~「赤なまはげ」の家~
スギちゃんたち一行は、午後2時にやってきました。スギちゃん、元祖爆笑王、マネージャー、西方設計、カメラマン、プロデューサーほか10名です。今回の番組の「特別ゲスト」2名(私たちのことですが)を含め、総勢12名で撮影開始です。
タレントの方々というのは、撮影にあたっては相当神経を使うでしょうから、テレビ画面で見る姿とは違って、普段はピリピリしているのではないかと思っていたのですが、お二人はとても気さくに私たちと接してくれました。
30年ほど前、「日活」の監査で調布撮影所を訪れたときに「渡哲也」と遭遇し、彼のファンだったアシスタントの女性に頼まれてサインをもらおうと近寄ったら、軽くあしらわれたことがありました。その時は、峯竜太が
「ちょっと今機嫌悪いから、俺が代わりにサインしてあげるな」
といって、色紙にサインしてくれたのでした。峯竜太はとてもいい人です。30年たった今でも、その色紙は私のところにあります・・・話がそれましたね。
撮影はまず庭から始まり、その後は「村の集会所」の中です。12名と撮影機材が入るので、50坪の平屋の家でも、中はかなり狭く感じます。撮影現場を見ていると、もう7年も前になりますか、NHKドラマ「監査法人」を制作したときのことを思い出しました。
(写真は、番組の収録状況を許可を得て撮らせていただいたもので、ブログへの掲載も了解済みです)
西方設計のK子さんの案内で、リビング・和室・個室・・・と順番に部屋の中の撮影が行われていきました。K子さんはテレビカメラを前にしても、なんら物怖じすることなく、冷静にスギちゃんたちの質問に答えていきます。さすが専門家ですね。みなさん頭の回転が速く、いろんな話のネタが、次々に出てきます。面白いです。
スギちゃんは、私の部屋に置いてあったギターに興味を持ったようです。詳しくは番組で。
最後にスギちゃん、爆笑王、それに私と堆肥研究家の4人で、テレビカメラの前でいろいろ話しをします。私がテレビカメラを前に話をするのはこれが3回目です。
人前で話をするのには慣れていますが、新聞や雑誌のインタビューと違って、テレビというのはやはり独特の緊張感がありますね。
今回制作した分の放映時間は5分だそうですが、結局収録が終わったのは夕方5時でした。撮影に要した時間は3時間です。この番組が秋田杉のPRになるとうれしいです。
ところで、村の集会所で使った秋田杉は「赤なまはげ」といいます。秋田県の人は「こまち」に頼りすぎだと以前にも拙ブログに書いたことがあるのですが、秋田杉が「スギこまち」や「赤こまち」では困りますから。
その点「なまはげ」はいいですね。
「ワイルドだすべ!」