昨年、エスペランサ村での収穫物が、ことごとくうまくいったのには理由があります。
それは本来「企業秘密」といいたいところですが、今回特別公表することにしましょう。それは
「桜田畜産の馬糞堆肥」
です。あっ!言っちゃった。
その桜田畜産の社長が、
「馬を見に来ないか」
といいます。もちろん見に行きましょう。堆肥の製造工程を確認しに行ってきました。
堆肥には鶏糞堆肥や牛糞堆肥、それに人糞堆肥がありますが、私たちが使っているのは馬糞堆肥です。
桜田畜産では、年間4トントラックで1,000台分くらいの堆肥が採れるそうで、そのうち700台分くらいが販売されるそうです。したがって、2年物や3年物の熟成堆肥が制作されます。
昨年、我がエスペランサ村では10台分投入しました。1.4%です。初めてとしては立派なものだと思います。
馬は馬小屋にたくさん飼われていました。主に北海道から仕入れてくるそうです。人間に対してはとても愛想がよく、優しい目をしていました。
外に放牧されていた馬もたくさんいました。我々がそばに行くと、馬さんたちがみんなこっちを見ています。「なんだなんだ?」
そのうちの一頭が、堆肥研究家に近づいてきました。
堆肥研究家も必死に話しかけます。
「やぁ、こんにちは」
「馬さん、元気ですか?」
せっかく話しかけても、最初は「べ~~!」とベロを出していましたが、
そのうち鼻をなでなでされて、気持ちよさそうです。
馬さん、立派な堆肥を作ってくださいね。