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2009年9月2日水曜日

そうだ!ポスターを作ろう

~名古屋は優秀なイラストレーターが多いのだ~


公認会計士協会本部も、最近広報戦略に力を入れ始めていますが、東海会だって負けてはいません。このたび、公認会計士協会東海会のポスターを制作することにしたのです。きっかけは、弁護士会さんや税理士会さん等の各士業団体が、それぞれ独自のポスターを作っているにもかかわらず、会計士協会だけがなかったからです。毎年この地区においては、名古屋自由業団体連絡協議会といって、10ある各士業団体が合同で無料よろず相談会や大規模な若手の懇親会等を行っているのですが、それぞれ業界説明用の小冊子やポスター・チラシ等を持ち寄って自らの業界のPRを行っているのです。ポスターがない我々は、なんとなく寂しい思いをしていたわけですね。


公認会計士協会が過去において、全くポスターを制作していなかったかというとそうではなくて、中地会長の頃に何種類か制作していたような気がします。記憶にあるのは「公認会計士はもっと働け」と、「あなたは公認会計士を信じますか」といった大変刺激的な表題のポスターでした。前者のときは、確か私もマネージャーで大変忙しかった頃で(今もそうですが)、これ以上どうやって働けというのだと思いましたし、後者のポスターには、公認会計士協会もけっこう大胆なポスターを作るものだと驚いたものです。


ポスターで真っ先に思い出すのは、名古屋で行われた研究大会用の金シャチポスターですが、あの時は大変だったなぁ。今回も、あのポスターに負けず劣らずのものにしたいと思っていたのですが、今回のポスターは、前回のように特定のテーマに絞ったものとは異なり、理解するのが難しいといわれている公認会計士の業界全体をイメージして制作してもらわなければならなかったため、果たしてどんなものが出来上がってくるか、多少心配なところもありました。でも、いくつかサンプルで出来上がってきたものの中には、なかなかいいイメージのものが含まれていたのです。名古屋のイラストレーターは、優秀な方が多いのだ(何しろ名古屋モード学園があるケンネ)


広報委員会で検討していただき、選ばれてきたポスターを最初に見て思ったのは、井上陽水の曲の「闇夜の国から」でした。「♪闇夜の国から二人で船を出すんだ~。海図も磁石もコンパスもない旅へと♪」。そう、公認会計士は、日本経済のさまざまな場面において、ある時は海図となりまたある時は磁石となり、そしてコンパスにもなって、経済社会を正しい方向へと導いていく使命を負っているのです。そして、ポスターの中では、その役割をイメージされている人物が登場しているのですが、それはもちろんこの人、「簿記会計の父」と呼ばれるルカ・パチョーリなのでした。


もう一度広報委員会で細部をつめ、皆さんに公開したいと思います。