~農園は危険がいっぱい~
ブドウの棚の前に、いつの間にか大木となったマルベリーの樹があります。
農園のシンボルツリーの一つに成長しました。
実を収穫しようと思って中に入っていくと…見つけたのがこれ!
なんでマルベリーに徳利が生っているのよ?
と思いましたね。
茶会でいうところの「お預け徳利」には小さいかもしれませんが、まぁ2合くらいは入るでしょうか。
晩酌にはぴったり…なんて言っている場合ではないのですよ。
模様からすると、スズメバチの巣に違いないと判断しました。
まだ初期の段階でしょうか。
自分で撤去するか、それとも襲われるリスクを考えて業者に頼むか考えましたが…
自分でやるしかないですね。
一旦自宅に戻り、デニムの長袖のジャケットを着こみ、首にタオルを巻いて帽子をかぶって殺虫剤を準備します。
覚悟を決めていざ出陣!
スズメバチが襲ってくる前に、徳利…じゃなかった、スズメバチの巣の入り口に向けて殺虫剤を勢いよく噴霧します。
無事撤去!
後でネットで調べてみると、やはりスズメバチの巣でした。
6月ころは女王バチが巣を作っている段階で、働きバチはまだいないそうです。
6月に女王バチを倒すと、働きバチ約三千匹に匹敵する成果だと、以前確かYouTubeで見た記憶があります。
今回残念ながら女王バチはお留守でした。
また近くに巣を作り直すかもしれないので、油断できません。
クマ、猪、スズメバチ、蛇、鹿、サル…
農園ではいつも危険と背中合わせなのです。