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2014年9月21日日曜日

上棟式

~進む集会所の建設~



 私と堆肥研究家が板塗りや草刈りに夢中になっている間も、エスペランサ村では集会所の建築が進んでいます。建築着工のときには名古屋にいたため、地鎮祭を行うことができませんでした。残念です。したがって、「上棟式」は是が非でも行わなければなりません。


 「上棟式」というのは、柱が立ちあがって、大工さんが「さぁこれから」という時に行うものだと思っていたのですが、私が板塗りを行っている間に、柱がもう立ち上がっていました。屋根もどんどんできてきます。


 はて?またしてもタイミングを逸してしまったのだろうかと心配になったのですが、上棟式というのは、屋根が板でおおわれて、雨が降っても中が濡れなくなった段階で行うのだそうです。安心しました。
 
 
 この上棟式の準備がまた大変でした。なにしろはじめてのことなので、どうやったらいいのか、何を用意したらいいのか、まったくわかりません。また、この地方独特のしきたりもあるようです。近所の住人にいろいろ教えていただき、建築会社の方と相談し、ネットでいろいろ調べ、あたふた駆けずりまわっている間に、当日を迎えてしまいました。
 
 
 上棟式の中盤、神主さんの大きな発声に続いて、棟梁が「お~っ!!」と声を張り上げ、金槌で板を思い切り叩きます。それを3回繰り返しました。すごい迫力です。
 
 
 
 そして上棟式も無事終了。〝施主の挨拶〟を考えていたのですが、残念ながら出番はありませんでした。がくっ!。
 
 
 お供え物は、神主さんが持っていくものと思っていたのですが、「鯛を持って行きなさい」と言われました。地元で今朝あがったばかりの大きな真鯛です。
 
 
 「持っていきなさい」と言われても・・・と思ったのですが、「必殺魚調理人」としての血が騒ぎます。持ち帰って自宅で三枚に下ろし、刺身にして半分を仮住まいの大家さんに贈りました。残りの半分は自分用です。自分でさばいた鯛の刺身を肴に、とっておきのお酒「〆張鶴金ラベル」で一杯やります。
 
 
 ひと山越えました。