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2025年7月2日水曜日

クマ対策

 ~藪を撤去する~



 私が行う農作業は、堆肥運びや強靭な草の撤去作業など、申し訳なくて他の人に頼めないような重労働が多いのです。


 しかもやらなければならない作業量が多いので、いったんやり始めるとほとんど休みを取らず長時間作業を続けるため、体にかなりの負荷がかかります。


 左足の膝に続いてとうとう腰がだめになってしまいました。


 椿台CCで食事後、レストランの椅子からなかなか立ち上がれなかったのですが、後半のさつきコースを無理して回り、バーディー2個とったけど…。


 翌日前かがみになって顔を洗ったり靴下をはいたりがなかなかできません。トイレも大変…足もしびれます。


 来週仕事で山形大学まで行かなければならず、片道約6時間座っての移動と3~4時間の会議とその後懇親会があるのですが、大丈夫だろうか?


 しばらく静養して様子を見ましょうか。



 私が住んでいる町では、最近クマの出没件数がかなり増えています。


 学校、集会場、野球場、公園…毎日のようにクマの目撃情報と注意喚起が有線放送で流れてきます。


 ちょっと異常ですね。しかも我が農園から近い。

 これでは一人で農作業はとてもできません。


 私も先日、クマとの突然のはちあわせを避けるため、農園の周辺の藪をバックホーで撤去したのですが、やれることはもうありません。


 玉ねぎはすでに収穫が終わり



 吊るす作業も終了。



 もとりあえず梅シロップを作る分500個だけ収穫したのですが、



 ここへきてクマのリスクが高くなったため、ニンニクなどの収穫できずにいます。

 

 ジューンベリーはもう諦めました。


 スグリはまだ収穫時期ではないようですけど…。



 私は当面…農作業はできないので…

 情けないです。






2025年6月30日月曜日

スズメバチの巣と対峙する

 ~農園は危険がいっぱい~


 ブドウの棚の前に、いつの間にか大木となったマルベリーの樹があります。


 農園のシンボルツリーの一つに成長しました。


 実を収穫しようと思って中に入っていくと…見つけたのがこれ!



 なんでマルベリーに徳利が生っているのよ?

 と思いましたね。


 茶会でいうところの「お預け徳利」には小さいかもしれませんが、まぁ2合くらいは入るでしょうか。


 晩酌にはぴったり…なんて言っている場合ではないのですよ。


 模様からすると、スズメバチの巣に違いないと判断しました。

 まだ初期の段階でしょうか。


 自分で撤去するか、それとも襲われるリスクを考えて業者に頼むか考えましたが…

 自分でやるしかないですね。


 一旦自宅に戻り、デニムの長袖のジャケットを着こみ、首にタオルを巻いて帽子をかぶって殺虫剤を準備します。


 覚悟を決めていざ出陣!


 スズメバチが襲ってくる前に、徳利…じゃなかった、スズメバチの巣の入り口に向けて殺虫剤を勢いよく噴霧します。


 無事撤去!


 後でネットで調べてみると、やはりスズメバチの巣でした。


 6月ころは女王バチが巣を作っている段階で、働きバチはまだいないそうです。


 6月に女王バチを倒すと、働きバチ約三千匹に匹敵する成果だと、以前確かYouTubeで見た記憶があります。


 今回残念ながら女王バチはお留守でした。


 また近くに巣を作り直すかもしれないので、油断できません。


 クマ、猪、スズメバチ、蛇、鹿、サル…


 農園ではいつも危険と背中合わせなのです。


 




2025年6月23日月曜日

働き方改革なんかできない

 ~仕事と農作業と趣味~


 今日は午前中、監査役を務めている会社の株主総会に出席。


 一旦事務所に戻って細かい仕事をこなし、午後から秋田大学へ。

 事務所に戻ってメールチェック。


 田舎に住んでいるので車での移動に時間を要し、運転には神経を使うので、ダブルヘッダーはなかなか大変。


 午前中の総会後、働き方改革の話題が出ました。

 働き方改革が、日本の活力を削いでいるのではないかと…。


 個人的な感想ですが、志が高く使命感が強い人は、働きたいだけ働けばいいのです。


 ということで、明日はいよいよマルベリーの収穫開始。

 

 2年前に作ったマルベリービール「ディープ・パープル」にするか…




 加工委託先を決めたマルベリージャムにするか…それとも菓子の試作品に利用するか…思案中。


 一方、和紙を用いたギターのピックガードの画像が届きましたが、ただただ素晴らしいの一言。


 ギターのヘッドにも和紙を使うことに決め、イラストを送ってもらいました。


 まだ画像を公開できないのが残念です。





2025年6月20日金曜日

ホタルブクロとタロニャン君

 ~農園は繁忙期に突入!~



 ホタルブクロが咲く季節になりました。



 ようやく暑くなりましたね。


 白や



 薄紫



 植えた場所とは異なるところにも咲き始めています。

 おや、たろにゃん君




 庭に咲くどくだみの花も、清楚でいいですな。


 

 花といえば…ブラックベリーの花。



 4月~5月にかけての日照不足低温大雨強風で、今年はダメだとあきらめていたのですが…


 どうやら大丈夫そうですね。



 畑ではようやくミニトマトの苗を植え終わりました。



 遅れて植えたジャガイモも、ようやく花を咲かせ始めています。



 ブルーベリーも例年より遅れて実が生り始めました。



 いいんじゃないでしょうか。

 心配しましたよ。


 摘果すれば立派で大きな実が生るそうですが、もったいないのでそのままなのです。



 無花果の挿し木も



 順調に育っています。



 これから約1か月間が、農作業では1年で一番忙しい時期。

 明日は玉ねぎを収穫します。


 ジューンベリーの収穫・冷凍作業も堆肥研究家がひとりで始めていて…


 その後ニンニク、梅、マルベリー、ブルーベリー…と続きます。


 ここまで育ててきた苦労が報われる瞬間を、じっくり味わうのです。


 



2025年6月16日月曜日

和紙職人のチャレンジ

 ~ピックガードに和紙を使う~


 「オール屋久杉ギターⅡ」のテーマは和紙



 パーフリングだけでなく、ピックガードにも和紙を使いたいと考えていました。


 当初は和紙をギターに貼り、その上に透明ピックガードをかぶせようと考えていたのですが、送っていただいたサンプルがこれ。




 和紙でここまでできるんですね。

 特注が可能だそうです。

 

 ならば私も想像力を働かせ、イメージを伝えます。


 「見た人がびっくりするような作品をお願いします!」


 と私からの依頼!


 「チャレンジします!」


 と和紙職人。


 秋田の小さな田舎町発で、日本を代表する職人たちの、ギター創造をめぐる少人数プロジェクトが、実は複数同時に進んでいるのです。


 





2025年6月14日土曜日

パーフリングに和紙

 ~裏板のセンター飾り~


 「オール屋久杉ギターⅡ」の製作が順調に進んでいます。


 今回のギターの特徴は、なんといっても “和紙” !


 まずはパーフリングに和紙を使ってもらいました。


 屋久杉の裏板のセンター飾りです。




 和紙が使われています。

 綺麗ですね!


 屋久杉自体も厳選しただけあって、木目の美しさも格別です。


 素晴らしい!





2025年6月12日木曜日

虎の穴生活からの脱却

 ~ガマズミの花が咲いていた~



 ここ4年くらい、おろかにも半農全Xを自慢し、諸般の事情も加わって年間315日くらい働いていました。


 まぁ…そういった生活からはようやく解放される時が来ました。

 長かったですけどね…虎の穴生活が。


 これから当面…11月いっぱいくらいまでの期間限定ですが、よほどの大きな仕事でも入ってこない限り、


 「果樹1本1本と向き合い、ゴルフボールと戯れ、畑でギターを弾きながら歌い、夜はビールでも飲んで本や雑誌を読み、眠くなったら寝る」


 という生活に切り替えていこうと思っているのです。


 庭にはガマズミが咲いていました。



 無花果の挿し木は、日照不足大雨低温強風にさらされていますが…



 芽かきも終わり、天候不順に耐えながらも少しずつ育っています。



 きっとたくましく育っていくことでしょう。







2025年6月10日火曜日

紫蘭

 ~瑞浪の骨董市で入手したもの~


今の時期、庭には紫蘭が咲き誇っています。



 去年より遅いようですね。



 これは瑞浪の骨董市で購入したもの。



 焼窯の中で重ね焼きする際に、作品がくっついてしまわないように、間に挟んでおいたものだそうです。


 高温に耐えた荒々しさがいいですな。

 名前は何というのでしょうね。


 4月~5月の日照不足や大雨強風低温の影響で、6月~7月に収穫する予定の果樹は大きな打撃を受けました。


 あれだけ花が咲き誇っていたのに…。


 マルベリーやジューンベリー、すもも、ブラックベリー、梅、杏子、プルーン、スグリ等は、今のところ販売しているわけではないのでまだいいのですが、農業を生業としている農家の方は大変だと思います。


 特にマルベリーとブラックベリーは、今年購入したいという会社があったので残念です。


 まだまだ本業で頑張らなければ…


 仕事は1月~5月のピークは抜けました。


 時間を見てスコップで4,050杯分の堆肥を投入し、ようやく無花果の苗木30本の植樹も終了。


 畑では堆肥研究家がサツマイモの苗150本を植え終わり、後はミニトマトの苗160本を植えるだけですが…


 ミニトマトは植えるための仕掛けづくりが大変なのですよ。


 なんでまた…こんなにたくさん…。





2025年5月31日土曜日

赤パプリカに黄パプリカ

 ~夏野菜の苗を植える~



 ゴルフから帰った後の時間も利用し、ようやく「スコップ3,000杯分の堆肥投入」が終了。


 レーキで均し牡蠣殻石灰を撒いて耕運機でかき回し、畝たてを行ってクワで形を整えます。


 こちらがミニトマトの苗160本用の畝で



 こちらがミニトマト以外の夏野菜用。



 荒れ地のようだったのがようやく畑らしくなりましたが、仕事をやりながらの重労働なので過労状態。


 来年はできないかも…。


 さて、いよいよ夏野菜用の苗を植えましょう。堆肥研究家の出番です。



 しばらく体調不良で寝込んでいて、まだ回復していないのですが…

 大丈夫だろうか…


 休み休みですが…まずはパプリカです。



 赤いポットが赤パプリカ、青いポットが黄パプリカ、黒いポットはピーマン


 赤からいくようです。



 ポットから苗を取り出し…



 エイッ!



 ネギもいっちゃいましょう。



 里芋



 青ジソ



 この後定番のナスやキュウリなども出番を待っていますよ。


 畑では玉ねぎが育っています。



 ニンニクも今のところ順調です。




 日照不足や低温大雨暴風…天候不順が続いているので、心配ですがね。

 遅れて植えたジャガイモはなんとか頑張っていますが…

 


 猪の足跡を発見しているので、油断できません。


 ブルーベリーは春先花が咲き誇っていたのですが、こちらも天候不順で遅れています。


 でもようやく実が生る気配です。




 ムクドリが毎日花芽を食いあらしているので、やむなく1本1本網を掛けました。



 苦労しますなぁ…。


 挿し木で作った無花果の苗は、順調に育っています。



 そろそろ芽かきを行わなければ…。


 来年全部植えるケンネ!


 それはそうと…今年購入した無花果の苗木30本は、今頃になってもまだ植え終わっていません。


 無花果の苗木30本…ひと穴に運搬機で3台分の堆肥で…運搬機一台分にスコップで45なので…


 え~~と 30×3×45=4,050


 ぬ…ぬわぁ~んですと! スコップで「よんせんごじゅっぱい分の堆肥」ですと??


 さようなら!





2025年5月26日月曜日

スコップ3,000杯の堆肥

 ~夏野菜の準備~


 私は仕事が忙しく、堆肥研究家は体調不良で農作業が進みません。


 堆肥研究家はしばらく寝込んでいたものの、古書目録が届いたらいきなり起き上がり、何やら注文していました。


 何という古本にかける執念…。


 恐れ入りにゃんこ!


 ジャガイモの苗は連休中に植え終わったのですが、ミニトマトをはじめ夏野菜はまだ。


 強靭な雑草をコツコツ撤去し、堆肥を投入しなければなりません。


 ところで、わが社の運搬機には、スコップで約45杯分の堆肥を積み込むことができます。


 で…夏野菜用に堆肥を運搬機で70回分運ぶ必要があるのです。


 え~~と…45杯×70回は…と…3,150?


 なんと…「スコップで約3千杯分の堆肥を投入しろ」…ですと…

 

 毎年のこととはいえ、高齢者にとってはとてつもない重労働なのです。


 腰が…痛いんですけど…。


 ゴルフ出来なくなったらどうしてくれるの!





2025年5月22日木曜日

パーフェクト!

 ~無花果の挿し木とミニトマトの苗~


 無花果の挿し木は100本作れば半分の50本くらい成功し、来年植えるにはちょうどいいかなぁと思っていたのですが…


 気が付いたら158本作っていてしかもパーフェクト!

 何と…三倍満!


 順調に育っています。



 問題は、どうやって植えるのか…後で考えます。


 一方、堆肥研究家が種から作ったミニトマトの苗



 昨年は128本作って多すぎると思っていたのですが、今年は数えてみたら162本ありました。


 タロ君が踏んづけたり、



 昨日の土砂降りの雨で何本か折れてしまったようですが…

 まだまだ十分な数です。



 店でも開くのだろうか???


 前向きな気持ちだけはあるのですが…

 その後が大変なのです。


 出先で仕事をして事務所に戻ったところ、新規ジョブの依頼があったようです。


 前向きな気持ちだけはあるので…


 任せてください!