カテゴリリンク

2015年5月9日土曜日

貴重な教訓

~ラチェットレンチ~


 忙しさのあまり、じっくりブログを書いている時間がなかったので、あけび園のことが飛んでしまいました。あけび園の区画に堆肥を敷き詰めましたので、いよいよ棚作り開始です。


 といっても、棚などもちろん作ったことはありません。昨年「ゲンちゃん農園」のGさんと、「自然薯にかける夢」のKさんに教わったことを思い出しました。そうです、スマホにメモ書きしたのでした。


「単管・クランプ・自在・番線」・・・なんでしたっけ?


 こうなったら、助っ人のFさんに手伝ってもらいましょう。さっそく棚の設計時図を書いていただきました。単管は4mのものがが24本、2mのものも12本ほど必要なようです。クランプは40個、それに番線も。ネットでコメリで売っている金額を調べたところ、単管1本1,700円ほどします。うわ~高いですね。


 エスペランサ村のポリシーの一つに、「なるべく自然にあるものを利用する」「なるべくコストをかけない」というものがありあす。名古屋にいたときは、必要なものはしょうがないではないかということで、あまり気にせずコストをかけていましたが、もうそういった生活はできません。自然とともに生きるのです。


 さて、Fさんの自宅にもう使わなくなった棚があるといいます。数十個の鉢を置いてある棚で、単管を組み合わせて作ってあります。それを解体してもいいということでした。おお!そうですか。やりましょう。


 まず、単管をつないである「クランプ」を、一つ一つ外していきます。固く締められたクランプのねじを外すのに使うのが・・・え~と、なんと言いましたか・・・シメラーでもないし・・・ユルリーでもないし・・・思い出しました。「ラチェットレンチ」でした。これは便利ですね。力任せにぐりぐりねじを緩めていきます。


 と、突然単管が外れたと思ったら、が~ん!という大きな音を立てて、外れた単管の一方が落ちてきました。別の単管を握っていた私の左手の親指をかすめて、単管にぶつかったのでした。これだけ重い鉄の棒の直撃を手に受けてしまったら、間違いなく複雑骨折だったでしょう。ギターもゴルフも農業もできなかったかもしれません。


 遊び半分ではできないとう、いい教訓を得ました。