~弦がかかった!~
「カキツバタのインレイを施したギターを世に送り出したい」
と思い始めてから、すでに3年くらいたったでしょうか。
この場合の「カキツバタ」は、もちろん尾形光琳の「燕子花図屏風」のカキツバタです。
インレイを制作していただくのは、加藤穂高さん。日本を代表するインレイアーティストです。
そしてギターを制作するクラフトマンは、これまた日本の第一人者小池健司さん。ますます円熟味を増しています。
私も含めさせていただければ、「3人によるプロジェクト」でした。
指板全面を使って、光琳の燕子花と黒蝶貝を施すという…
(これが黒蝶貝)
日本では前例のないインレイに仕上がったようです。
3人によるプロジェクトは、まだまだ続きます。