~失敗から学ぶ~
枝豆の第一弾「超早生」は、残念ながら失敗でした。8月の初めには、「枝豆にビールそれに串カツ」の黄金の三点セットを楽しめると夢見ていたのですが、その夢はもろくも崩れ去ったのでした。
そうであるならば、さっそく第二弾といきましょう。8月中旬には何とか間に合わせなければなりません。さっそく次の2種類をポットの土に埋め込みます。
第一弾は、外へ出すタイミングを誤ってしまったので、第二弾は「最初から外で育てる」という方針です。エスペランサ村の理事会でそう決まったのです。
タネを入れてしばらくは、日中でも光が入らないよう、遮光シートをかけておきます。5日間ほどたってから毎日のように、「さてさて、どうだどうだ」と網を開けて覗いてみるのですが、なかなか芽がでてきません。おお、やっと出てきたかと思っても、なかなか成長しません。成長しないどころか、黒くしみがついたようになっています。
どうやら、朝晩の気温の低さが原因だと思われます。結局発芽率自体も、30%ほどしかありませんでした。またしても失敗です。
でも、こんなところでへこんではいられません。「あきらめが悪いのも才能のうち」です。失敗を糧にして、さらにステップアップしましょう。第三弾に挑戦です。
第三弾は過去の反省にかんがみ、「発芽するまでは土縁に置いておき、発芽したら外へ出す」という、練りに練った作戦です。使用する土も、ちょっと高いですが、「タキイ種苗」が開発したものを使うことにしました。エスペランサ村の常務理事会でそう決まったのです。
予定通り三日ほどで発芽したので、外に出します。朝晩は土縁に戻そうかとも思ったのですが、過保護はいけません。それに気温もだいぶ高くなってきました。これなら大丈夫でしょう。
しばらくすると、ポットの中で葉がきれいに成長してきました。それでも畑に植えることができるのは、7割くらいでしょうか。でも今回は、120本ほど植えることができました。
同じ方法でもう一回やってみます。N設計事務所の奥さまからいただいた豆を使いました。発芽率は90%以上で、大成功です。
問題は、植える畝のスペースが、なくなりつつあることです。