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2015年5月13日水曜日

アケビの苗植え

~育てよ!あけび~



 「あけび園」の棚が完成したので、いよいよ苗植えの作業に入ります。楽しい瞬間です。でもその前にやることがあるのです。「穴掘り」です。トホホホ・・・。


 あけびの苗が元気に育つたえには、やはり環境を整えてあげなければなりません。野生のあけびもありますが、ここは果樹園なのです。


 穴の大きさは、直径50センチ深さ50センチです。アケビの苗は20本あるので、計算上は直径50センチの穴を10m掘るイメージでしょうか・・・あまり考えないようにしましょう。


 20本ある苗を、一本一本ていねいに植える場所に置いていきます。





 植え残しがないか、間隔は大丈夫か、堆肥研究家のチェックが入ります。



 アケビは同一種類だけでは実をつけません。混植する必要があります。植える順番にも気を使っているようです。


 掘り出した土に「苦土石灰」をかけ「溶リン」をまきます。これで土壌改良するのです。



 掘った穴の中にはバケツで2~3杯の堆肥を入れ、その上に「腐葉土」を重ねます。そしてあけびの苗をそっと植え、根のあたりに掘り出した土をかぶせるのです。根があまり深くならないよう気を付けます。植えた苗に水をやって出来上がりです。


 きれいに植えることができました。


 実をつけるまでには3年くらいかかるかもしれませんが、元気に育ってほしいものです。