い実のなるこの木


 「ウメモドキ」だそうですね。


 今日も雪の中でも、景色を楽しませてくれます。そしてこちらは雪の中の「ムラサキシキブ」


 なかなか趣があります。寒いですけど・・・。


 そういえば子供のころ、「マグマ大使」という番組がありましたが、その中で「ニンゲンモドキ」というのがたくさんいたのを思い出しました。


 私の友人の公認会計士は、カニよりも、かまぼこのカニ、いわゆる「カニもどき」のほうがおいしくて好きだといっていたのを思い出しました。


 「もどき」というのは、あまりいい意味では使われませんね。


 「本物でないくせに、本物に似せちゃってまぁ」


 といったニュアンスが込められています。


 きっと本物のカニさんは、カニもどきのことを「われわれカニの真似をしちゃって、けしからんやつだ!」と怒っていることでしょうし、「雁」だって「がんもどき」のことを、「わしらの肉の真似したら、いかんがね!」と、ごしゃいで(怒って)いるに違いありません。


 そういった意味では、「ウメモドキ」という名前を付けられた木は、何となくかわいそうですね。こんなにきれいな実を生らせているのに。


 私も「農民もどき」などといわれないよう、果樹栽培に励まなくては。



2016年12月10日土曜日

会計事務所の事業承継

~事業承継対策は早めに~

  昨日・一昨日は合川、その前は雄和と、片道50キロ前後ある法人まで出かけて仕事でした。昨日の雨で雪は全部融けてしまいましたが、慣れない雪道の運転には気をつけなくては。


 ちょうど1か月ほど前、ある税理士から、「もう高齢で体調も思わしくない税理士の先生が、来年3月頃廃業するので、越麻呂さんに顧問先と職員を引き受けてもらえないだろうか」という話がありました。

 秋田市外で、エスペランサ村からはかなり近いところに事務所を構えている税理士さんです。



 また今年の5月には、秋田市の中心部で事務所を構えている先生が、やはり自分はもう高齢であるため、顧問先と職員を引き受けてくれないかという話がありました。


 私ももう20年くらい若ければ、両方とも引き受けて、「秋田で一番大きな事務所を作ってやる」と意気込んだところですが、監査法人の名古屋事務所長をやっていた時のような、

 「職員及びその家族の生活を守っていかなければ」

 というプレッシャーを自分一人で常に感じながら、この先ずっと生きていくのはしんどいです。



 かといって、

 「いい顧問先だけ引き受けまっせ!」

 と、調子のいいことをいうわけにもいかないしなぁ。成り行きに任せるしか・・・。




 一般の会社の事業承継も、特に中小企業の場合、後継者不足に悩んでいる経営者は多いようですね。


 自分の子に会社を引き継がせたくても、子が会社を引き継ぐ意思を示すかどうかもわからないし、仮に引き継ぐ意思を示したとしても、会社の経営者にふさわしい人物になれるかどうかはまた別です。

 だれかいいアドバイスをしてくれる人が、身近にいればいいのでしょうがね。


 最近問題になっているのが、相続税対策です。


 自社株の評価が高い会社は、仮に相続が発生した場合、評価が高い会社の株を引き継いだ相続人は、多額の相続税をキャッシュで払わなければなりません。


 後継者不足や相続問題で、事業を継続できなくなって廃業したり、同業者に会社を安く買収されるケースが増えているようです。


 そこが事業承継対策の難しいところです。

 対策は早めに行いましょう。




2016年12月6日火曜日

多品種果樹園

~1年半前と果樹区画を比べてみた~


 ブログではあまり「果樹区画」のことを取り上げていなかったのですが、比較のために以前の写真と同じ角度から撮ってみました。


 1年半前の写真と



 今年11月頃の写真です。


  第二区画の梅並木のある区画には、もとからある梅の20本のほかに、梅の「露茜」「あんず」「すもも」「プルーン」そして「ユスラウメ」を植えています。


 いずれもきれいな花の咲くバラ科の樹を植えました。今のところとても順調で、こんな棒苗でしたが、



 今では私の背丈を越えてしまいました。手前のは特に元気で、もう立派な木です。



 もともとはこんなに雑草に覆われていたのですが、

            (第三区画)

            (第二区画)

 刈り払い機で草を刈り、バックホーで天地返しを行い、最後は町会議員さんにお願いして整地してもらったのでした。


 「グラウンドでもつぐるつもりだがって、笑ってらったや(グラウンドでもつくるつもりなのだろうかといって笑ってるんですよ)」という人もいましたが、もちろん違いまっせ!


 あまり例がないと思われる、「多品種果樹園」を作るのです。

 
 「多品種果樹園」あっ、これ、なかなかいいネーミングですね。