~収穫を続けるべきか~
今日の日中、爆竹を鳴らした後で、無花果の収穫を行いました。
今日さらに無花果の樹が2本、根本付近から引き裂かれ、割れていました。
先日捕獲されたという熊は、どうやらわが農園を荒らした個体とは別だったようです。
やられた無花果の成木は、これで7本目…どこまで続くのか…。
倒木の下敷きになった樹や水不足で枯れてしまった樹も合わせると、かなりのダメージです。
一方ぶどう。
昨年の反省に鑑み、今年は早めに袋がけをしていました。約150袋。
そろそろ収穫時期かなと思っていたら、棚の下に全てのぶどうの袋が散乱し、全滅でした。
最初はムクドリの集団の仕業かなと思っていたのですが、昨日の魁新聞の記事と全く同じ状況だったのでびっくり。
熊の仕業だったのです!
立派なぶどう…というわけではありませんが、楽しみにしていたのに…。
役場に連絡したら、二人来てくれて現場をチェック。
栗の樹が引き裂かれて押しつぶされ、めちゃくちゃになっている状況にはさすがに驚いたようです。
よくよく見ると、栗の実は全て食い尽くされていました。
役場の方々は、もしかしたら一頭ではないのではないかと…言っていました。
今の時期は無花果収穫の最盛期。
今年は水不足の影響で数は少ないとはいえ、収穫に行けば一回で200個~300個収穫できるのはわかっています。
今日も250個くらい収穫できました。
ただ、熊が捕まらない状況で、危険を冒してまで無花果の収穫に出かけていていのだろうか。
我が社のリスク管理部長である、越麻呂という公認会計士に聞いてみました。
・収穫しなければ、ムクドリの集団が食い荒らしてしまう。
・鳥が食い残した無花果を目当てに、スズメバチが来るリスクがある。
・熊も熟した美味しい無花果の味を覚えてしまう。
・来年以降も含め、さらに危険な状況に陥る。
ということで、気を付けて収穫するしかないのですが…。
大丈夫だろうか。
無花果を収穫したくて農園を訪れたいという方はたくさんいらっしゃるのですが、今年は収穫体験は無理です(命の危険がありますからね)。
パルテールさんには、私が収穫してお渡ししましょう。