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2022年4月29日金曜日

90ヤード先の目的地

 ~山桜が見守っていた~



 昨日4月28日は「よい庭の日」だそうですね。語呂合わせそのものですが…。




 庭の新緑が見事です。



 いい季節になりました。



 さていよいよ今年も植樹開始です。一番大変そうなのは…と。

 やはりぶどうのクイーンニーナですね。


 何しろぶどうの棚がすでに組んであるので、バックホーが使えません。スコップで手掘りです。


 しかも遠い…。


 堆肥置き場から目的のピンフラッグ…じゃなかったぶどうを植える棚まで、目視で約90ヤードくらいでしょうか。


 高低差約1.5メートルの上り、風はアゲインストで風速5メートル。52度のウエッジでフルショットの距離です…。


 この条件で、運搬機は右手が不自由で使えないし、エスペランサ2号(一輪車)もこの距離で登りだと厳しいです。


 植樹を始めたころは、細長いべニア板を50枚くらい繫げて道を作り、その上を一輪車で運んでいたっけ。


 今回はバケツで運びます。


 10ℓ入りのバケツにスコップで堆肥を山盛り投入し、両手に持って運びます。

 いい運動になりますなぁ。


 植え付けが終わると水をたっぷり注入します。


 これも10ℓ入りのじょうろに水を入れ、よたよたと90ヤードを何度も往復します。


 水をたっぷり注入するのは、ポット内でぎっしり詰まっている根をほぐすためなのです。


 ひたむきな努力を、敷地内の山桜がじっと見守っていました。



 棚までたどりつくと…おお!なんということでしょう。



 アケビの花がきれいに咲いていました。


 これを見ているだけで、疲れた体に力が湧いてきます。



 空が青いなぁ。


 一方、第一アケビ園でも、バナナアケビの花が咲いていました。



 いやはや心が和みますな。


 こちらは野生のアケビ。



 この辺は環境的にアケビに適しているのでしょうね。



 さてこの後しばらく植樹が続きます。


 生活のためにお金が必要であれば本業で稼げばいいし、生イチジクが食べたければ1~2本植えるだけで十分です。


 でも、なんで700本も植えていながら、今年も66本これほど苦労しながら植える必要があるのか。


 と言われても…理由なんかないし、自分でもよくわかりません。


 でも要するに…楽しければ、満足感が得られれば、それでいいのです。



 400ヤードほど先の、直径108ミリの穴に、3回でボールを沈める…。


 早くゴルフがしたい!