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2014年11月10日月曜日

恋愛

~感情やイメージの世界~

 名古屋を離れてしまったので、もう中日新聞をとることができなくなってしまいました。個人的な感想ですが、中日新聞の記事には、原発関係でもそうですが、正しいことをきちんと伝えようとする意志が明確にあり、とても常識的な新聞だと思います。どうせ新聞とるなら、こういう新聞をとりたいです。四コマ漫画の「栗の助・栗太郎」も、面白かったです。


 この地方に来てからは、どの新聞をとろうか迷いましたが、とりあえず二紙とることにしました。もうテレビはほとんど見ないため、新聞とネットは貴重な情報源です。


 先日読んだ新聞のコラムに面白い話が載っていました。三省堂から出版されている「新明解 国語辞典」の語釈で、編集者の人物像が浮かび上がってくるというものです。その例として、魚の語釈の例が掲載されていました。

 「アコウダイ」の項には「・・・顔がいかついが、うまい

 「赤貝」は「・・・肉は赤くてうまい

 「おこぜ」は「・・・不格好な顔をしているが、うまい

 と、いずれも最後に「うまい」と書いてあるといいます。辞書を調べてみたら、本当にそう書いてありました。辞書にこんな個人的な感想を書いているくらいですので、この人は本当に魚が好きなのでしょうね。


 この話を堆肥研究家にしたら、「恋愛」はもっと面白いといいます。どれどれ調べてみましょう。「新明解 国語辞典」には、次のように書かれていました。


 「特定の異性に特別の感情をいだき、高揚した気分で、二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、できるなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと」


 う~ん、「まれにかなえられて歓喜・・・」ですか。たしかにそうかも。

 まぁ、恋愛の最大公約数的な状態を言い表してはいますが、言葉で表すと、なんとあじけないのでしょう。なんだか外国語の専門用語を翻訳しているような感じですね。恋する乙女も、これでは恋愛に対するあこがれが、吹き飛んでしまうことでしょう。

 
 この人は、歓喜しちゃったのだろうか?


2014年11月7日金曜日

古材装着

~緊張の時間~
 
 村の集会所の内部造作に関する打ち合わせを行うために、建設現場に行きました。すでに現場には、塗装前ですが古材が5本ほど装着されていました。


 
 最初から古材を用いて建てるのではなくて、一通り出来上がってからの事後的な作業になり、そのためクレーンを使うことができなくて人力なので、大変だったと思います。


 造作の打ち合わせに入ろうとした時、大工さんたちの大きな掛け声が響きました。6本目の装着が始まるようです。緊張の瞬間です。


 地上1.5メートルくらいのところに板が敷いてあり、そこに大工さんたちが5~6人のって、古材を担ぎます。



 
古材を差し込む隙間をギリギリに掘ってあるのでしょう。古材の両端をほぼ同時に挿入していかなければなりません。狙いを定めて挿入します。そして挿入が始まると、大きな木槌で叩きながらはめ込んでいきます。



もう一方も同時にはめ込みます。真剣な表情でかっこいいです。


 無事装着できました。



  この間、時間にして20分くらいだったでしょうか、でも感覚的にはとても長く感じました。


 古材装着の現場を見ることができて良かったです。大工さんに対する感謝の気持ちがしみじみ湧いてきました。




2014年11月4日火曜日

移住者の夢

~自然薯に魅せられた男のその後~

 7月28日の拙ブログで、エスペランサ村の隣町に移住してきた方が、「自然薯」を作っているという話を書きました。Kさんです。

 
 そのKさんと、私にいろいろアドバイスをしてくれるGさんが、共同で「体験農園」を企画したというのでさっそく行ってきました。11月1日から三日間の開催です。参加者は、Kさんが東京で働いていたときの縁で東京から来た人、この町に移住して就農した人、今後移住を考えている人等、さまざまでした。このときのようすは地元のテレビでも放映されたようです。
 
 
 初めにGさんの「元ちゃん農園」キウイを採る作業です。Gさんが丹精して育てたみごとなキウイをもぎとっていきます。Gさんは、参加者全員に、大きな袋いっぱいのキウイをプレゼントしてくれました。
 
 
 作業の合間に、Gさんが作った特製「ブラックベリージュース」をいただきました。発酵しているようで、ジュースというよりもワインそのものでしたが、濃厚でとてもいい味です。
 
 
 先日もGさんから連絡があり、「ブラックベリーの苗を分けてあげる」というので、さっそくいただくことにします。野生のラズベリーが生息しているところがあるので、近くにたくさん植えることにしましょう。
 
 
 ブラックベリージュース(酒)のあまりのおいしさに、「おかわりください」と言いたくてたまらなかったのですが、恥ずかしいのでやめました。
 
 
 お酒をつくるには、酒税法上の許可が必要なのでしょうが、これはいけますね。ポポーを発酵させたポポー酒はどうだろうか、他の果物はどうなのだろうか、といろいろ発想は広がっていきます。何かヒントをいただいた気がしました。
 
 
 続いて「大キャベツの収穫」です。子供たちが、3人がかりでキャベツをもぎ取ろうとしていますが、なかなか採ることができません。周りから「頑張れ!」と声がかかります。私も、「そこであきらめたら、だめだケンネ」と心の中で声をかけます。見事成功しました。
 
 
 バーベキュー大会を挟んで、午後はいよいよ「自然薯掘り」です。最近「葦」ばかり掘っていたのでストレスがたまっていたのですが、今回掘るのは自然薯です。みんな我を忘れて楽しそうに、でも必死に掘っています。
 
 
 
 私も初めはクールに構えて、他の人が掘るのを黙って見ていたのですが、そのうち我慢できなくなってきました。え~い!飛び入りです。
 
 
 
 自然薯を栽培するときは、長い筒の中で成長させるようです。私が掘りだした筒は「当たり」でした。立派な自然薯です。
 
 
 ほんの30分くらいで、これだけ収穫できました。
 
 
 それにしても、自然薯に目を付けたKさんの着眼点は鋭いですね。冒頭の写真は、7月に訪れた時のものですが、今はこのようになっていました(ちょっと天気が悪かったですが)。
 
 
 Kさんは、今後の販路について「将来的には自然薯を海外にも広げたい」と言います。大きな夢を持っているようで、私も刺激を受けました。
 
 
 来年には私も「体験農園」の主催者側に回りたいのですが、まだ無理でしょうね。
 
 
 
 
 
 


2014年10月31日金曜日

エスペランサ村の千日

~道半ば 101本目~

 このブログで、「エスペランサ村」カテゴリの話題を書き始めたのが、昨年の7月12日ですので、今日で477日目です。ブログのトップ画面をよく見たら、前回の投稿がちょうど100本目でした。おお、記念すべき投稿が「葦」でしたか。


 せっかくなので、ワードにブログを写真ごとコピペして体裁を整えてみたら、約250ページになりました。結構な量ですね。


 今のところ、この途方もない物語は、「整地・開墾編」ということで、まだ開墾も終わっていない段階です。来年の春に再び堆肥を撒いたりトラクターか何かで整地してからやっと作物や果樹の苗木を植えることができるのですが、実際に収穫物を手に取ることができるのは、まだまだ先かもしれません。


 千日くらい経過してから、じっくり後ろを振り向いてみたいと思っているのですが、まだまだ道半ばです。







 




初秋










2014年10月29日水曜日

思わぬ難敵

~ほっと一息・・・始まった紅葉~


 草刈りをしていた時に大変だったのは、「葦」が生い茂っている領域でした。畑候補の「第一区画」です。葦は人の背丈くらいまで伸びていて1回では刈り払えないので、上のほうから3段階に分けて刈っていきました。


 その葦も、バックホーにかかればイチコロです。天地返しを行った後には、枯れた葦の残骸と寸断された地中の根が散乱していました。枯れ草は、地中に鋤きこむと堆肥になります。葦もそのまま土に鋤きこんでしまえ、と考えていたのですが、大きな誤りでした。


 Hさんに「葦をそのまま鋤きこんでいいですか」と尋ねたところ、「葦は刈っても根がしぶとく残っているから、来年また生えてくる」と言います。したがって、葦の根はとってしまえ」と。えっ・・・マジですか?


 葦は第一区画だけでも数千本、いやもしかしたら万単位であるのではないでしょうか。その葦の根っこを一本一本抜いていかなければなりません。途方もない作業がまた始まりました。


 呆然としていてもしようがないので、すぐに行動しましょう。一人では無理なので、堆肥研究家に応援を頼みました。堆肥研究家は、バックホーで開墾している間は自分の出番がなかったので、のんびり竹を伐ったりあちこち探検したりで、体力を持て余しています。


 さっそく葦の引き抜き作業を行います。これがイモ掘りか大根掘りだったら、さぞかし楽しいでしょう。中腰で作業を続けていると腰を痛めてしまうため、1時間やったら休憩を入れます。


 休憩中、エスペランサ村の端のほうから、建設中の村の集会所を眺めていたら、思わぬいい景色に出会いました。




 今まで作業に夢中になって気が付きませんでした。


 去年まで紅葉の時期は名古屋にいたので、このあたりの紅葉は初めてです。葦を引き抜くという面白くもなんともない作業ですが、こういう景色に出会うと、ほっとします。



2014年10月27日月曜日

やればできる

~雨との戦い~

 落合博満さんが中日の監督になった一年目、何の補強もせずに優勝しました。その時の落合監督の優勝インタビューの言葉を忘れることはできません。

 「やればできるんですよ!」

 「やればできる」。やる気がなかなか出ない子どもに対して親が言う場合は別として、本来は大変重みのある言葉だと思います。誰が見てもできない、あるいは実行するのは難しいと思われるようなことをやり遂げ、結果を出してはじめて言える言葉なのです。


 「バックホーで約4,000坪の敷地を、1カ月かけて天地返しする」という課題を目の前にしたときに、周りの人からは「ちょっとできないのではないか」「無理ではないか」と言われていたのですが、10月3日からはじめて、22日に終了しました。「やればできる」です。


 ただこの間は晴れの日が少なく、雨との戦いでした。雨が降ったから作業を中止するというやわな性格ではないので、長靴持参で朝から出かけます。休んだのは、台風の影響で風雨が強かった日だけです。この間、好きなゴルフもほとんどやりませんでした。一番いい季節なのに・・・ぐやじい!


 雨はさほど気にならなかったのですが、問題は泥でした。バックホーで天地返しした土は、柔らかくなっているので、そこに雨がしみこみます。また、長雨で水たまりができているところもあります。バックホーのキャタピラが、すっぽり泥に埋まってしまうので、バケットでがっしり大地をつかみ、アームで引っ張りながら進むことの繰り返しになります。


 Hさんは「土が泥状になってしまうと空気がしみこまないから、これ以上やらないほうがいい」と言います。レンタル期間が1カ月あるので、もったいないなぁと思いながらも、とりあえず終了。次のステップに入りましょう。


 気が付いたら、もう紅葉が始まっていました。






2014年10月24日金曜日

古材到着

~建設現場~



 バックホーで開墾が行われている傍らでは、「村の集会所」の建設も着々と進んでいます。急ぐ必要もないので、じっくり作業を行ってほしいです。年末までには終わるでしょう。


 私たちが頑張って外壁の板に塗装した「ウッドロングエコ」ですが、このようになりました。



 まだ完成前ですが、すでに何年も経過したような、古色になっています。


 先日、設計家のNさんと一緒に古材置き場に行き、どの古材を使うか選んで来ました。以前下見に行って「これはいいな」と思った古材はほとんどゲットです。全部で8本。


 この古材ですが、ようやく現場に到着しました。



 さっそくNさん並びに建設会社の社長・棟梁の方と、どのように古材を使うか、打ち合わせです。


 設計家のNさんは、頭の中に古材を使った空間のイメージができているのでしょうが、私は説明を受けてもよくわかりません。空間把握能力が欠如しているようです。そういえば、図面の展開図をみても、よくイメージがわきませんでした。私は設計家には向かないようです。


 古材の使い方はプロにお任せするとして、問題は、この大きな古材をどうやって天井まで持ち上げるかです。初めから組み込んだわけではないので、この段階ではもうクレーンは使えません。ということは人力・・・。大工さんたちには、くれぐれもけがのないように注意していただきたいです。


 翌日訪れると、古材の高圧洗浄が始まっていました。



 しばらく雨が続いていましたが、これからは当分晴れの日が続くようです。高圧洗浄が終わったら磨きに入り、そして塗装です。


 外壁の板塗りに続き、また〝お手伝いしたい〟意欲がふつふつと湧いてきます。