今日は朝から雨なので、この後仕事をして一段落したらギターでも弾いて遊びましょう。
いろんなギター材がある中で、最も優れているのはハカランダ材です。音は申し分ないし、木目の美しさもすばらしいです。
ハカランダのギターは、私にとっては、高校生時代からの憧れでした。
ところがこのハカランダ材、もう何十年も前からワシントン条約で輸出が禁じられているので、当然のことながら減る一方です。ギター材としてはますます希少になってきています。
十数年くらい前ですか、マーティン社が数少ないハカランダ材で、「D45ゴールデンエラ」というギターを販売しました。たしか300万円くらいだたったはずです。
「もう二度と手に入らないハカランダ材のギターだぞ、お金を借りても買うべきだぞ!」と私の中のギターの虫が騒ぎましたが、私は冷静でした。買いませんでした。しばらく頭の中を飛んでいましたが・・・。
このハカランダ材ですが、ギターのメーカーの在庫は当然底を突き、いい材料はなくなってしまいます。
それでもハカランダギターが世の中に出てくるのはなぜなのか?ずっと疑問に思っていたのですが、実は家具メーカーにハカランダ材が置いてあるのだそうです。
そういうことだったのか!
名古屋市内の家具メーカーにもハカランダ材が置いてあるという情報を入手したのは1年ほど前でした。なるほど、ここから仕入れればいいわけだ。
ギター用にカットされたハカランダ材は、26セットありました。
いやはやこれはすごい木目ですね。ドレッドノートがぎりぎり取れそうです。
これはサイドでしょうか。
こんなことしちゃったりして。