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2013年8月16日金曜日

今年の全米プロ選手権

~若者よ、頑張れ!~


 今年のゴルフの4大メジャー大会は、すべて面白かったですね。4月のマスターズでは、前年の全英オープンで最終日に信じられない逆転負けを喫したアダム・スコットが、プレイオフの末に勝利をおさめました。グリーンジャケットを着て空に向けて両手を広げていた姿が印象的でした。それにしても、アダム・スコットはかっこいいです。すっかりファンになってしまいました。

7月の全英オープンではフィル・ミケルソンが最終日に素晴らしいパットをことごとく決め、逆転勝ちです。奥さんが癌で大変なだけに、感動的でした。

そして先日の全米プロ選手権も、大変面白かったです。毎日深夜午前3時に起きて、予選ラウンドから四日間見ていました。私が注目していたのは、松山英樹石川遼です。ともに来季のアメリカツアーの出場権がかかっていました。特に松山は出場試合が6試合しかないのですが、それまでの活躍が素晴らしく、もしかしてやってくれるのではないかと期待して見ていました。

松山に関しては、面白い現象に気が付きました。全英オープンでは予選を一緒に回ったフィル・ミケルソンが優勝したのですが、次の出場試合で一緒に予選を回ったタイガーが、今度はブリジストンインビテーショナルで、61という爆発的なスコアを出して優勝してしまいます。そして全米プロ選手権、予選を一緒に回ったジェイソン・ダフナーが、二日目にメジャー大会の最少スコアタイ記録をマークし、その勢いをかって優勝してしまうのです。こんな偶然もあるのですね。

松山と一緒に回った選手が優勝するというのは、全米プロの前にアメリカでも話題になっていたみたいです。事前に予選ラウンド松山と一緒に回ることを知ったジェイソン・ダフナーも、「今度は俺が優勝する」と豪語したようで、その通り優勝してしまいました。私も予選ラウンドを見ていて、もしかしたらと思っていました。一緒に回る人が優勝するのではなくて、松山本人が早く優勝してほしいです。

松山は最終日に本領発揮し、みごと19位に食い込みました。全米オープン、全英オープンと続けてメジャートップテンに入っていましたが、今回も見事でした。これで来季のアメリカツアーの参加資格を確保。しかも日本の賞金王もあわせて取ったらかっこいいですね。

松山の師匠は、賞金を稼ぐのがプロであるのだから、テレビCMにはなるべく出さないという方針のようです。私もそれがいいと思います。石川遼は、ちょっとCMに出過ぎですね。最近ゴルフの調子が悪いようで、見ていてかわいそうなくらいだったのですが、それでもひたむきに頑張っています。日本にいてもマスコミにたたかれるだけですので、まだまだ苦しい状況には変わりありませんが、ぜひ来季のアメリカツアーのシード権を獲得してほしいものです。

日本で勝負せず、世界を股にかけて頑張れ!!


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