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2023年9月30日土曜日

無花果タルト登場!

 ~パルテールさんで販売中です~


 最近、熊の話題ばかりで申し訳なかったです。


 住んでいる町内でも栗の被害が多発しており、目撃情報も今日だけで町内から2件。


 「言っても仕方ない」と諦めているようですが、警察や役場に電話するよう勧めています。


 町民の生活が脅かされているし、誰かが犠牲になる可能性もありますから。


 私自身も熊の被害で気分がすぐれないのですが、パルテールさんのFacebookを見て、久しぶりに気持ちが安らぎました。


 越山農園産の無花果をふんだんに使った無花果タルトが、好評販売中のようです。


 (ここをクリック)

  Facebook


 見事ですね。


 今日も周りに細心の注意を払いながら、無花果を無事に収穫してきました。


 いつも悠然と構えている私ですが、さすがに神経がすり減ります。




2023年9月29日金曜日

ぶどう全滅!無花果さらに2本被害

 ~収穫を続けるべきか~


 今日の日中、爆竹を鳴らした後で、無花果の収穫を行いました。


 今日さらに無花果の樹が2本、根本付近から引き裂かれ、割れていました。


 先日捕獲されたという熊は、どうやらわが農園を荒らした個体とは別だったようです。


 やられた無花果の成木は、これで7本目…どこまで続くのか…。


 倒木の下敷きになった樹や水不足で枯れてしまった樹も合わせると、かなりのダメージです。


 一方ぶどう


 昨年の反省に鑑み、今年は早めに袋がけをしていました。約150袋。


 そろそろ収穫時期かなと思っていたら、棚の下に全てのぶどうの袋が散乱し、全滅でした。


 最初はムクドリの集団の仕業かなと思っていたのですが、昨日の魁新聞の記事と全く同じ状況だったのでびっくり。



 熊の仕業だったのです!


 立派なぶどう…というわけではありませんが、楽しみにしていたのに…。


 役場に連絡したら、二人来てくれて現場をチェック。


 栗の樹が引き裂かれて押しつぶされ、めちゃくちゃになっている状況にはさすがに驚いたようです。



 よくよく見ると、栗の実は全て食い尽くされていました。

 役場の方々は、もしかしたら一頭ではないのではないかと…言っていました。


 今の時期は無花果収穫の最盛期。


 今年は水不足の影響で数は少ないとはいえ、収穫に行けば一回で200個~300個収穫できるのはわかっています。


 今日も250個くらい収穫できました。


 ただ、熊が捕まらない状況で、危険を冒してまで無花果の収穫に出かけていていのだろうか。


 我が社のリスク管理部長である、越麻呂という公認会計士に聞いてみました。


 ・収穫しなければ、ムクドリの集団が食い荒らしてしまう。

 ・鳥が食い残した無花果を目当てに、スズメバチが来るリスクがある。

 ・熊も熟した美味しい無花果の味を覚えてしまう。

 ・来年以降も含め、さらに危険な状況に陥る。


 ということで、気を付けて収穫するしかないのですが…。


 大丈夫だろうか。


 無花果を収穫したくて農園を訪れたいという方はたくさんいらっしゃるのですが、今年は収穫体験は無理です(命の危険がありますからね)。


 パルテールさんには、私が収穫してお渡ししましょう。




2023年9月25日月曜日

熊の被害は続く

 ~五城目警察署の聴取を受ける~




 今日は外出していましたが、16時頃には家についたので、すぐに無花果の収穫を行いました。


 周囲に気を配りながら無花果を収穫していましたが………見た瞬間戦慄を覚えました。


 果樹園の一番端に植えていた、樹形のきれいな立派な栗の木がなぎ倒され、ぺしゃんこになっていました。


 警察からは、「次に何かあったら、役場に電話してください」と言われていたので、すぐに役場に連絡。


 今日熊を捕獲したそうで、その熊だと思うので何かあったら連絡してください……。


 捕獲された場所とは大分離れてるように思えますが、私には熊の行動範囲はわかりません。


 倒された栗の木の画像を掲載します。



 これがあの…立派で美しい…わが農園の栗の樹…
 

 途方もないパワーだと思います。


 熊の好きな栗の栽培からは、もう撤退することにします。


 三日前の早朝、無花果園で無花果を収穫していた際に発見したのがこれ



 自然にはこうならないよなぁ…


 畑区画の無花果を収穫していると、これ



 熊は無花果を食べるのだろうか…

 元太郎さんに聞いてみると、食べるといいます。


 もう間違いないですね、熊の仕業です。


 いきなり熊に遭遇すると危険です。


 藪を刈って見通しをよくしようと思い、4人でチェーンソー、バックホー、刈り払い機を使って作業をしていたら、新たに引き裂かれた無花果の樹3本を発見。


 そのうちの1本は居住区にある無花果で、洗濯物を干す場所からわずか2~3メートルしか離れていません。


 自宅からも20メートルくらいの所に来ているので、とても危険です。


 成木だけで5本やられていました。

 やられた無花果の樹は、私が8年~9年かけて、苦労して育ててきた樹です。


 早速、五城目警察署に連絡したら、すぐ来てくれました。


 詳しい現場検証を行い、事情聴取を受けたのですが、昨日の魁新聞に掲載されていました。


 予定していたこの町のこどもセンターの収穫体験は、中止せざるを得ません。


 カミキリムシ、カラス、ムクドリ、熊にイノシシ…どこまでも兼業農家の苦難は続きます。

   

 今年、剪定枝から挿し木で作った苗木の一部。



 この子たちが、受け継いでくれるでしょう。




2023年9月22日金曜日

多品種果樹園のエールシリーズ第4弾

 ~ブラックベリーエールは200ℓで!~


 今週は、毎日秋田市まで出勤でした。


 移動時間の1日2時間ががもったいないですがね。


 通常より1時間早く起床して、無花果の収穫を行います。

 一通り収穫を終えてから出勤。ご苦労様です!


 毎日150個くらいは収穫できますが…今年は水不足の影響のためか、例年よりかなり少ないです。


 でも、堆肥研究家が頑張って、朝・夜とイチジクの冷凍作業を行ってくれています。


 今月中には、無花果エール200ℓ分(60㎏)の作業が完了するでしょう。

 ご苦労様です!


 さてブラックベリーエールの話に進展がありました。


 Ⅰ. 無花果エール

 Ⅱ. マルベリーエール

 Ⅲ. 無花果エール改良版


 に続く、果樹を利用したエールシリーズ第4弾になります。


 今回は一気に今までの倍の200ℓを仕込むことになりました。




 今年収穫したブラックベリーは、40キロほど冷凍してあるので、十分でしょう。


 100ℓは越麻呂ブランドで、100ℓは羽後麦酒さんのブランド。

 使用するブラックベリーは、すべて越山農園産(井川町産)になります。


 いいんじゃないでしょうか。


 仕込む日は11月1日の予定!

 年内には味わうことができると思います。


 多品種果樹園の強みを、地道に発揮していきたいです。


 名古屋にも送るでね!





2023年9月16日土曜日

生きていたポポー

 ~だから果樹園は面白い!~



 何度も書きますが、今年の夏は異常でした。


 7月下旬から約40日間ほとんど雨が降らず、しかも名古屋でも経験したことのないような連日の高温でした。


 水やりは早朝2時間に夕方2時間で、幼木だけ。使用したじょうろは、10ℓ入り21個。


 無花果などの成木には水やりできませんでした。


 見ていて特に可哀そうだったのがポポー


 だんだん葉が茶色に変色して落葉していきます。

 自分を守るために、まだ硬いうちから実を落としていました。


 このまだ背丈の小さなポポーは、もう完全に枯れ切っていました。



 最後の力を振り絞って実をつけている樹もありました。


 ようやく一雨降って安心したのでしょうか、最近実を収穫できるようになりました。



 大事に食べてあげます。


 そして最近気が付いたのは、もう枯れて死んでしまい、撤去するしかないと思っていたポポーの樹の根元から、新しい芽が吹きだしていることです。



 これには感動しましたね。


 ポポーは当初3年物の苗を植えたのですが、成長が遅く、立派な樹になって実が付くまでに5~6年かかりました。


 この新芽が大きくなって実が付くまで、私は何とか頑張りたいと思います。


 一方珍しい品種のマルベリー


 とても立派な樹だったのですが、見たことのないような大きな虫に食い荒らされてしまい、泣く泣くチェーンソーで切りました。



 でも気が付いたら、すぐそばから新芽が出ていました。



 すごい生命力!


 こちらのマルベリーも、根元から切ったのですが、見事復活しました。



 いやはや…うれしいですな。


 このいちじくは、昨年春に剪定枝から挿し木で育て、秋に植えたもの。

 


 3本植えましたが、3本とも立派に育っています。


 もう時間を買うために3年物の高価な苗を購入する必要はありませんね。


 これだから…果樹園は止められない!





2023年9月15日金曜日

ドライ無花果製造開始

 ~食品乾燥機をフル稼働させよ!~


 今朝、朝もやの中のマルベリー園



 シャッターチャンスを逃しましたが、雰囲気だけでも少し。



 公認会計士・税理士として、昨年の実績で210日分の仕事をこなしています。

 常勤の勤め人とほぼ同じくらい。


 重い仕事が多いので、充実感たっぷりです。


 今年の夏場の水やりは、仕事の遅れにもつながり、さすがに堪えましたね。

 取り戻さなくては…。頑張ります!


 日中は仕事等で忙しいので、農作物の加工作業は、早朝及び夜中になります。


 もちろん堆肥研究家も同様で、今も台所で無花果エール用の作業を行っています。

 よく働くなぁ…。


 赤トウガラシ



 ニンニクのスライス(ガーリックチップ)の乾燥作業で、



 開始が少し遅れましたが、昨日からドライ無花果の製造を開始しました。


 こちらも堆肥研究家による夜中の作業。


 ストロボ撮影で画像はあまりよくありませんが、ぜいたくにも半切りした無花果を乾燥させます。



 11月上旬にかけて約4千ピース作り、真空パックにして保存しておくのです。


 昨年とても評判がよかったので、その気になっちゃいました。





2023年9月12日火曜日

小振りだなんて言ってごめん

 ~李朝の徳利と比べてみた~


 今年の夏は、経験したことのない暑さと水不足に襲われています。


 果樹に関しては、梨やぶどうは小振りだと聞いていました。


 リンゴは色が付かなくて、ジュースにするしかないものもあると新聞に出ていました。


 わが農園の無花果も、きっと量は少ないし大きさも小さいんだろうな…と勝手に思っていました。


 でも…中にはこんな立派なものもあります。



 どうでしょうか。


 愛用している李朝の徳利と、どっちが大きいか比べてみました。



 徳利のほうが大きかったです。

 


 遊び心が大事なのです。





2023年9月10日日曜日

みんなよく頑張ったね!

 ~無花果収穫開始~




 越山農園では、無花果が収穫できるのは、9月上旬から11月上旬までの約2か月間です。


 収穫が終了すると同時に後片付けと翌年の準備を開始。以後10か月間かけて育てていきます。


 収穫は楽しいですが、育てるのは大変。

 特に今年は、カミキリムシの被害がひどく、とても苦労しました。


 必死に作業している最中は、


 「こぉ~んなに苦労して…わが農園の無花果は、わしが一人で全ぇ~ん部食べるのだぁ~~」


 と思ってしまいます…とても食べきれませんがね。


 大変だったのは、むしろ無花果本人だったと思います。


 昨年から今年にかけての冬は、氷点下6℃~9℃の日々が続きました。


 北東北では育てられないと言われている無花果にとっては、かなりの負荷がかかっていたはずです。


 でも、何とかこの寒さをクリアしました。

 幼木には、こもをしっかり巻いていましたからね。


 また、カミキリムシ被害の補修作業の最中に、豪雨災害が発生し、一部の無花果は倒木の下敷きになりました。


 その後は約40日間全く雨が降らず、しかも連日の高温・日照り状態。

 苦しかった!


 幼木にはローテーションで、21個のじょうろを使い、よたよた歩きながら水を与えていましたが、成木には水やりできませんでした…


 すまなかったっ!…心苦しかった…。


 そしていよいよ収穫時期をむかえ、元太郎さんたちのおかげでカラス対策は万全でした。


 しかし、カラスが近寄らないことをいいことに、今度はムクドリの大群が連日飛来してきます。


 どうすんのよ…。


 毎日毎日…困難との戦いですが…ようやく無花果の収穫が始まりました。


 今年は水不足で全体的に小振りだし、昨年よりは数は少ないですが、この自然環境の中では十分です。


 今年の無花果には愛着があります。

 一個一個大切にして食べてあげましょう。


 今日の午後にはパルテールさんが収穫にやってきます。


 もうすぐお店に、越山農園産の無花果タルトが登場することでしょう。





2023年9月2日土曜日

ブラックベリー40㎏収穫

 ~暑いさなかでも頑張る!~


 現在二つある業務用冷凍庫


 中で保管しているものを定期的に払い出していかないと、満杯になってしまいます。


 今年の無花果は、深刻な水不足の影響で、大きさも量的にも昨年並みというわけにはいかないような予感がしています…わかりませんが。


 自分ではもうこれ以上のことはできないので、後は自然に任せるしかないです。


 それでも来年の無花果エール200ℓ用などのために、少なくとも2千個は冷凍しておく必要があります。


 今月には無花果の収穫が始まるでしょうから、冷凍庫を整理しておきましょうか…

 ということで、扉を開けてみると…


 なんと、冷凍ブラックベリーが入っているジップロックのL版が、山のように積まれているではありませんか。


 おそらく40㎏はあるでしょう。


 昨年私がコツコツ冷凍した無花果は、約100㎏。


 こんな小さなブラックベリーで40㎏というのは、もうかなりの量です。

 しかも大粒!


 堆肥研究家が毎日暑いさなか、せっせと収穫して洗って丁寧に拭いて冷凍したブラックベリー。


 年内にはブラックベリーエールの材料として投入予定です。


 きっと美味しいビールが出来上がることでしょう。


 果物を利用したビールは、私としては一過性の話題作りで終わらせたくはないのです。


 継続することが大事なのです。




2023年9月1日金曜日

NHKテレビ「ニュースこまち」に登場

 ~堆肥研究家自慢のミニトマト~



 今日は夕方から1時間半ほど、名古屋の公認会計士2人と、来週の仕事に向けてズーム会議を行っていたので…


 私は観ることができなかったのですが…。


 NHKテレビの「ニュースこまち」の投稿動画に、わが農園のミニトマトが登場しました。



 テレビでは、わが農園のトマトを食べた佐藤さんが、


 「こんなに甘いトマトは、今まで食べたことがない」


 と、コメントしていました。


 わが農園では、基本的に畑は堆肥研究家の担当です。



 ミニトマトには、畑を始めたころからこだわっています。



 小さな種から育て、自分の身長を超えるくらいに育ちます。

 しかも美味しい!


 自然の力はすごいです。