カテゴリリンク

2014年5月19日月曜日

Yさんの建物

~施主と設計家と工務店のトライアングル体制~

 都会から移住してきて、今ではレストランを経営しているYさんのところでいろいろお話を伺ってきた話は、拙ブログにも書いたとおりですが、さらにGさんを交えて話をした際に、レストランの建物の話も出ました。ちなみにGさんは、インテリア関係の会社も経営しています。


 このレストランは、平屋で天井が高く、気密性に優れています。また、珪藻土の壁の色といい柱の色といい、我々の思い描いていたイメージにかなり近いと感じました。そこで、設計家の方のお名前をお聞きしてみたところ、Sさんという方でした。


 私たちが依頼している設計家のNさんは、「高気密高断熱」では日本の第一人者ですが、NさんはSさんの師匠にあたる方なのだそうです。うわっ、世の中やっぱり、狭いですね。


 さっそく建物の建築に至るまでのお話も伺うことにしました。

 
 そこでの話の中で面白かったのは、珪藻土の塗り壁の話でした。壁は、塗り壁にこだわったようですが、クロス張りにくらべてずっと高くつきます。Yさんは自分のレストランにより愛着を持てるようにするという意味も込めて、ご自身で壁塗りをしようとしたらしいのです。しかし、工務店の方に、「施主様の安全を考えると、それだけはやめてください」と説得されたとのことでした。


 名古屋に戻って、改めてYさんのブログを読んでみたのですが、事前にかなり詳細な計画というか工程表を作成されていて、しかも着実に実行しています。


 私はというと・・・計画性がないというか・・・行き当たりばったりというか・・・思いつきというか・・・。でも、その都度いろんな予想もしなかったようなハプニングがあるので楽しいです。「オレ流」でやることにしましょう。