あまり知られていない曲かもしれませんが、村下孝蔵の曲の中に、私の大好きな曲があります。「この国に生まれてよかった」という曲です。曲の出だしを少し。
「♪春夏秋冬 繰り返す 季節を着替えながら
花に埋もれて 月を待ち 鳥を追いかけ
睦月 如月 弥生 卯月 朝から夕べへと
雪と舞い遊び 雨にぬれ 雲をたどり
・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
日本という国は、昔から四季をはっきり感じることのできる国であると言われてきました。でも、最近はどうも様子が変です。猛暑が終わって、やっと秋が訪れたと思ったら、あっという間に寒い冬になってしまいます。また、寒い冬が過ぎ去り、やっと春が来たと思えば、すぐに暑苦しい夏がやってきます。要するに夏冬が長く、過ごしやすい春秋が短くなってしまったようですね。
エスペランサ村を最初に訪れたのは7月でした。毎日30℃以上の日々が続いていたのですが、湿気はあまりなく、蒸し暑さは感じませんでした。次に訪れたのは9月下旬から10月初めにかけてでしたが、このブログの「エスぺランサ村を少しだけ」と「野鳥の来る村」の中で、何枚か写真で紹介したように、からっと晴れた大変過ごしやすい日々を経験しました。そしていよいよ冬です。
エスペランサ村に雪が降り始めます。
そして梅並木堆肥研究家は、雪がうれしいのでしょうか。
村の前の道路は、雪が多い時には大型の除雪車が来るそうですので、ひとまず安心です。ただこれだけ広いと、村の中の除雪はたぶんできないでしょう。せめて建物の周りの雪かき用に、除雪機を購入しなければならないでしょうね。
雪の生活を経験したことのない人たちからすると、なんて大変なんだろうと思うかもしれませんが、冬には冬用の遊び方・暮らし方があるし、何よりも四季の移ろいを感じることができるというのは、それはそれでちょっとした「心の贅沢」だと思っているのです。