広い土地を目の当たりにしてしまったため、その後はどうしても4.000坪の土地の事を考えてしまいます。不動産会社の社長に相談したところ、「譲ってもいいけれど、そんなに広い土地をいったいどうするのですか」ということなのですね。
確かにそれはその通り。でも、都会のコンクリートジャングルに囲まれて生活している人にとっては、土地がいかに貴重なものであるか、小さな敷地でもいかに高価で手に入らないものであるかというのが、身に染みています。土地の取得などあきらめていました。
しかも、これだけの広さの敷地を手にする機会は、今後どんな偶然が重なったとしても、おそらく我が人生二度と訪れることはないでしょう。きっとまた、何かに導かれているのだと思います。そうであるならば、やはり無理をしてでもいくしかないでしょう。
その不動産会社は、4,000坪のほかにも、小さな道路をはさんでさらに1,000坪くらい、また、道路の向かい側にも広く土地を所有しているようでしたが、「エスペランサ村」をスタートさせるに当たっては、どうせなら広い方がいいだろうということで、結局当初考えていた4,000坪の土地に1,000坪を加え、思い切って5,000坪を譲っていただくことにしました。
追加で購入した1,000坪は、ほとんど正方形に近い台形で、しかも見晴らしがとてもいいため、ここに拠点となる建物を建築することにします。ルーセントタワーの建物面積は1,200坪くらいでしょうか。全体の総敷地面積でも14,100㎡ですので、4,270坪です。5,000坪といったら、これを一回り大きくした広さです。
これで私には、「エスペランサ農園」の経理担当常務理事というポストが待っています(冗談ですけど)。理事長は、農業に尋常ならざる志を抱き、ひたすら農民となる日に備えて日夜農業の勉強に励んでいる連れ合いに譲ってあげることにしましょう。
土地の取得はこれで一段落したため、そろそろ次の課題に取り掛かることにします。まだまだやることはたくさんあるのです。
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