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2021年7月6日火曜日

アントシアニン

 ~スーパーフルーツ マルベリー~






 果樹園を始める際、この地にどのような果樹が合うのかわからなかったので、初年度17種類の果樹を植えました。7年前です。




記念すべき最初の1本目



 ラズベリーもありましたな。ジョイゴールドです。


 現在はそれに「スグリ・クコ・ぶどう・カシクルミ・ツノハシバミ」が加わり、22種類。


 珍しいところで…クコの実です。



 最初の17種類の果樹のうち、一番最後に加えたのが「マルベリー」でした。


 カタログを見ながら、「なんか…こういうのもあるよ…一応植えてみっか」といって2本。


 イチジクは、カミキリムシ対策本部長(私のことですが)が自ら丁寧にかまってあげました。


 ポポーは「あずさ君・トーマス君・あらたさん・茜ちゃん」など、名前までつけてもらっています。


 ポポーのあずさ君です。



 それにひきかえ…マルベリーは…肥料ももらえず、剪定もしてもらえず、名前すら与えられず…単に周りの草を刈ってもらうだけ…。


 気がついたらマルベリーは、「わしら勝手に生きていきますケン会」の会長に就任していたのです。


 すまなかった!…俺が悪かった…。


 2本のマルベリーは、3年目頃から実をつけ始め、4年目にはもう採り切れないくらいの無数の実をつけ始めました。


 マルベリーはこの土地に最も適する果樹であったのです。


 ということで、マルベリーは一昨年39本追加。

 きちんと手入れをしてあげたら、3年目の今年、すごい勢いで成長しています。



 主幹はまだ細いですが、


 まだ3年ですからね。これから大木化していくことでしょう。



 2年前の7月に追加購入した2,700坪の農地には、結局マルベリーを植えることにしました。昨年怒涛の120本、そして今年もさらに10本。


 一気に越山農園の主役の座に躍り出たわけですな。


 本格的にマルベリー園として開放するまで、もう少しお待ちください。


 そのマルベリー、収穫が始まりました。



 これだけ収穫するだけで、手が紫色になります。



 原因は…アントシアニンです。


 マルベリーは、今では全国的なブームになっています。でもおそらく秋田県内で作っている果樹農家はいないのではないでしょうか。


 越山農園の特産品になることでしょう。


 誰も作っていないものを作る。


 ピンクレモネードもそうですが、特産品の要件なのです。