~必殺バケツ攻撃さく裂~
タキイ種苗とJAに果樹の苗を100本ほど頼んでいたのですが、最初に届いたのは「あけびの苗」でした。まだ私が名古屋へ行く前のことで、水菜土農園さんにトラクターで土を掘り起こしてもらう前でした。
どうしたらいいのか途方に暮れて、とりあえず苗を仮植えしていたのですが、苗がどんどん大きくなっていきます。うわ~、のんびり考えている暇はありません。まずはやってみましょう。
あけびの苗は、ただ穴を掘って植えればいいというわけにはいきません。きちんと棚を作ってあげる必要があります。でもその前にとりあえず堆肥をまいてあげましょう。
畑の区画には、堆肥を20トンほど投入して三段重ねに敷き詰めたのですが、
果樹の場合はとりあえず植える場所を特定し、果樹一本につきバケツで10杯ほど堆肥を小山のように積み上げていました。
これだけでも結構大変な作業です。
ところが「あけび命」の堆肥研究家は、あけびの区画全体に堆肥を敷き詰めるのだといいます。また根気と体力のいる作業がはじまりました。幸い堆肥はまだ30トンほど山積みになって残っています。
堆肥のある場所からあけび園まで、1枚3メートルほどある板を10枚くらい連ねて、エスペランサ2号(一輪車)が通る道を作ります。この板は村の集会所を作った際に、余った板として大工さんからいただいたものでした。とても役に立っています。
私は100円ショップのダイソーに出かけてバケツを買いに行きます。一番容量の多い10ℓ入りのバケツを6個調達してきました。
スコップでバケツに堆肥を入れ、両手に抱えて運びます。
ふ~~まだまだです。
でも、一日がかりでやっと出来上がりました。
次はいよいよあけびの棚作りです。