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2016年6月9日木曜日

カミキリムシとの闘い

~いよいよ真剣勝負!~

 最近、新しい顧問先が2件増えました。いずれも若い経営者です。

 一つは秋田市内にある会社で、今後大きく事業展開していく計画です。消費税には細心の注意が必要ですね。

 もう一方は、エスペランサ村のある町に、新規に立ち上げた農業法人です。こちらの代表理事は20歳代で、ほかの経営者たちも若いです。東京の人たちといろいろ企画しているようですね。


 農業法人は2社目ですが、1社目の代表も30歳代です。ラジオに出演したり、あるいは造り酒屋と組んで、酒米を育ててお酒を造るという、こちらも面白い企画があるようです。

 新聞等によると、農業は高齢化が進み、将来大変だとよく言いますが、こういった若い経営者がどんどん出てきて大規模化し、いろいろアイディアを駆使していけば、農業の将来は明るいでしょう。彼らを見ていると、そう思えてきます。



 そういえば、農業法人との打ち合わせに参加していた役場の方が、エスペランサ村の果樹に興味をお持ちのようでした。

 「この町の特産品になりそうな果樹は、なにかないでしょうか」

 といいます。「ポポー」「イチジク」はどうでしょうか。


 そのイチジクです。

 由利本荘のイチジクが「北限のイチジク」なら、エスペランサ村はそれより北なので、私は「北北限のイチジク」を目指しているのですよ。生で食べたいのです。

 イチジクを栽培する前に、

 「この辺りにイチジクを作っても、どうせカミキリムシにやられるから、やめたほうがいい」

 と、この辺りでイチジクを栽培していた人たちから言われていました。

 私は何の根拠もなく、単に名古屋に住んでいた時のように、 

 「生でイチジクを食べた~い」

 の一心で、昨年試しに数種類のイチジクの棒苗を18本植えたのでした。そして今年も別の品種を7本。

 カミキリムシといっても「やってみなければわからないでしょ」と、いつもの私。

 そして注意して見回りいたにもかかわらず、以前拙ブログにも書いたように、真上からカミキリムシに浸食されたのでした。「真上から来るとは・・・」気が付きませんでした。


 カミキリムシにやられたイチジクは、幸い被害がひどくなる前に気が付いたおかげで、根こそぎやられた1本を除き、まだ元気です。


 すべてのイチジクを、とりあえず真上から5㎝~30㎝を切り落とし、JAの方に教えていただいて、トップジェントMペーストでふさぎました。そして、開けられた穴には、カミキリムシの幼虫対策用に購入した園芸用キンチョールを注入して、応急措置を施したのは、拙ブログにも書いたとおりです。


 問題は、この後どうするかです。

 JAがいうには、

 「カミキリムシの対策はない」のです。

 「カミキリムシを見つけたら捕殺し、穴があけれれていたら園芸用キンチョールを噴霧する以外に、対策はない」

 と言うのですよ。そして、

 「有効な対策があったら、教えてほしいくらいだ」

 とまで何度も言い切りました。う~ん、んだすきゃ(そうですか)?


 なるほど、この辺りでのイチジク栽培が、ことごとくカミキリムシにやられっぱなしなので、そういうことなのでしょうね。

 では、せっかく私が購入したイチジクの棒苗24本は、どうなるのよ・・・。


 ちょっと長くなったので、続きは明日。