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2023年9月25日月曜日

熊の被害は続く

 ~五城目警察署の聴取を受ける~




 今日は外出していましたが、16時頃には家についたので、すぐに無花果の収穫を行いました。


 周囲に気を配りながら無花果を収穫していましたが………見た瞬間戦慄を覚えました。


 果樹園の一番端に植えていた、樹形のきれいな立派な栗の木がなぎ倒され、ぺしゃんこになっていました。


 警察からは、「次に何かあったら、役場に電話してください」と言われていたので、すぐに役場に連絡。


 今日熊を捕獲したそうで、その熊だと思うので何かあったら連絡してください……。


 捕獲された場所とは大分離れてるように思えますが、私には熊の行動範囲はわかりません。


 倒された栗の木の画像を掲載します。



 これがあの…立派で美しい…わが農園の栗の樹…
 

 途方もないパワーだと思います。


 熊の好きな栗の栽培からは、もう撤退することにします。


 三日前の早朝、無花果園で無花果を収穫していた際に発見したのがこれ



 自然にはこうならないよなぁ…


 畑区画の無花果を収穫していると、これ



 熊は無花果を食べるのだろうか…

 元太郎さんに聞いてみると、食べるといいます。


 もう間違いないですね、熊の仕業です。


 いきなり熊に遭遇すると危険です。


 藪を刈って見通しをよくしようと思い、4人でチェーンソー、バックホー、刈り払い機を使って作業をしていたら、新たに引き裂かれた無花果の樹3本を発見。


 そのうちの1本は居住区にある無花果で、洗濯物を干す場所からわずか2~3メートルしか離れていません。


 自宅からも20メートルくらいの所に来ているので、とても危険です。


 成木だけで5本やられていました。

 やられた無花果の樹は、私が8年~9年かけて、苦労して育ててきた樹です。


 早速、五城目警察署に連絡したら、すぐ来てくれました。


 詳しい現場検証を行い、事情聴取を受けたのですが、昨日の魁新聞に掲載されていました。


 予定していたこの町のこどもセンターの収穫体験は、中止せざるを得ません。


 カミキリムシ、カラス、ムクドリ、熊にイノシシ…どこまでも兼業農家の苦難は続きます。

   

 今年、剪定枝から挿し木で作った苗木の一部。



 この子たちが、受け継いでくれるでしょう。