「せんべいプレス機にはどんなのがあるかな?」などとネットで調べて、ふと顔をあげると、目の前には干し柿がありました。第一回目につるした柿です。
外から見ると、こんな感じ。
エスペランサ村にはもともと柿の木が1本ありました。
なかなか色っぽいカキの木で、毎年きれいに周りの草を刈ってあげて、堆肥をきちんと与えているので、今年もとてもいい実がなりました。
そして二回目の皮むきです。
これも干し柿にしましょう。全部で約500個。手の皮もむけてしまいそうです。
もちろん生柿用も。こちらは収穫した日付をつけておきます。
「柿のヘタ」に焼酎をつけると、とても甘いカキになります。なぜでしょうね。「柿のヘタ」・・・一瞬骨董茶碗を思い出しましたが、また病気が始まるので頭から消し去ったほうがいいですね。
一昨年仮住まいの家に住んでいた時、軒下に干し柿をつるしていたのですが、その後冷蔵庫に保管しておいてしばらくするとびっくり。白くなっています。
何も知らない私は、「わぁ~~!カビが生えてしまった」と慌てたのですが、これはカビではなくて、糖分が白く浮き上がってきたものだそうです。
そう思うとなんだかとても趣のある干し柿に思え、「淡雪」と名付けました。
エスペランサ村ブランド第一号でした。とてもおいしいです。
そして昨年。エスペランサ村の敷地内の柿のほかに、Fさんの実家からも柿を採らせていただいて、大量に干し柿をつるしたのですが、気温が下がらずしかも秋の長雨にたたられて、残念ながら「淡雪」にはなりませんでした。
さて今年はどうでしょう。天気を見ながら、翌日晴れて気温が低いと思われる日を狙って柿をむきました。今年は初雪も降り、昨年より寒いです。
きっといい「淡雪」になるでしょう。