~なんと、もやしに・・・~
畑で野菜を育てる場合、素人は「タネからではなく、苗から植えなさい」と言われます。初心者で何もわからない私たちは、言われた通り苗を買ってきて植えました。枝豆以外は。
今回、枝豆は、タネから挑戦することにしました。なぜか・・・、何も知らない私は、なんとなく「枝豆はタネからやるのだろうな」と漠然と考えていたから・・・です。そう思ってしまっていたので、仕方がありません。タネからやってみましょう。
枝豆のタネは7種類、農協にそれぞれ二袋ずつ注文していました。一袋がどれだけの量なのか全く見当もつかなかったのですが、結果的には適量だったようです。しかも、それぞれ収穫時期が異なるので、うまくいけば長期間枝豆を楽しむことができます。
以前拙ブログに冗談半分で、エスペランサ村で収穫される枝豆に「んだまめ」と名付けたいと書いたところ、「それはおもしろい」という意見が名古屋や秋田から聞こえてきたので、「んだまめ」と名付けることにしました。
最初の豆は「超早生」です。幸い村の集会所には「土縁」があります。ここは温度を一定に保つことができるし、窓のブラインドで光の量を調整できます。発芽させるには絶好の場所です。
ポットに土を入れ、枝豆のタネを埋めて発芽するのを待ちます。通常は発芽するまで1週間以上かかるらしいのですが、土縁は環境がいいのか、ほんの三日で発芽しました。
「やったぁぁぁ!」と喜んで、そのまましばらく土縁に置いていたのですが、苗はどんどんひょひょろと成長していきます。外へ出すタイミングを計りかねていたところ、まるでもやしのように細長く伸びた苗は、その後「くたっ」と萎れてしまいました。
うわっ、これでは使えません。結局「超早生」の枝豆の種で、畑に植えることができたのは、無理やり植えたのも含めて十数本でしょうか、歩留まり率約10%でした。
第一弾は失敗に終わったのでした。