日銀がマイナス金利政策をとるという記事を読んだとき、真っ先に頭の中に浮かんだのは、「退職給付債務」のことでした。私の中にもまだ会計監査人としての本能が残っていたのでしょう。
くわしい話は省略しますが、金利が低下すると「退職給付債務」というのが膨らんで、結果的に企業業績に大きな影響を及ぼしてしまうのです。毎年決算時期になると、最重要テーマの一つに挙がってきます。特に今回は大変でしょう。
そのマイナス金利による退職給付債務の会計処理について、今日の日経新聞にASBJ(企業会計基準委員会)が来週中に方針を示す旨の記事が出ていました。ASBJによると
「退職給付会計はマイナスの金利を想定してつくられておらず・・・」
ということだそうですが注目です。
それはさておき、タロニャンの話です。
テレビはあまり見ないのですが、「日本の里山」と「人生の楽園」は録画しておき、夕食後の時間があるときに見ています。
この「日本の里山」を、タロニャンがとても楽しみにしているのですよ。
はじめのうちは、テレビ画面に登場する鳥や虫たちを発見するたびに、テレビのそばに寄ってきていたのですが、そのうちどうも番組の最初のテーマソングに反応するようになったようです。
どこにいるのかわからなかったのが、番組が始まってテーマソングが流れてくるたびに、どこからともなく駆け寄ってきて、テレビをおいてある台の真正面に陣取って、見上げるようにしてみるようになりました。
キレイな風景に見とれているようです。
そして、タロニャンが特に好きなのが、鳥です。
でもタロニャンが鳥に飛びつくたびに、
ディスプレイがへこんでいるような気がします。
仕方がないので、日本の里山は、タロニャンが寝ているときにしましょう。
私のそばで、例によってひっくり返って爆睡してる隙にテレビをつけます。間もなくテーマソングが流れてきました。すると突然、タロニャンがガバッと飛び起きたではありませんか。そしてテレビのもとにダダダッと駆け寄ります。
信じがたい光景を目にしてしまいました。
ためしに翌日、同じく爆睡しているタロニャンの耳元で、私が「日本の里山」のテーマソングを口ずさみます。「たららららら~」
ガバッと飛び起きたのには、おもわず爆笑でした。