~育てよ!あけび~
「あけび園」の棚が完成したので、いよいよ苗植えの作業に入ります。楽しい瞬間です。でもその前にやることがあるのです。「穴掘り」です。トホホホ・・・。
あけびの苗が元気に育つたえには、やはり環境を整えてあげなければなりません。野生のあけびもありますが、ここは果樹園なのです。
穴の大きさは、直径50センチ深さ50センチです。アケビの苗は20本あるので、計算上は直径50センチの穴を10m掘るイメージでしょうか・・・あまり考えないようにしましょう。
20本ある苗を、一本一本ていねいに植える場所に置いていきます。
植え残しがないか、間隔は大丈夫か、堆肥研究家のチェックが入ります。
アケビは同一種類だけでは実をつけません。混植する必要があります。植える順番にも気を使っているようです。
掘り出した土に「苦土石灰」をかけ「溶リン」をまきます。これで土壌改良するのです。
掘った穴の中にはバケツで2~3杯の堆肥を入れ、その上に「腐葉土」を重ねます。そしてあけびの苗をそっと植え、根のあたりに掘り出した土をかぶせるのです。根があまり深くならないよう気を付けます。植えた苗に水をやって出来上がりです。
きれいに植えることができました。
実をつけるまでには3年くらいかかるかもしれませんが、元気に育ってほしいものです。