~種芋65本を前にして越麻呂は考えた~
黒石中学校時代の同級生から、今年も立派な長芋が届きました。
以前拙ブログにも書いた、「ただものでない長芋」です。
毎年おいしくいただいています。ありがとね!
どうやったらこんな長芋を作れるのだろうか?
その後、男鹿で農家をやっている堆肥研究家の従兄の息子さんが、長芋(食用と種芋)を届けてくれました。
こちらも立派な長芋です。
いやはや…申し訳ないです。
長芋好きの私には大変ありがたいです。
長芋が好きなので、スーパーでもよく買うのですが…
スーパーの長芋は、皮むき器で皮をむくと、「スイスイス~~イのスイッ」とむけちゃうわけですね。
ところが、いただいた長芋は
「わしら皮なんかむかれたくないケンね」
と、抵抗してくるのです。
すりおろし器ですっても、スーパーのほうはなんだか水っぽく、「あれ?もうすり終わっちゃったの」という感じですが、
いただいた長芋はどちらも
「わしら、すられたくないと言っとるがね(なぜか名古屋弁)」
と、やはり抵抗してきます。
こういう長芋を作りたかったのですよ。
何が違うのだろうか?
土か?気候か?肥料か?
自分でやってみて確認しましょう。
今年の5月、長芋づくりに挑戦しました。
バックホーで深さ1.5メートルほどの穴を掘り
立派な畝を作って長芋を頑張って50本ほど植えました。
芽が出てきたと思ったら、つるがどんどん伸びていきます。
「お~~し お~~し これでOK」
と思っていた矢先、猪に種芋は残らず掘り返され、食い尽くされてしまいました。
「茫然自失」とはこのことを言うのでしょうね。しばらくショックで立ち直れませんでした。
猪対策は思いつかないので、来年はもう長芋植えるのは止めようかと話していたのですが…
なんと! こんな立派な長芋の種芋を
65本も持ってきてくれるとは…
これを目の前にして、
「もう、長芋作らないので…」
という選択肢は、私にはありません。
うまくいけば、毎日長芋食べ放題!
ウヒャッ!
またトライします!