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2025年12月8日月曜日

ビオレソリエス

 ~黒いダイヤ~


 移住した最初の年に植えたイチジクは18本。


 振り返ってみると、はじめのうちは野兎やカミキリムシにやられながらも必死に補修してこらえてきましたが、クマが決定的な打撃になりました。


 当時の無花果は、昨年の春までにすべて撤去してしまい、今は1本もありません。


 最初はどの品種を植えていいかわからず、カタログを見ながらいろんな品種を植えたっけ…。


 え~~と…記憶によると…


 ・ビオレソリエス

 ・カドタ

 ・エルサレム

 ・ドーフィン

 ・ホワイトゼノア

 ・日本イチジク


 だったような気がします。


 ビオレソリエスは、「黒いダイヤ」と言われているそうですね。2年くらい前に知りました。


 秋田で育てるのに成功したと、魁新聞に大きく掲載されていました…ハウス栽培でしたっけ?


 確か…1個数百円だったような気がします。


 越山農園にもあるんだけどなぁ…と思いましたけどね。


 原点に返って…

 もう一度ビオレソリエスを植えてみましょうか。

 

 ただ剪定枝がないので挿し木はできません。


 いつもの苗木販売店に5本購入予約しました。

 来年4月には届きます。


 挿し木で増やす方法を覚えたので、どんどん増やすことは可能です。


 鉢植えでもいいですけどね。


 



2025年12月3日水曜日

新たな業務を受嘱

 ~いい仕事をしたい~


 先日、秋田県内の公認会計士を対象に、仕事の公募がありました。


 なかなか難しい業務で経験が必要です。


 個人的にも仕事の内容に興味があったので、応募したらすんなり受嘱。


 秋田県内の小さな田舎町の、そのまた奥の里山に、ひっそりとたたずむ公認会計士事務所ではありますが…


 それでも大事な仕事を依頼していただけるというのはありがたいですね。


 業務日数は、単年度でおそらく120日くらいは必要になるものと思われます。


 とても一人では無理なので、監査法人勤務時代の仕事仲間である公認会計士2名に応援を依頼したところ、快く引き受けていただきました。


 少数精鋭!

 いい仕事をしたいです。


 業務開始は来年の4月以降。 

 任期は法律で最長3年間まで。


 問題は、私の執務日数である、1年で約50日分を…どうやって捻出するか…。


 悩ましい問題です。


 





2025年11月30日日曜日

最後の難関を突破せよ!

 ~挿し木の無花果をコモ囲い~



 今朝は早朝5時から部屋にもって1時間ほど仕事。


 ずっと土砂降りの雨ならば1日中仕事をするつもりでしたが、天気予報では小雨や曇りだったので急遽仕事は延期…


 今日は確か日曜日でしたね。


 仕事が詰まっているので、ここを逃すと雪の日が続き、コモ囲いができない可能性があります。


 やってしまいましょう。


 挿し木で作った無花果の苗木69本。

 ようやく落葉し、休眠状態になりました。


 毎日丹精込めて育てたので、みんな無事にここまできました。

 1本1本に愛着があります。


 さてと…最後の難関が待っています…

 秋田の過酷な冬をどう乗り切るのか。


 まずは雪の影響が比較的少ない場所を選びます。


 根が凍らないようにするのが肝心なので、地面にコモを敷きます…二重に…と。


 そして苗木をコモでぐるぐる巻きにし、ひもできっちり縛り上げます。


 風で倒れないように、みんなで寄り添うように並べていくのです。


 どうでしょうか。



 69本並べ終わったら、さらにその上にコモを立てかけていき、最後ひもを通して完成です。



 これだけやってダメだったら諦めがつくというものですが…



 来年の春には、全員元気で2年生に昇級できることでしょう。


 この勢いで、今年地植えした無花果の苗木30本もコモ囲い。


 雪の前に終わってほっとしました。


 あとはブルーベリー180本の冬対策ですが…


 雪が積もるまでになんとかしたいけど…


 間に合うだろうか。






2025年11月21日金曜日

DEEP PURPLE Ⅱ

 ~マルベリービールを作るのだ!~



 今年の6月中旬頃から、マルベリーの収穫が始まりました。


 春先の天候不順もあり、実の量はいまいちでしたが、それなりに収穫が進みます。


 7月に入るとマルベリーの樹の主枝が何カ所か折れているのに気が付きました。


 農園内のいたるところにクマの糞があります。

 クマですね。


 猟友会に頼んでクマの檻を設置してもらい、監視カメラもつけてもらったのですが、クマがしっかり映っていました。


 急遽マルベリーの収穫は中止。

 その後1か月ほどしてクマが捕獲されました。


 収穫したマルベリーは、全体の2割くらいでしょうか。

 冷凍庫に保管しておきました。


 このマルベリーの実をどうするか。



 ジャムの委託加工を行っている業者があるので、ポリスタンドパックのマルベリージャムを作ることも考えましたが…


 やはりマルベリービールにすることにしました。




 DEEP PURPLE

 飲んだ人が驚く、期待のビールです。



 先日羽後麦酒さんにもっていっていただきました。

 ラベルは今回も2種類にしましょう。



 年明けくらいには出来上がることでしょう。

 









2025年11月15日土曜日

夢のあと

 ~無花果園撤退~



 上の画像は2021年の無花果園

 植えて3~4年たったころでしょうか。


 手前には一部ポポーが映っていますが、越麻呂自慢の無花果が立派に育っていました。



 カラス対策でテグスを張ったため、カラスの被害はほとんどありません。



 膨大な量の実が付くため、


 「いったいこれだけの実をどうやって収穫したらいいのだ!」


 と、いつも茫然としていましたけどね。



 パルテールさんに無花果の販売を始めたのも、




 この頃でしたかな。



 収穫しきれずに、毎年数千個の実が樹の上で醗酵してダメになってしまい、



 それを目当てにスズメバチがたくさんやってきて、大変な思いをしながら収穫していましたなぁ。


 状況が一変したのは2年前。


 クマに無花果の成木を7本、主幹からへし折られ、ダメになってしまいました。

 

(ここからは2022年の画像)


 その後はクマとの遭遇リスクがあるため、カミキリムシ対策ができず、幼虫がどんどん無花果の主枝や主幹を食い荒らしていきます。



 昨年の秋はカミキリムシの成虫が無花果の周りを飛び交っていたので、これはまずいことになったと思っていたのですが、どうすることもできません。



 無花果の成木が枯れ始め、昨年は20本程、今年はすでに50本くらい撤去しました。



 今年は諦めてカラス対策も行わなかったのですが…


 1本の無花果の樹に7~8羽のカラスがしがみつき、無花果を貪り食っているという、衝撃的な光景を目にしました。



 まさに貪り食うという表現がぴったりの光景で、目に焼き付いています。



 別の無花果の樹では、無数のムクドリの大群が無花果を食い荒らしていました。



 たまにロケット花火を飛ばせば一時的に逃げていきますが、まぁほとんど効果はありません。



 今はクマ問題で無花果園を見に行くことすらできない状況ですが、おそらくまだ撤去しなければならない樹が10本以上あるものと思われます。



 越麻呂自慢の無花果園は、壊滅状態です。

(乾燥イチジク)



 無花果の苗木は今年30本植えました。



 挿し木で作った無花果の苗木も69本あります。




 これを現状の無花果園に植えたとしても、クマ問題が解決しない限り、また同じことの繰り返しになることでしょう。




 三方をクマエリアに囲まれている今の無花果園


 クマの出没がなくなるまで…


 無花果園からは撤退することにします。






2025年11月12日水曜日

大根と小松菜

 ~完全無農薬しかも無肥料~



 クマに襲われるリスクがとても高いところに住んでいるので、大根を収穫するのも命がけ。


 リスク対応手続が必要です。


 バックホーを畑の近くまで出動させ、エンジンをかけっぱなしにしてアームを天高く伸ばします。


 次にケートラで大根の近くまで行き、ケートラに隠れるようにして堆肥研究家が収穫。

 

 私は見回り係。


 クマのリスクマネジメントはできるのですが、ゴルフ場でコースマネジメントができないのはなぜだろうか???


 それはさておき、大根と小松菜の当面食べる分を収穫。


 大根をつかむ手に、気合が入ります。



 小松菜は、少し虫食いがありますが…



 完全無農薬の証です。


 大根も小松菜も、農薬どころか肥料すら与えていないのに、立派に育ちました。




 同じ町内の藤田牧場さんのたい肥を土代わりに使用しています。


 肥料いらずで栄養満点。


 おでんにして、熱燗でいただくことにしましょうか。


 切り干し大根も食べたいにゃんこ!






2025年11月8日土曜日

紅葉ーヤマモミジ

 ~再び過酷な日々へ心の準備~



 庭のヤマモミジが鮮やかに紅葉しています。


 紅葉狩りに出かけなくても、これを見ているだけで満足です。


 赤に



 黄色



 下の写真は、下方に写っているのが挿し木で作った無花果の苗木。



 まだ休眠状態になりません。




 今年は7月から先月まで、本業に関しては4年ぶりに穏やかな日々でしたが…


 来年からはこの時期もまた忙しくなりそうです。


 仕事の態勢を整えなければ!


 




2025年11月2日日曜日

小さな紅葉

 ~李朝箪笥の上に飾ってみた~



 秋もだいぶ深まってきましたなぁ…。



 庭では堆肥研究家が育てている盆栽が、色づき始めました。



 見事な色ですね。





 パンタジ(李朝箪笥)の上に飾ってみましょうか。



 今年の3月で、秋田県の包括外部監査人としての仕事が任期満了で終了したため、7月~10月までは、本業に関しては穏やかな日々でした。



 このままずっと…といきたいところですが、そろそろ本業回帰。



 世間は3連休ですが、私は仕事に集中しましょうか。



 昨日(土)は8月決算会社の監査クライアント先が出勤日だということで男鹿まで。



 今日と明日は顧問先の医療法人の資料作り。


 その合間を縫って、大根春菊でも収穫しましょうかな。

 農作業時期が終了すると、生活が一変するのです。


 それにしても…挿し木で作った無花果の苗木…



 そろそろ落葉してもいいころですが…



 まだ元気なんだけど…



 鉢上げした69本は、すべて順調に育っています。


 手入れが大変でしたけどね。