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2018年11月1日木曜日

人間運搬機

~雲運雨運?~


 このところずっと雨や強風でしかも気温の低い天気が続いています。


 「雨だからやらない」とか、「雨で堆肥が重くなったので運ぶのをやめる」とかいった類の生き方をしてこなかったので、雨の合間を縫って、あるいは雨の中合羽を着て、果樹の手入れは続きます。


 奥の果樹地帯は土がそれほど良くないので、来年以降のために今のうち作業をしておきます。


 まずは果樹の周り半径1~1.5mほどの円内の草を、サンカクホウで根こそぎ引っこ抜きます。さらに地中に張り巡らされている葦の根を可能な限り抜き取り、円内をこれもサンカクホウで整地します。


 その後その円内に、完熟馬糞堆肥を一輪車で山盛り4~5杯運ぶのです。かなりの重労働です。


 福岡造園さんのブログを見ていたら、雨の中の作業を「雲耕雨搬」と書いていましたが、私の場合は「雲運雨運」でしょうか………あまり面白くないですね………すみません…次いきましょうか。


 水を含んだ堆肥はとても重く、いくらゴルフの練習をしても決してまめなどできない私の手のひらに、立派なまめができています。


 雨で地面がぬかるんでいるので、やや上り坂の傾斜を重い堆肥を山盛り積んだ一輪車を押しながら登っていくのは、もう大変な作業です。腰と膝が悲鳴をあげています。


 それでもやるの?


 運搬機がほしいにゃんこ。ネットを見ていたら、電動運搬機が15万円くらいでガソリンのキャタピラタイプが20万円くらいでした。


 来年の予算に計上できないだろうか…などと考えていると、堆肥研究家がやってきました。


 「大変なことになっている!」。
 
 「えっ?何がどうした?」

 「原木なめこ、見てきてちょうだい」


 原木なめこのほだ木は、リスク管理の一環で3か所に設置しています。


 昨年からそのうちの1か所で採れ始めたのですが、もう1か所は私が教科書通りほだ木が三分の一だけ地面に埋まるように、穴をほだ木の長さに掘って設置した場所でした。


 地面に石が混じっているし、なおかつツルが地面を張っていて、掘るのに大変苦労して設置した場所でしたが、2年間全くなめこの出る気配がなかったので、昨年は見に行くことすらしませんでした。


 それが今回たまたま見に行ったところ、なめこが大発生していたのですよ。




 もしかして去年からできていたのかも。

 
 え~~ぃ!冷凍だぁ!