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2025年10月21日火曜日

決死隊 里芋収穫!

 ~リスク対応手続ーその2~



 先日サツマイモの収穫が終了し、畑には里芋大根を残すのみとなりました。


 大根はもう少し太らせるとして…問題は里芋です。


 リスクアプローチの観点から収穫を検討しましょう。


 まずはリスクを特定します。


 リスクはもちろんクマ!


 秋田県内では、1日6人もクマに襲われる事態になっていて、私の住んでいる町でもとうとう駅前にクマが出没したようです。


 クマに襲われると、仕事や農作業どころかゴルフやギターもあきらめることになりかねません。


 リスクが高すぎる場合、リスクを許容可能な範囲まで軽減できなければ、会計監査人を辞退する…じゃなかった…里芋の収穫をあきらめるという選択肢もありうるわけですね。


 里芋は横手市山内のがおいしいと評判ですが、我が越山農園の里芋はそれ以上に美味しいのです…山内の里芋食べたことないけど…


 5月に植えた苗は7~8センチの苗でしたが、今ではもう私の背丈くらいの高さに成長しています。


 こんなに大きく生長した里芋の苗は、見たことがありません。

 さぞかし養分を吸収したことでしょう。


 ではでは…リスク対応手続を検討しましょうか。


 まずはバックホーを出動させます。

 エンジンをかけっぱにして、重低音が辺りに響き渡るようにするのです。


 次に運搬機を近くまで運びます。

 里芋は運搬機で運ぶほどの量はありませんが、ガーガーと大きなエンジン音を鳴らしておくのです。


 その間に堆肥研究家が手際よく次々と里芋を収穫。


 私は耕運機でニンニクを植える区画の準備。

 ガシャガシャ音を出し、注意深くあたりを見回しながら畝を作っていきます。


 昼食を挟んで約4時間。

 この間も、外に設置されているスピーカーから大きな音でクマに対する注意喚起の放送が流れてきます。


 急がねば! 暗くなる前に…気持ちが焦ります。


 やむをえません!


 秘奥義「限界を超えてからが勝負!」


 を久しぶりに繰り出し、里芋の収穫とニンニクを植える作業を同時に終えたのでした。



 これを仕訳しましょうか。



 これで美味しい里芋をしばらく食べることができるのですが…



 無事だったのは、単に運がいいだけだったのかもしれませんね。