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2014年2月7日金曜日

イノベーターかダースベーダーか

~公認会計士の農業経営~

プロの農家の方々から、いろんな課題を提示されたわけですが、できることから一つ一つこつこつとつぶしていかなければなりません。もともと周りから「無理だ」とか「やめた方がいい」とか「できるはずはない」と言われたことを実行するというのは楽しいものです。周りが反対すればするほど、やってみる価値があると思っているのです。

 
 公認会計士という職業は、会計に関してはプロですので、会計指導業務を行います。また、批判的機能を発揮して、監査業務も行います。経営コンサルタントとして、経営者に対して経営に関するアドバイスを行っている人もいるでしょう。でも、実際に経営を行うとなると、話は別です。公認会計士が優秀な経営者であるといった事例には、あまりおめにかかったことはありません。。


 農業に関してはどうでしょうか。農業も兼業農家が大部分でしょうし、個人事業主による小規模経営が中心というよりも、そもそも経営といったレベルに達していないケースが多いのではないかと思います。

 農業関係の本をいろいろ読んでみると、退職後に趣味的に始めたという家庭菜園派も多いようですが、中には大規模経営にチャレンジしている人も、徐々にではありますが現われてきたようです。でもまだまだ少数派で、これからでしょう。「公認会計士が農業の経営に挑戦する」というのは、新しい試みとして面白いのではないでしょうか。

 ということで、

 「私は農業関係のイノベーターを目指すのだ」

 と高らかに宣言します。すると隣では堆肥研究家が

 「イノベーターって何?インベーダーなら知ってるけど」

 と言うではありませんか。
 
  
 「インベーダーではなくてイノベーター!またはインキュベーターともいう」と私。

 「インケンベーター?」

 「わしのどこがインケンなのだ!」

 「じゃぁ、ダースベーダー!


 
 ったく、付き合っていられないのである。