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2010年9月14日火曜日

今年の夏にはまいりました

~おじさんは、腰パンよりも腹パンが好き~


 今年の夏は初盆ということもあり、実家の秋田に帰って日中は毎日骨董の本を読み、夜になると名古屋から持ってきた古唐津のマイ盃で酒を飲んで、おとなしく静かに過ごしていたのです。ところが、名古屋に帰ってきたら爆発的な暑さ。これにはさすがに驚きました。


 週末は、「この暑さの中、なんでゴルフをしなければならないのだ!」といいながらも、1半回ったりして結構楽しんでいるのですが、問題はゴルフウェア。特にゴルフパンツ(この場合ズボンのことです)が汗でずぶぬれになり、毎回クリーニングに出さなければなりません。そのため痛みが早いのですね。そこで3年ぶりぐらいに新しいのを購入しようと百貨店に行ってみたのですが、3割引で売っていたため喜んで購入することにしました。ゴルフパンツの派手なのはあまり好きではないので、いつも通りの黒やベージュ系からいくつか選んで試着してみたのです。でも、はいてみるとどうもしっくりこないのですね。ずり落ちそうで。そこで店員さんに聞いてみたのですが、今のゴルフパンツは腰パンがメインなのだそうです。そういえば、若手のプロゴルファーのウェアを見ていると、脚が短く見えるのですが、ベルトの位置が腰のあたりにあるからなのですね。いつもおなかのあたりにベルトを巻いてプレイしている私としては、腰パンだとどうもゴルフに集中できそうにありません。そのあたりのことを店員さんに言ってはみたのですが、「今はこれが主流だから慣れるしかありません」と一蹴されてしまったのでした。やむを得ず色には多少妥協して腹パンを1着探し求め、もう1着は腰パンを購入しました。(でも腰パンはまだはいていませんが)


 私は普段の生活時は、ほとんどジーンズとTシャツで過ごしているため、すり減ったジーンズを取換えようと、昨年お気に入りのディーゼルブランドの結構洒落たジーンズを2本購入しました。でもこれがどうも腰パンっぽいのですね。はいていてどうも落ち着かないため、結局は以前のはき慣れたものをさらにすり減らしながらはくことになっているのです。


 流行というのは怖いもので、何か新しいものが流行りだすと、すべてそちら方面に全面的に移行してしまうのには困ったものです。日本人の持っている特性というか集団志向というか、全体主義的発想というか、乗り遅れたら怖いという心理状態が大きく働いているのでしょうか。もっとおじさんの意見も大事にして、選択に幅を持たせてほしいものです。会計に関しても最近はIFRS流行りで、セミナーだ研修だコンサルだITだと全面的にIFRS一辺倒状態ですが、日本の会計は本当にこれでいいのだろうか?


 その点、大相撲はいろいろ不祥事が重なったとはいえ、さすがに伝統を維持しているというか、相撲取り全員が腹でまわしを締めています。これでこそ日本の国技!腰フンの相撲取りなど見たくもないし、もしそんな奴が現れたら、相撲はもう見ないもんね。「ふんどしのひもを締めなおして・・・」という言葉がありますが、これも腹でひもを締めているからこそ効果があるのであって、腰でふんどしのひもを締めていたら効果もないだろうなぁ。