~秋田移住後の原点~
先日行われた秋田テレビの2時間くらいの取材において、最初にカメラが回ったのは、
NHKドラマ「監査法人」の台本でした。
これが広告。
台本に関しては、最初に紙ベースの台本があります。粉飾のアイディアは事前にこちらで用意しました。
これを私が時間をかけて読み砕いた後、プロデューサーの方と3時間くらい打ち合わせを行います。
それを基に、作家の方に台本を直していただだくわけです。
監査法人での業務と並行して会計士協会の仕事をこなし、その後の作業なので、毎日帰宅するのが深夜でした。
一日が終わった夜、床に就くときに、
「明日の朝、生きて目が覚めるだろうか」
と毎日心配しながら寝床についていたのがこの時期。
1話作るのに、製本された台本が何冊かあるのは、
3時間ほどの打ち合わせを5~6回行って、その都度修正していただいたから。
そして最終の第1話の台本がこれ。
放映前にDVDで映像をいただいて確認します。
そして第6話で、小野寺が叫ぶわけですね。
「…俺にとってエスペランサはすべてなんだ!」
この箇所です。
エスペランサとは「希望」という意味。
この言葉を、その後の我が人生のどこかで使いたかったのですよ。
幸い秋田に移住後、当初5,300坪の原野を購入できたので、このタイミングしかないと考え、
「エスペランサ村」
と名付けたのです。
そういった深い意味があるので、先日の秋田テレビの取材では、そこのところから始めたかったのですけどね。。
NHKドラマ「監査法人」はDVDもあるし、YouTubeでもやっているそうですよ。
最近なんだか過去をふり返る投稿が多いですあぁ。