アディロンダック・イングルマンスプルースとくれば、次は「シトカスプルース」です。
シカトではなくて「シトカ」。シカトという言葉は気持ちが悪いので使ったことがありません。
以前アディロンダックのことを書いた際に、「ベァクロウ(クマが爪でひっかいたような跡のある模様)」のトップは、たぶんシトカスプルースだろうと書いたこのギター
ヤイリギターの小池健司さんに確認したところ、やはりシトカでした。ピンポンです。
そして以前制作過程を投稿したこのギター
[Silent Japan] もシトカスプルースでした。
2枚目の写真のギターは、ヤイリギターの展示室に飾ってある「ライオンキング」にあこがれて制作していただいたもので、表面に軽く色を付けているので木目はわかりにくいのですが、ベアクロウの模様を除けばよく似ていますね。
サイド・バック材と違って、トップ材の区別はなかなかわからないのですが、実際に実物を比べてみることによって、何となくわかってきます。
これであと私が持ってないのは・・・「ジャーマンスプルース」ですか。むむむ・・・。
ヤイリギターの公式ブログ「46な日々」を読んでいると、ジャーマンスプルースはハカランダによく合うといいます。でもハカランダは、ワシントン条約で取引が禁止されてますけんね。
今度名古屋に行ったときにでも、ヤイリギターに行って見てきましょうか。