~イチジクー減価償却開始~
越山農園の会計帳簿には、「育成仮勘定」というとても珍しい勘定科目があります。
いわゆる一般事業会社の「建設仮勘定」にあたる科目です。
苗木代や肥料代・材料費・人件費など果樹園に投資した金額は、いったん育成仮勘定に集計します。
その後固定資産(この場合『生物』という科目)に振り替えて減価償却を行うわけです。
我が社の優秀な顧問税理士(私のことですが)が言うには、
「きちんと販売可能にならなければ減価償却できませんよ…費用収益対応の原則ですからね」
ということなのだそうです。
へ~!そうなんだ。
越山農園の売上帳によると、昨年9月12日にはイチジクで最初の売り上げが計上されています。
育成仮勘定のうち、イチジクの取得原価分だけ集計して生物勘定に振り替え、固定資産台帳に登録します。
4か月分だけ減価償却できるわけですな。
イチジクの耐用年数は…何年でしたっけ?
さて本日、12月決算会社の顧問先の方が事務所を訪れ、申告書作成に必要な帳票を一式いただくことができました。
お土産にいただいたハタハタ鮓。自家製だそうです。
とても貴重なものをありがとうございます。
ではでは、自分の会計事務所と越山農園の決算はいったん横に置いておいて、週末に申告書作成に取り掛かります。
当分休みの日はありませんが、あまり無理をしないで…夕方6時以降は
これと
これで
熱燗でもいただきますか。
それにしても、毎年冬の間だけ愛用している写真の徳利は磁器ですが、下のほうにだいぶしみが出てきました。
いい景色ですな。