7月中旬、捨てられる寸前の子ネコがいるということで、急遽引き取ることになりました。顔中目ヤニと鼻水だらけの痩せた子ネコでしたが、猫風邪治療後は、食欲旺盛でどんどん大きくなってしまいました。最近は、お気に入りの場所に収まらなくなってきています。
「いいじゃん、どこにいようが、わしの勝手でしょ!」
去勢手術を終え、5種混合ワクチンを2回接種し、トンビやカラスにさらわれない重さになり、キツネやアナグマにも対抗できる大きさになった10月半ば、いよいよ屋外解禁。
連日、ハナちゃんと一緒に敷地内を駆け巡っています。
2~3時間すると、家に戻ってくるのですが、自分で戸を開け閉めすることはできません(屋内の引き戸は自在に開けています)。いつもは堆肥研究家が戸を開けてあげるのですが、戻ってきても堆肥研究家がいないことに気が付いたようです。
「あにゃっ!空いてにゃい・・・困ったにゃ~。」
外はもうだいぶ寒くなってきました。中へ入れなかったらどうしよう。
「もしかして誰もいにゃい?そんなバカにゃ・・・」
仕方がない、もう一回りしてくることにするか。「がくっ!」
ネコも大変なのだ。
*もちろん、このシーンのあと、私がにゃんタロウを呼び戻して家に入れてあげました。